雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

お姫さまもただの人。

2012-12-18 19:07:02 | …and so on
選挙で落選してただの人になっても、閣僚たるもの、次の内閣が任命されるまでは務めを果たさなければなりません。
12人中8人(!)がただの人になってしまわれた現内閣ですが、今日も粛々と閣議は執り行われたらしい。

良くも悪くも偉大なお父上をお持ちだったお姫さま大臣も、今回はまさかの落選の憂き目に遭われ、ただの人になってしまいました。
落選が決まった時は自分に力がなかったせいだと殊勝でしたが、閣議後の記者会見では首相をこき下ろすのにお忙しかったとか。
「総理は独りよがり」「自爆テロ解散」などと、相変わらず弁舌は滅法鋭いですが、何にせよただの人になった事実は変わらない。
仕事の合い間に、新聞社のWebサイトをチラ見しただけですが、こんなことを言っているようではお姫様の将来も危うそうです。

確かに、自爆テロ解散というのはあのお姫さまらしい表現だとは思いますが、自爆テロの目的がよく分からない。
テロリストというのは、信奉する何かのために自爆も辞さない人々だと思いますが、今回の解散にその何かがあったとは思えない。
だから、自爆して落選した方々は、残念ながら殉教者にもなれないただの人なわけです。

自分が選挙に落ちるはずがないと思われていたお姫さまにはお気の毒ですが、落ちるには落ちるだけの理由があるはずなのです。
現に、逆風が吹きすさんだ今回の与党の中にも、小選挙区で勝った人たちはいるわけで。
おのれのことを反省もせずに、八つ当たりに近いような発言ばかりしているのは、やっぱりお育ちのいいお姫さまだからでしょうか。