さて、軽井沢2日目は、午前中から旧軽井沢でショッピング。そして午後は、塩沢にある「エルツおもちゃ博物館」と「軽井沢絵本の森美術館」に行ってきました。
まずはおもちゃの博物館から見学。
「エルツおもちゃ博物館」では、ドイツのエルツ地方の代表的な工芸品である木工おもちゃを展示しています。有名なものは「くるみ割り人形」。チャイコフスキーのバレエ音楽にも登場しますね。また、お香をくべて口から煙を出して、見て楽しみ、香りを楽しむ「パイプ人形」もよく知られています。暫し、かわいいおもちゃたちに囲まれて、物語の世界に入ったような気分を味わいました。
私は以前ドイツで開かれた音楽祭で演奏した帰りにハイデルベルグと言う町に立ち寄り、かわいいパイプ人形とお香をお土産に買っていったら、お香を趣味にしている知り合いに随分と喜ばれました。でも、日本で売られているパイプ人形は数字が一桁違うので、びっくり。
その後、道の向かい側にある「軽井沢絵本の森美術館」へ。美術館はムーゼの森の中に静かに佇んでいます。こちらは絵本のお店。
「軽井沢絵本の森美術館」には世界の絵本たちが収蔵されています。どの国の絵本も子供達に寄せる温かな想いが伝わって、私も童心に戻って、懐かしい絵本を手にとって読んできました。
そして夜は、小曽根真さんと野尻雅弘さんのジャズナイトへ。小曽根さんの演奏を拝聴するのは2回目。一度目はジャズ・ビブラフォーン奏者のゲイリー・バートン氏とのデュオでした。この時は、小曽根さんのピアノも素晴らしかったけど、ゲイリー・バートンのテクニックにびびって声も出なかった(笑)
即興は、何が起るかわからないスリリングさがあって、だからこそ素晴らしい瞬間に出会えるので、ドキドキします。この日も刺激的な即興で、すごく楽しかった♪ 当日は曲目が配られなかったので、MCによる曲説明だったのですが、私の席の辺りは、声がホールをサラウンドして響きすぎているのか、内容が聞き取り難く残念。でも、コンサート時間は2時間半の大サービスで、アンコールもしっかり聴けて大満足でした。
1日目はマリンバ、2日目はジャズと、久しぶりに音楽の栄養が体中に行き渡った2日間でした♪