貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

後の世を聞くも牛伏?

2018-10-18 10:38:37 | 日記

後の世を聞くも牛伏?

平成30年10月18日(木)

 今朝は秩父の横瀬町へ。

第7番札所、秩父札所中で最大と

言われる本堂を参拝。

 法長寺!

法長禅寺など彫られた山門の

 左右の石も,形も珍しい!

 これが、平賀源内が設計し、

欄間の著国もしたといわれる

本堂。

 大寺院の風格?!

 御礼と祈願で参拝!

 

 

 このお寺は、牛伏堂で,親しま

れているという。

 早速伏せた牛を拝願、拝顔!

 

 牛伏堂の由来を調べると,

二つの説が・・・。

 一つは、1300年近く昔、行基が

自作の十一面観世音像を背負って

行脚。

 この地に来ると、にわかに像が

重さを増し、行基はこの像を残し、

道を急いだという。

 後に、草を刈る牧童の前に一頭の

牛が現れ、その場に伏して動かない。

 牧童は牛と一夜を明かす。

 朝、牛が倒した草の中に十一面観音像

が光っている。

 これを安置し、村人一堂が庵を造った

ことが牛伏堂の起こりという。

 もう一つは、平安時代、平将門との

戦いに敗れた武者が,この地へ落ちて

死んだ。

 訪ねてきた妻の夢枕に夫が立ち、

「村のある家の牛に生まれ変わっている。」

と供養を訴える。

 その妻が出家して結んだ庵が牛伏堂だ

という説。

 牛によだれかけもまた可愛い!!!