僕のお父さん(山主)は、毎朝、お風呂に入り身体の頭から足の先まで綺麗に洗っている。
正しくは、毎朝、いつ死んでもいいように自分で湯灌(ゆかん)をしているそうや。
お父さんの覚悟やな。
湯灌(ゆかん)とは、亡くなられた人が死出の旅に立つ前に身体を清めるために、
身体をきれいにする事です。
それから、365日かかさずに毎日続けている冷水をばさばさとかぶり、水修行をしている。
この、ばさ、ばさの音が聞こえたら、お家のどこに居ても浴室に急行する、
、お父さんが浴室から出て来るのを待つことにしているんや。
浴室から出てきた、お父さんは身体を拭いたあと、
千の身体も拭いてくれる。
これがとても気持ち良くて毎朝の楽しみなんだ!。
急にカメラを向けられてビックリしたで!!。
男前(おとこまえ)やろ。
ぼくちゃんの毛並に、みんなは、ほれぼれするで。
お寺にお参りに来やはる信者さん、すぐ、ぼくちゃんを、
抱きたがるねん。もててかなわんわ。
ほなな 千