貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

「気」 と 「候」

2018-03-19 10:38:39 | 日記
「気」 と 「候」

平成30年3月19日(月)

 広辞苑で、「気候」の「気」を調べると、

「1 天地間を満たし、宇宙を構成する基本と

考えられるもの、また、その動き。」

 そして、その②に、

「15日または16日間を1期とする呼び方。

三分して、その一つを「候」と呼ぶ。」

とある。

 明後日、21日は春分の日。

4月5日は「清明」4月21日は「穀雨」、

5月6日は「立夏」・・・と続く「24節気」は

周知の通り。

 1年を二十四に分ける「二十四節気」。

すると、「春分」は、3月21日から「清明」の

4月4日までをいうことになる。

 それを三等分したものが「候」。

倉嶋さんの「季節ノート」によると、

春分初候は3月21日から25日まで。

 それは、「玄燕至る」。

春分二候は「3月26日から30日まで」、

「雷すなわち声を発す。」

春分三候は、「3月31日から4月4日まで」。

「初めていなびかり(雷)す。」

と表されている。

 「気候」がちょっとわかった。

さてさて、白石市へ。

白牡丹がまだまだきれい。



義経の家臣、佐藤兄弟の奥様の「楓・初音の像」が

納められている甲冑堂がある田村神社の参拝。



田村神社の由緒は、



社殿参拝。御礼と感謝を。



これが奥の細道碑。私の影も映る。



「ふたり嫁が しるし
 
 まずあわれなり

 女なれども かいがいしき名の

 世に聞えつるものかなと

 袂をぬらしぬ。」

 そして、楓さんと初音さんの二人が納められ

ているという甲冑堂。



つづく。






年齢を限界の言い訳にしないゴールド

2018-03-18 15:50:24 | 日記
年齢を限界の言い訳にしないゴールド

平成30年3月18日(日)

「あっ!」。 

 スタート直後の上り坂直後の転倒に思わず

声が出る。

 「勢い余って・・・・。でも気持ちを切り替えた。」

新田選手の弁。

 昨日17日に行われた男子10キロクラシカル(立位)で、

新田佳浩が逆転の金メダルに輝く。

 三日連続で「限界を設定しない」選手が金メダルを

手中におさめる。

 3日目は、年齢を限界にしない。

 見出しも「新田不屈の金」。

 素晴らしい!

 11歳と4歳の二人の息子さんたちが、現地で初めて

声援をおくる。

 「金メダルを息子たちにかける。」という父子の

約束をきちんと果たす。

 これもまたすばらしい!

「自分自身、逃げてしまいそうになることもあった。」

「4年間、がんばったなと思う。」

と涙ぐむ場面もあった。
 
 「『違い』を笑うことができたら、人々はもっと

豊かに生きられるよ。」と言ったかつての金メダリストの

言葉は、その通り。

 高い能力と、豊かな感性と溢れる人間性、そして、

自分は自分でしかない。その現実を受け入れ、最大限に

楽しもうとでも言いたげな選手ばかり!

 私も私、限界を自分でしかず、乗り越えて、

エネルギッシュに、そして 豊かに 楽しんでいこうと

再確認した。

新田選手、ありがとう!



飯坂温泉から田村神社へ。



奥の細道の表示が。

前回はなかったが・・・。

これが田村神社。



次回に続く。




 

限界を超えて!より速く!!!

2018-03-17 08:14:42 | 日記
限界を超えて!より速く!!!

平成30年3月17日(土)

 昨日、男子のバンクドスラローム(下肢障害LL2)で、

成田緑夢(グリム)さんが、金メダルに輝く。

 スノーボードだ。

 バンクドスラロームは、旗門が設けられたコースを、

一人ずつ3回滑り、一番速いタイムを争う種目。

今回のオリンピックから採用されたそうだ。

 まさに、グリム動話。グリム銅話ならぬグリム金話だ。

 成田選手、一回目50秒17で先ず首位。2回目は49秒61。

唯ひとり49秒台で、トップ。

 そして、3回目。更に攻めに出たそうだ。

 転倒のリスクを恐れず、5つめの傾斜のあるカーブを、

より直線的なコース取りに変える。

 2回目の記録を、0秒93も縮め、48秒68の新記録。

より速く滑るも同時に達成!!!

 アメリカのエバン・ストロング選手が、3回目49秒20の

好タイム。3回目の滑りを守りに入っていたら、2位だった。

 自分の限界を越える。限界をより自己目標の優先を、

生涯一度か二度の大舞台で実行!凄し!!!

 グリム・緑夢さん。おめでとう!

 嬉しい嬉しい金メダル、ありがとう!!

 

 今朝は、医王寺の緑へ。





この社を参拝し、その奥へ。



「乙和の椿」の説明あり。

新作の民謡なのだ。

 戦死した息子二人想う母親の哀しみを・・・。



乙和の椿碑



これが乙和の椿だ。



そして、墓碑とお墓





戦争だけはどんなことがあっても避けるべき。

限りを越えて!!!


ほんとうの限界とは?

2018-03-16 08:17:37 | 日記
ほんとうの限界とは?

平成30年3月16日(金)

 一昨日、やっと金メダルを掴んだ村岡桃佳選手の

ニュースに、「やったあ!よかったあ!」と・・・!

 平昌パラリンピック、アルペンスキー座位の女子

大回転での快挙!!!

 すでに、銀、銅、銅の三つのメダルを獲得。心待ち

の金メダルだ。

 村岡選手の歓びはひとしおだろう!

 昨日の夕刊で、その人なりを知る。

 「自分の思っている限界は、ほんとうの限界ではない。」

 もう限界かな?と涙したり、感じたりした時、ちょっと

気分を変えたり、新たな感動が限界を超えるエネルギーが、

という体験は、大なり小なり誰にでもある。

 ほんとうの限界も追追求・挑戦されるものなのだ。

 4歳の時、原因不明の病気で足が麻痺。中学2年で、

風をきるチェアスキーの爽快感に魅了される。

 そして、障害者で初めて伝統ある早稲田スキー部の門を

叩く。「さらば開かれん!」。

 村岡選手の今回抱くテーマは「十人十色」。

大好きなことに誰もが挑戦。お互いの個性を尊重し、

誰もが輝く社会を築く一つの力になることを願って

止まない。

 もう一種目。村岡選手の挑戦に増す期待多かれ!

 

 医王寺の緑の参道を散策。朝のタイムスリップ。

福島の飯坂温泉の傍。

「あゝ 義経~佐藤一族」の歌碑に巡り会う。



 その碑にも、芭蕉の句が彫られている。

「笈も太刀も 皐月に飾れ 紙幟」芭蕉

義経と佐藤一族の像。



これが、源義経公。美形だ。




佐藤継信公



そして、佐藤忠信公。



つづく。






600時間で桜開花!?

2018-03-15 08:28:13 | 日記
600時間で桜開花!?

平成30年3月15日(木)

 今朝の気象予報で、

「2月1日より日照時間600時間で、桜は

 開花する。」

と、予報士が話している。

 昨日までかな、もう五百数時間過ぎたという。

 桜の開花は、東京で3月23日頃らしい。

 今日、河川敷へ行って桜のつぼみを楽しん

でくることにしよう。

 飯坂温泉の医王寺へ、タイムスリップ!

 医王寺を訪れた松尾芭蕉は、

「笈も太刀も 五月にかざれ 紙幟」

の句を残した。





芭蕉没後、百六年目に、句碑が建ったと、

石碑に、新たに説明されている。



その石碑には、

「笈も太刀も さつきにかざれ 紙のぼり」

と刻印されている。

 至極丁重な扱い方をされていることを感じた。