NEWSIESが終わった後はホテルに戻ったメガヒヨ。
簡単な食事を済ませ、あるものを作っていた。
この日はNickくんの誕生日だけど、Nick姉さんも同じ日にご生誕されている。
ささやかながら、Tony先生に作ったものの妹版をプレゼントに作ってみた。
時間が差し迫っていたので、出発直前に複雑な上半身部分を作り上げ、後は機内、ホテルでひたすらスカート部分を編んだ。
気持ち的にはもう二段くらいスカートを編みあげたかったけれど、あえなくタイムアップ
それでもNick姉さんが喜んで下さったから嬉しかった。
当日の席はこんな感じ。
最初はE110とE112にLittle Sisterさんと並んでいたのだけれど、D列通路側が空いていたので幕間に移動してしまった。
そちらの方が見やすいというのもあったのだけれど、E118にいらした日本語以外の言葉を話す東アジアの方のマナーが余りにも悪すぎて耐えかねたのだ。
空席が近くにあって本当に助かった。
ところでこの日はちょうどTONY賞の授賞式。
聞いた話ではこの時間に上演しているのは、このショーだけとのこと。
そりゃあ劇場好きは、授賞式会場には行かずともテレビで中継にかじりついているものね。
前述したけれど、この日のTick/Mitzi役のWill Swenson氏は、奥様(当時はフィアンセ)のAudra McDonald様のエスコートで休演されていた。
彼女はほぼ確定されていたミュージカル主演女優賞のトロフィーを受け取りに行ったのだ。
ちなみにTick/Mitzi役のアンダースタディは3名いる。
Gavin LodgeさんとEric Schiottoさん、そしてAdam/Feliciaのアンダーも兼ねているBryan Westくん。
その中でもGavinさんは、Mitziの代役を数多くこなしている。
普段はアンサンブルの大人組で、♪Hot Stuffのシーンでは「ここにはビールしかないよ、可愛い子ちゃん。」のセリフのお兄さん。
ちなみにこの方はBernadette役のアンダーにも名前が入っている。
Tony先生はずっと皆勤賞だったので、代役の方々は日の目を見ることは無かったけどね。
当日のTick/Mitzi役を務めたのは、Eric Sciottoさん。
この方は決して小柄ではないのだけれど、長身のTony先生とマッチョのNickくんに挟まれるとエラく可愛らしく見えてしまった。
もちろん、可愛いのは事実。
Will氏より数歳若くて30代半ばなのだけれど、かなりのジャニーズ系童顔。
女装も難なく似合う。
Will氏による『観客のS心を刺激する、罰ゲーム営業おかま的な役作り』も最高なのだけど、Ericさんの方がドラァグ・クィーンとしてはリアル感があった。
Tick/Mitziのパパとしての顔は二人ともいい勝負。
Will氏もEricさんも私生活では二人のお子さんのパパ。(あ、WillはAudra様との結婚で三人になったね。)
子役ともいいコンビネーションだった。
それでも歌唱力ではMitziの本役であるWill氏に敵うものなしだけどね。
♪True Colors以降はこれといったソロがなく、待ってましたの見せどころである♪MacArthur Park。
Will氏はご自慢のバリトン・ヴォイスをパレス劇場狭しと響かせる。
回転するPRISCILLA号の先頭に乗る彼の周りは、まるで星がきらめいている様
一方、Dance CaptainであるEricさん。
Dance Captainとは、プロダクションのダンス部門の管理職。
振付師から作品の一切の振付を引き継ぎ、維持するのがお仕事。
アンダースタディなど役者の個性・能力などに応じ、振付をアレンジする権限も持つことも。
…この方、Will氏とはかなーり違う振付で踊っていたように記憶している。
多分、オリジナルの3倍位は体を動かしていたのではないだろうか。
きっとアンダースタディである自分向けにアレンジしたのだろうなぁ。
すばしっこく動いていて愛嬌があったので、これはこれでいいなと思った。
Will氏が同じ振付で踊っていたら違う感想を持つけど(笑)
さらにPRISCILLA号に乗ったときにはノリが最高潮で、バレリーナがリフトされているかの様なポーズを取っていた。
そんな彼の周囲はハートが飛び散っているかに見えた
そんなこんなで、キャストが違うとまた新しい面が見えてくるPRISCILLA。
この日のStage Doorでは大勢のキャストの方々と2shotを撮らせていただいた。
2代目Jimmy役のAnthony Wayneくん。
Singer属性のようなので、次回は是非歌をじっくり聴きたいな。
2代目Bob役のAdam LeFvreさん。
Tony先生いわく、サンタクロースみたいな方。まさにその通り
DivaのLisa Howardさん。
Spelling Beeでおなじみ。
この方の主演の新作ミュージカル、B'way入りしてほしいなぁ!
おなじくDivaのJacqueline B. Arnoldさん。
♪It's Raining Menや♪I Will Surviveなどでセンター。
この方の声はやみつきになる。
こちらもDivaのAnastacia McCleskeyさん。
♪I Say a Little Prayerの歌声は、日本人にはとうていマネできないよね。
Tony先生とNick姉さんと3shot♪
そしてそして。
Priscilla観劇8回目にしてやっとバレリーナ役のKyleくんとお話することが出来た。
作っていったカードを渡したら喜んでくれて、ハグしてもらっちゃった
(この写真はLittle Sisterさんご提供)
メガヒヨ、どさくさにまぎれて手つきがセクハラってる
本日お誕生日当日のNickくん。
日本から預かってきたバースデイカードを渡したら喜んでくれた!!
またもやセクハラっているメガヒヨ
そんなこんなで、Nickくんのお誕生日のステージドアはかつてない程に楽しかったのであった。
(Nickくんにとっては災難だってば)