貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

二分の七五日分の寿命延ばし?

2018-07-01 08:53:45 | 日記
二分の七五日分の寿命延ばし?

平成30年7月1日(日)

 文月到来!

 6月下旬は,初もの尽くし。

 胡瓜にトマト、モロヘイヤ等

夏野菜から始まり・・・・。

 昨日は,無花果「ドルフィン」の

初収穫。





 ちょっと早いのだが、取りあえず

鳥より先に!

 冷蔵庫で冷やし、まず仏様に。

 そして、戴いた。

 ほの甘く、若々しい食感。

 赤紫の皮の近辺は,無花果の甘さ!

 西を向き,にこやかに!

 次の収穫は,少しはじけてから・・・。

 数年前に,近所の方から取り立ての

無花果の味が忘れられず、ドルフィンと

もう一種類2本の無花果の木を定植。

 初物である。

 アダムとイブの時代から無花果の木は、

逢ったという樹木というのもいい。



 家内と半分こしたから、

二分の七五日分の寿命延ばしかな。

 ついでに,

「初物を食べると、75日長生きする」

という言い伝え。

 遡ること,江戸時代。

 死刑囚に対する町奉行の最後の温情。

「食べたいものがあれば、何でも与えてやる。」

という決まりがあったそう。

 少しでも長くと,知恵のある死刑囚が、

その時期にないものを食べたいと申し出た。

それで、75日生き延びたという話から来たそう。

 一年中求めればある今の時代では

考えられないこと。

 良き温情だ。

 これは数日前の夕方の初物。

月と雲の織りなす見事な天画!







 すぐ家内を呼んだ。

 絵も描きたいという衝動だけが

テンションをあげた!?