メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ in SPAIN 6 《セゴビア中編》

2011年09月04日 | メガヒヨのホリデイ


水道橋の両先端を確かめていたら、時間はお昼になっていた!

セゴビアの名物は子豚の丸焼き。
生まれて間もないブーちゃんをこんがり焼いて、そのやわらかい身を骨ごとお皿でさくさく割いて
サーブするって料理。

滅多に食べられない料理だからどうしようかな~と思いつつ、
自分的には丸焼きの許容って、お魚か鶏までなんだよな~と迷う。

結局、あまりお腹が空いていないので今回はパスすることにした。
シェアする相手がいれば良かったんだけどね!


商店街にあった日本製電器屋さん。
原発事故もあったし、メイドインジャパンはえんがちょされているんじゃないかと心配したけれど、
お客さんがいっぱい入ってたので安心した。


12世紀建立にてセゴビア最古であるサン・ミリャン教会。
入口は厳重に鍵がかけられ、人の気配がしなかった。
ミサの時だけ、一般に開放されるらしい。
中に入れなくて残念!


ではカテドラルに向かってセルバンテス通りを歩くよ。


オサレな建物が多いのでまったく退屈しない。


これはガイドブックにも載っている「棘の家」。
写真では分かりにくいが、壁一面が尖った石で覆われている。
だけどこの程度のとんがりでは却って不法侵入の足がかりになるのでは…と心配してしまった(笑)


通りは棘の家あたりを境にしてフアン・ブラボ通りと名前が変わる。
これはサン・マルティン教会。


カテドラルがだんだん見えてきた!


14世紀着工、18世紀竣工のカテドラル。
優美なたたずまいから「大聖堂の貴婦人」と呼ばれる。

拝観料3ユーロを支払い、中へ。
礼拝堂内は撮影禁止。

中はそれなりに良かったんだけど、なにせ前日にトレドを観てしまったので少々物足りない感じも…。
聖歌隊席の彫刻などの調度品が全然違うものね。
もしトレドとセゴビア両方への旅行を計画されている方がいらしたら、迷わずセゴビア、トレドの順で訪問するのを勧めたい。


しかし建物そのものは本当に優雅で美しい!!
光が差し込む回廊にて。


回廊の柱の間から鐘楼を望む。


回廊の端にたたずむ小さいチャペル。


やっぱりスペインは回廊(クロイスター)がいいなぁ。

 
回廊からパティオを覗く。
そうそう。ここも美術館は併設されてるよ。
トレドのカテドラルほどの規模じゃないけれど。

 
カテドラルを出て、マヨール広場の青空市をぶらぶら。
お花屋さんだの、八百屋さんだの、洋品店さんだの、地元の方々向けのものでいっぱい。
そういえばセゴビアではあまりお土産屋さんって見なかったな~。


最後の目的地、アルカサルに向かう途中にあるサン・エステバン教会。
ここも内部の見学は不可。


高さ53mを誇るこの鐘楼。
スペインの中では「塔の女王」と呼ばれているそうだ。
一般公開されていたら登ってみたかったな。