『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』
『るろうに剣心』実写劇場版の第2・第3作の両作品、劇場公開初日に観に行ってきたのですが、
遅れながらレビューを記事にさせて頂きます。
【ストーリー】
かつて人斬り抜刀斎と呼ばれた伝説の人斬り、緋村剣心。
刀を置き、平穏な生活を送る剣心は、ある日、剣心から影の人斬り役を引き継いだ志々雄真実が京都で暗躍していることを知る。
政府が派遣した討伐隊は志々雄を前に成すすべがなく、最後の望みとして剣心に白羽の矢が立つ。志々雄の野心を阻止すべく、剣心は京都へ向かう。
この作品は両作品とも映画館で鑑賞しました。
結論から言わせて頂くと、もうメチャメチャに面白かったであります。
日本でもこう言うパワーのある娯楽大作がつくれるんだなぁ~と感心させられました。
ちなみに私はコミック原作のファンでありまして、特に今回の『京都編』は大好きであります。
え~と、この京都編は劇場アニメで80分前編・後編で、リメイクされているんだよネ~
アニメで言うと話数的に30本あるぐらいの?長編ドラマを2本の映画に纏めるのは所詮無理な話。
結果的に「なんでわざわざリメイクしたの?」的な、残念な仕上がりになってしまったんだけど...トホホ~(涙)
はい!
その点で言うと、この劇場版の2本は上手く話を纏めましたネ~
前編の『京都大火編』はほぼ原作のまんま、後編の『伝説の最期編』は正直オリジナル要素の部分が少なからずチープに感じてしまうのだが、
原作を知らない人ならば、全く違和感なく楽しめる作品になっているのではないのかな?
もちろん、不評もあるみたいです...特に今回の『伝説の最期編』。
●福山師匠の奥義修行のシーンが無駄に長い。
●蒼紫を無理やり登場させているのでキチガイになってしまっている。
●志々雄真実の部下“十本刀”の存在意味がない。
●宗次郎と安慈の扱いに納得がいかない。
↑うんうん、確かに文句の付けどころは色々あるのですが、それを上回る魅力のある作品になっているんだなぁ~♪
ぶっちゃけ~
この日本刀を使ったサムライ・チャンバラアクションは観ていてメチャメチャ面白いんだよネ~♪
何だろうネ、このテンションの上がる感覚は?
そう、『酔拳』や『笑拳』の頃のジャッキー映画を観ているかのような気分です。
これはやっぱり~、『るろうに剣心』のデタラメ明治時代劇が本当にあったかのような世界観をつくり出し、
香港カンフーアクションでもなく、普通のチャンバラでもない、新感覚チャンバラアクションの斬新さに魅せられたからなのでありましょう。
原作を知っている人なら観ていて分かると思うんですが、原作にあった飛天御剣流の剣技(必殺技)を実写で再現しているのも見どころの1つとなっています。
一度に9つの斬撃を食らわせる“九頭龍閃”や(連続技になってたけど)、飛天御剣流奥義の最神速の抜刀術“天翔龍閃”の再現など見事だと思いますよ~。
蒼紫の“回転剣舞六連(3連ぐらいになってたかな?)”や、宗次朗の“縮地”、志々雄真実の“紅蓮腕”など再現されております。
やっぱりネ~、今回の『京都大火編』『伝説の最期編』には明確な敵キャラと言いましょうか...ボスキャラがいるのが面白いんだよネ~
それが藤原竜也が演じる“志々雄真実”なのである。
↑明治政府打倒と日本征服をもくろむ一大兵団「志々雄一派」の指導者で、引退した抜刀斉(剣心)から暗殺稼業を引き継いだが政府に裏切られ焼かれ殺されかけた過去を持つ。
映画史に残るともいえる志々雄真実の派手なバトルシーン!
いやっ!『伝説の最期編』のツマラナイ一部のオリジナル要素を差し引いても、お釣りが10万円ほど来るぐらい凄いバトルになっていると思います。
監督はよくこれだけのアクションシーンを撮ることができたネ~と感心させるぐらい、観ていてメチャメチャ面白い!
志々雄真実が鬼のように強いんだよ~、映像的にも最強!なんで燃えるのか説明はなかったけど(原作にはトリックともいえる説明があります。)炎を巻き起こす無限刃の焔霊(ほむらだま)。
原作では目くらまし程度な扱いの印象が強かったのだが、実写にすると恐るべき映像的インパクトの強い攻撃技になっております。スンゲェ~!!
基本、映画版の志々雄真実って、キャプテン・アメリカ並みの腕力・耐久力を持っているんだよなっ。
(これなら、炎に焼かれても死ななかった不死身さが理解できます。この火傷の後遺症の発汗作用停止による発熱作用で超人化している解釈でイイ~んだよネ?(^_^;))
藤原竜也の迫力の演技も相まって、この敵ボスキャラのインパクトの強さって、
ここ十数年の洋画を含むすべてのアクション映画の中で類を見ない強烈なキャラになっていると思います。
また、この最終決戦の時間が良い意味で長い!
予告編で流れてたからネタバレにならんだろうけど、剣心・斉藤・蒼紫・左之助の4対1で戦う戦闘が非常にスピーディーで血沸き肉踊らせるのよ~
私は思わずジャッキー映画『プロジェクトA』のラスボス・海賊の親分を思い出しました。
こんなに面白いチャンバラ映画は観たことがない!
え~とっ...今回の私のレビュー、あんまりストーリ面の話がないでありましょう?
これは決して、ストーリーが空っぽと言う訳ではなく、あまりにもの映像的アクションの見せ場が凄かったことを意味しています。
冒頭でも言いましたが、これだけのアクションを全面に出し尽くし、派手に過激に大いに楽しませてくれる邦画が今迄あったでしょうか?
確かに所々にチープな演出も見え隠れもしますが、チャンバラアクション的には世界最高峰の作品だと言い切れる作品になっています。
こんな素晴らしいサムライ・チャンバラ映画が、これで終わりになるのは勿体ないたらありゃ~しない!
『人誅編』『追憶編』も引き続き映画化されるのを希望致します...原作に拘らず派手な展開にすればイイ~のかと?
(私的には『星霜編』はパラレルワールド的存在だと思っています。なので実写化は興味なしナリ~。)
『京都大火編』『伝説の最期編』の2作を纏めてレビューしましたので、雑な内容になりましたが、
いやっ、なかなか面白い映画を観させて頂きました。 映画は辞めれないで御座るよ~♪
『るろうに剣心』実写劇場版の第2・第3作の両作品、劇場公開初日に観に行ってきたのですが、
遅れながらレビューを記事にさせて頂きます。
【ストーリー】
かつて人斬り抜刀斎と呼ばれた伝説の人斬り、緋村剣心。
刀を置き、平穏な生活を送る剣心は、ある日、剣心から影の人斬り役を引き継いだ志々雄真実が京都で暗躍していることを知る。
政府が派遣した討伐隊は志々雄を前に成すすべがなく、最後の望みとして剣心に白羽の矢が立つ。志々雄の野心を阻止すべく、剣心は京都へ向かう。
この作品は両作品とも映画館で鑑賞しました。
結論から言わせて頂くと、もうメチャメチャに面白かったであります。
日本でもこう言うパワーのある娯楽大作がつくれるんだなぁ~と感心させられました。
ちなみに私はコミック原作のファンでありまして、特に今回の『京都編』は大好きであります。
え~と、この京都編は劇場アニメで80分前編・後編で、リメイクされているんだよネ~
アニメで言うと話数的に30本あるぐらいの?長編ドラマを2本の映画に纏めるのは所詮無理な話。
結果的に「なんでわざわざリメイクしたの?」的な、残念な仕上がりになってしまったんだけど...トホホ~(涙)
はい!
その点で言うと、この劇場版の2本は上手く話を纏めましたネ~
前編の『京都大火編』はほぼ原作のまんま、後編の『伝説の最期編』は正直オリジナル要素の部分が少なからずチープに感じてしまうのだが、
原作を知らない人ならば、全く違和感なく楽しめる作品になっているのではないのかな?
もちろん、不評もあるみたいです...特に今回の『伝説の最期編』。
●福山師匠の奥義修行のシーンが無駄に長い。
●蒼紫を無理やり登場させているのでキチガイになってしまっている。
●志々雄真実の部下“十本刀”の存在意味がない。
●宗次郎と安慈の扱いに納得がいかない。
↑うんうん、確かに文句の付けどころは色々あるのですが、それを上回る魅力のある作品になっているんだなぁ~♪
ぶっちゃけ~
この日本刀を使ったサムライ・チャンバラアクションは観ていてメチャメチャ面白いんだよネ~♪
何だろうネ、このテンションの上がる感覚は?
そう、『酔拳』や『笑拳』の頃のジャッキー映画を観ているかのような気分です。
これはやっぱり~、『るろうに剣心』のデタラメ明治時代劇が本当にあったかのような世界観をつくり出し、
香港カンフーアクションでもなく、普通のチャンバラでもない、新感覚チャンバラアクションの斬新さに魅せられたからなのでありましょう。
原作を知っている人なら観ていて分かると思うんですが、原作にあった飛天御剣流の剣技(必殺技)を実写で再現しているのも見どころの1つとなっています。
一度に9つの斬撃を食らわせる“九頭龍閃”や(連続技になってたけど)、飛天御剣流奥義の最神速の抜刀術“天翔龍閃”の再現など見事だと思いますよ~。
蒼紫の“回転剣舞六連(3連ぐらいになってたかな?)”や、宗次朗の“縮地”、志々雄真実の“紅蓮腕”など再現されております。
やっぱりネ~、今回の『京都大火編』『伝説の最期編』には明確な敵キャラと言いましょうか...ボスキャラがいるのが面白いんだよネ~
それが藤原竜也が演じる“志々雄真実”なのである。
↑明治政府打倒と日本征服をもくろむ一大兵団「志々雄一派」の指導者で、引退した抜刀斉(剣心)から暗殺稼業を引き継いだが政府に裏切られ焼かれ殺されかけた過去を持つ。
映画史に残るともいえる志々雄真実の派手なバトルシーン!
いやっ!『伝説の最期編』のツマラナイ一部のオリジナル要素を差し引いても、お釣りが10万円ほど来るぐらい凄いバトルになっていると思います。
監督はよくこれだけのアクションシーンを撮ることができたネ~と感心させるぐらい、観ていてメチャメチャ面白い!
志々雄真実が鬼のように強いんだよ~、映像的にも最強!なんで燃えるのか説明はなかったけど(原作にはトリックともいえる説明があります。)炎を巻き起こす無限刃の焔霊(ほむらだま)。
原作では目くらまし程度な扱いの印象が強かったのだが、実写にすると恐るべき映像的インパクトの強い攻撃技になっております。スンゲェ~!!
基本、映画版の志々雄真実って、キャプテン・アメリカ並みの腕力・耐久力を持っているんだよなっ。
(これなら、炎に焼かれても死ななかった不死身さが理解できます。この火傷の後遺症の発汗作用停止による発熱作用で超人化している解釈でイイ~んだよネ?(^_^;))
藤原竜也の迫力の演技も相まって、この敵ボスキャラのインパクトの強さって、
ここ十数年の洋画を含むすべてのアクション映画の中で類を見ない強烈なキャラになっていると思います。
また、この最終決戦の時間が良い意味で長い!
予告編で流れてたからネタバレにならんだろうけど、剣心・斉藤・蒼紫・左之助の4対1で戦う戦闘が非常にスピーディーで血沸き肉踊らせるのよ~
私は思わずジャッキー映画『プロジェクトA』のラスボス・海賊の親分を思い出しました。
こんなに面白いチャンバラ映画は観たことがない!
え~とっ...今回の私のレビュー、あんまりストーリ面の話がないでありましょう?
これは決して、ストーリーが空っぽと言う訳ではなく、あまりにもの映像的アクションの見せ場が凄かったことを意味しています。
冒頭でも言いましたが、これだけのアクションを全面に出し尽くし、派手に過激に大いに楽しませてくれる邦画が今迄あったでしょうか?
確かに所々にチープな演出も見え隠れもしますが、チャンバラアクション的には世界最高峰の作品だと言い切れる作品になっています。
こんな素晴らしいサムライ・チャンバラ映画が、これで終わりになるのは勿体ないたらありゃ~しない!
『人誅編』『追憶編』も引き続き映画化されるのを希望致します...原作に拘らず派手な展開にすればイイ~のかと?
(私的には『星霜編』はパラレルワールド的存在だと思っています。なので実写化は興味なしナリ~。)
『京都大火編』『伝説の最期編』の2作を纏めてレビューしましたので、雑な内容になりましたが、
いやっ、なかなか面白い映画を観させて頂きました。 映画は辞めれないで御座るよ~♪