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金曜ロードSHOW!『八日目の蝉』

2012-06-24 | 映画(邦)を熱く語る
金曜ロードSHOW!『八日目の蝉』


【ストーリー】
今日まで母親だと思っていた人が、自分を誘拐した犯人だった。
1985年に起こったある誘拐事件―。

この作品は、地上波で鑑賞しました。


本来なら、この手の話の邦画は観ないんですが...出演している女優陣がチョー大好き♪ & 私の親父の田舎が小豆島と言うこともあり?
今回、“金曜ロードSHOW!”で放送するので、鑑賞に至りました。

優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした。
もうこの↑言葉だけで、この映画の重さを語っていますよネ~?

不倫の相手の子供を身ごもった“希和子(永作博美)”は、中絶することにより子が産めない体になり絶望する。
同時期に男の妻が女の子を出産したことを知り、夫婦の留守宅に忍び込み、赤子を誘拐し逃亡する。


いや~、やっぱ~他人の子供を誘拐しちゃ~ダメっしょ~?
根本的には浮気相手の旦那が、原因になるんだろうけど...全ての同じケースが、相手の子を誘拐するかと言えば?フツー誘拐しないよネ~
(コレだから私は、ややこしい~関係の恋愛は嫌いなのよ~...しみじみ。)


映画の話の見せ方は、誘拐した偽の母“永作博美”の4年間の逃亡子育て生活と、
保護された後、本当の両親と馴染めず、歪んだ状態で年頃に育った娘“恵理菜(井上真央)”の 過去現在 の2つの時間軸が、
同時進行で進んでいくと言う見せ方をしております。

↑娘の“井上真央”は、誘拐されていた4年間の逃亡生活をほとんど覚えていません。
まだ幼かったからなのか?
おそらく、保護後に実の母からの“永作博美(旦那の浮気相手)”の悪人としての刷り込みが原因となっているのだろうけど...
(実際に常識的には、犯人たる“永作博美”を恨むはなぁ~)
実際、この4年間の生活には非常に色濃い“永作博美”からの母の愛があったことが、
より悲劇&哀しいドラマになっているんだと思います。

どうなんだろうなぁ~
実際、こう環境で育った人って大人になったときに、
常識的には自分を誘拐した悪い犯人なんだけど~、思い出の中で“母”だったと容認できるのであろうか?
そう言う疑問を上手く映像化できた作品なんだよネ~

根本的に、出演している女優陣の演技がメチャメチャ上手い!

“永作博美”が演技が上手いってのは、既に存じるところなのだが...
意外だったのが、“安藤千草”役を演じる“小池栄子”が、活気でボインの彼女とは正反対の役柄を演じているのに脅かされました。
(役では、さらしを巻いているのかも?) ←何処を見てるんだい?
いや~でも、“井上真央”ちゃんは、イイ~女優になりましたネ~♪


ちなみにタイトルの『八日目の蝉』の意味なんですが...
蝉は地上に出て7日で死ぬ生き物です。でも、稀に8日目も生きる蝉がいるとのことです。
ドラマの中では...「ほかの蝉が見られなかったものを見られる」という話をしていましたが、話の見方によって色んな意味合いが取れるんですよ~
色々深く考えてしまいます。。。
そう言うポイントが、この作品が評価されたところなんだろうなぁ~と思いました。

↑このシーンも泣けますよネ~(涙)
(今度、田舎に帰ったら、この店探して見よ~♪)


話は ビミョーにズレますが...3か月ほど前だったかな?
田舎の小豆島に帰ったときに、港の福田港に“永作博美”“井上真央”“小池栄子”のサイン色紙が飾られているのを見て、妙にハイテンションになってしまいました~(笑)
(もう1人、男性俳優のサインがあったんだけど...誰だったけ?) ←写真を撮っとけば良かったよ~
知っている風景が映画に登場するのは、なかなか面白いですネ~

そうそう~
このテレビで放送された金曜ロードSHOW!『八日目の蝉』は、色々カットされているみたいで?
映画版とは少し印象が変わった感想になるのかも知れません。
(ドラマ版の方も、かなり評価が良いみたいですネ~)

私的には本来、この手のシリアスな邦画は好みではないんですが、非常に感動と言うか?心考えさせられる素晴らしい評価になりました。
これは...ブルーレイソフトを購入しなければ! ←ブルーレイソフト・マニアです♪

↑Amaで調べてみたら...¥4,548 ? 高(たか)っ!
(なんで邦画は、こんなに高いの?)
ブルーレイソフトのレンタルもしていないみたいだしぃ~(汗)
中古で¥3,000になったら購入しようかと思います。
んで...早速、購入しました♪
『八日目の蝉』のブルーレイソフト 画質評価 ←クリック!


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