メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

徹底図解 人体のからくり

2011年07月09日 | メガヒヨの日々つれづれ
それはメガヒヨ16歳のときのこと。

全身麻酔を施す手術を受けたことがあった。
術後はかなりの苦痛を伴い、くじけそうになった。
しかしその時、痛みにのたうつ自分の体を、内側から冷静に観察することに目覚めてしまった。

それ以来。
体はどちら様からかの借り物であり、意識とは切り離されるものと勝手に解釈して生きてきた。

さてそれから時は経ち、メガヒヨも人間ドックの補助金がいただけるような年齢になった。

借り物だと意識しつつも、酷使してきたこの体。
きちんとメンテナンスしてあげねばなるまい。

まずは人体の仕組みをおさらいしてみようと、こんな本を買ってみた。


徹底図解 人体のからくり (宝島社文庫)
クリエーター情報なし
宝島社


本の冒頭はフルカラーで、体の解剖図が描かれている。
手足は筋肉の解剖図になってるよ。
ストレッチするときに見ると便利だね。

本章は内臓ひとつひとつの説明書。
よく勉強している方には物足りないかも知れないけれど、メガヒヨにはとても読み応えがあった。

とくに心を打たれたのは肝臓と腎臓だった。


肝臓は栄養分の分解と合成を数千種類も行い、それらを貯蔵。
また有害物質の分解と胆汁の生産なども一挙に行っている。
1分間に約1リットルもの血液が運び込まれ、それらを粛々と処理する。

メガヒヨは肝臓には本当にお世話になりっぱなし。
ほぼ毎晩の様に体に取り入れられるワインや日本酒、ビールなどを、次の日の朝までには

アルコール→アセトアルデヒド→酢酸→水と二酸化炭素

といった手順で分解してくれる。
メガヒヨが酔いつぶれてグーグー寝てても、文句も言わずに働いてくれているのだ。
感謝この上ない。
大事にする意味でも、週2回の休肝日はちゃんと取らなきゃね。


そして腎臓。
心臓から送り出された血液の約四分の一はここに送り込まれる。
その量は肝臓と同じく、1分間に約1リットル。
余分な水分・塩分・老廃物が取り除かれ、尿として排出される。
また腎臓では体を弱アルカリ性に保つ調節も行われている。

さらに血圧を上げたり下げたりする役割も果たしている。
送られてくる血液量の増減に応じて、レニン、プロスタグランジン、カリクレインなどの酵素を分泌する。

因数分解も出来ないメガヒヨ。その体内においてはこの様な制御が行われて、命が保たれているのだ。

こんな重要な臓器だから、万一に備えて二つも揃えているんだね。
いくらi-padが欲しくても、こりゃあ売っちゃだめだよ。


メガヒヨがアイロン掛けが嫌でウダウダしていても、内臓ちゃん達は健気にその役割を果たしている。
10分ごろ寝している間にも、心臓は約50リットルの血液を体内に送り続けているのだものね。

せめてこれを書き終わったら、するべき仕事は済ませなきゃ。
中の人として恥ずかしくない様に生きたいと思う次第なのであった。



メガヒヨ、アイロンのスイッチを点けるまで

2011年07月09日 | メガヒヨの日々つれづれ
メガヒヨはアイロン掛けが苦手である。
洗濯物を洗ったり、干したり、たたんだりするのは好きなのに、アイロン掛けは嫌いなのである。

だからって毎日着たものをクリーニング店にすべて持ち込む様な経済力は無いし、
アイロン掛けしなくて済むような服で会社に行くわけにもいかない。

そんな訳で週に一回しぶしぶとアイロン台に向かうわけであるが、アイロンならぬ自分にスイッチがつくまでが非常に長い。
一週間分のたまった洋服に着手するのは至難の業だ。

いや。アイロン掛けを一週間ため込むのが問題ありなんだけどね。


ちなみに今。
メガヒヨの目の前には、一週間で済まず、二週間ため込んだアイロン待ちの服が積み上がっている。
さすがにこれを何とかしないと、来週会社に着ていく服が無くなってしまう。
とはいえ、やっぱりしんどい。
てな訳で、パソコンに向かい現実逃れしているのであった。