メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

浪花家総本店のたいやき

2010年01月09日 | メガヒヨの愉快な食生活
フランス大使館を後にしたメガヒヨ。
その次の目的地は麻布十番商店街。
途中迷いつつも、いろんな国の大使館を眺めながら楽しくお散歩した。
そしてたどり着いた目当てのお店はココ。



浪花家総本店
『およげ!たいやきくん』のモデルになったお店。
ジャケットに描かれた「店のおじさん」はここのオーナーそっくり!


およげ!たいやきくん(DVD付)
高田ひろお,前田利博,佐瀬寿一
PONYCANYON INC.(PC)(M)

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メガヒヨ母はここのたいやきが大好物なので、お土産に買って帰るのだ。
一匹ずつ焼く調理法は「天然モノ」と呼ばれ、浪花家さんはこれにあてはまる。
ちなみに大きい金型で一度にたくさん焼くのは「養殖モノ」と呼ばれるという話。

休日は一時間待ちはざらなのだけど、電話で予約をしておいたのですぐに持ち帰ることが出来た。
せっかくなので自宅へ持ち帰る分に加えて、その場で食べる分もお願いした。
焼き立ては皮はカリカリ、中のあんこは熱々!!
甘さも上品で、東京にまで来て買う価値があるな~としみじみ思った。

自分家用と姉家用のほかほかの鯛焼きを抱えてメガヒヨは帰宅の途へ。
おフランス大使館も楽しかったけど、結局はたいやきが主役の一日なのであった。

展覧会『NO MAN'S LAND』 @フランス大使館

2010年01月09日 | 国内エンタメ
本日メガヒヨはおフランス大使館に行ってきた。
間もなく取り壊される旧庁舎が、近代アートの展覧会場として一般公開されているのだ。

大使館の建物に入れるチャンスなんて滅多にない。
職業柄たいへん興味をそそられたメガヒヨは、この話を聞いてすぐ行くことを決めた。

そして現地について一言。
「大使館がエラいことになっている…」

近代アートと聞いて覚悟はしていたけれど、豪快に色塗りされている。
事務所として使われていた場所で芸術が爆発していた。




このようなバックヤードでさえ容赦はない。





実はメガヒヨ、前衛的アートってよく分からない。
アーティストの方々が意図する深い意味を見出すのはほぼ不可能。

でも中でもこれとこれは好きになれたかも。

トリコロールに塗られたお部屋。
中央のオブジェはフランスパンである。




バスケットのゴールにめがけて投げられた、ボールがプリントされた紙。




でもメガヒヨがここに来た大きな目的は、大使館の建物を拝見すること。
展示室の一つだった大使のお部屋に入れたことは貴重な経験だった。
まずドアからして違う。
近年は映画くらいでしか見られないクッション仕様のドア。
絨毯も足が沈み、2Fのその部屋は屋上庭園に続くようになっていた。
この場所から50年代のエグゼな雰囲気を感じることが出来た。

 

本来の目的を達したので、カフェで軽食を取ることに。
中庭を眺めながらカンパーニュ・パテのサンドイッチをいただく。
ピクルスもたっぷり入っていて美味しかった。



帰りがけにふと見るとゲスト参加コーナーが有った。
みんな自分の足跡を残している。
メガヒヨも描いてみた。

 

本来なら描いちゃいけない場所に描くのは、ちょっと楽しい行為だった。
きっと参加アーティストの皆さんも、楽しんで作品を制作されたに違いない。

この『NO MAN'S LAND』は1月31日まで開催されている。
入場も無料なので、お近くの方は足を運ばれるのもいいかも。

ところでこの旧大使館。展覧会後は壊されてマンションになるとの話。
おフランスはその敷地を、日本の不動産会社に50年の期限で貸し出したのだ。
見返りに、その会社は隣地に新しい大使館庁舎を無料で建てたとのこと。



メガヒヨはその知恵に感服すると共に、日本も議員宿舎なんて作らないでこういう土地活用をするべきだと思ったのであった。