命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

石の上にも三年と言われる訳

2017年01月14日 13時44分10秒 | 命光不動尊のお言葉

本日、四家供養に来られた信者さんにお話しさせていただきました事をご紹介します。

 

「石の上にも三年」というコトワザが有ります。

 

これは

冷たい石の上でも三年も座りつづけていれば暖まってくる、

がまん強く辛抱すれば必ず成功することの喩えとしてみなさんよくご存知ですね。

 

何事も成功しない人は、直ぐに自分に合わないから、

思っていたことと違うからという理由で止めてしまいがちですが、

どのような修行でも勉強でも千日(三年)かかって自分の物(体得)になります。  

 

三年は約千日余りです。天台宗や真言修験道には

千日回峰行と言う修行が有るのをご存知だと思いますが、

千日続けることの厳しさと尊さがお解りになるでしょう。

 

当山の山主も40年程前、滝谷不動尊明王寺において

千日の滝行を行ない修験道の得度を許され、

その後、

高野山真言宗宝亀院において出家得度、

受戒・加行を約3年かけ成満し僧侶に成りました。

やはり三年(千日)と言う期間は、とても大事な意味があるのですね。 

 

当山の四家供養はどの方にも最低三年は続けて頂くようにご指導しております。

ご先祖様達の作った業(ごう)をはかすには、

毎日ご供養を続けても三年が一区切りとなっております。

三年が過ぎてようやくご先祖様にお力がついてきます。

 

今日来られた信者さんも四家先祖供養を始められて丁度三年が経つのですが、

結婚して十数年子供ができなかったお兄様にお子さんを授かったと

嬉しいお知らせを頂きました。


家が繁栄するためには、供養は必須です。

先祖供養も続けることでその家が繁栄するのですね。

ご先祖在っての自分です。

南無、合掌