とにかくモノを売りたい人々。

東京近郊は今日も比較的いいお天気で、長袖のTシャツで歩いていると暑いくらいでした。
半袖でもいいのですが、両腕と左肩にテーピングをしているので、街行く人々にギョッとされそうな気がします。
両腕のテーピングを始めてから6年以上たちますが、最近はそれに左肩が加わり、スポーツ選手も真っ青の状態です。
かぶれたりしないのかと不思議がられますが、意外なほど肌には負担がかかっていないらしく、わりと平気です。
見てくれの異様さは如何ともし難いのですが、テーピングしていないとてきめんに腕が痛くなるので、致し方ありません。

今日の日本国は母の日なので、駅前の花屋さんでもカーネーションをどっさり見かけました。
お子さんとお父さんが、店員さんが花束を作ってくれるのを待っている光景を見ながら、この国は平和だと改めて思った次第。
実家の母に何か贈ろうかと思いつつ贈りそびれ、8月の母の誕生日にまとめて何か贈ればいいやと思う親不孝者のワタクシ。
諸事情により実家に帰らなくなって10年以上経ちますが、父が存命の頃も、母の日や父の日はあまり意識しなかったかもしれず。
御年80歳の母は記憶力がだいぶ怪しくなってきましたが、肩や足腰の丈夫さは、ワタクシよりはるかにいい状態な気はします。

イベントに乗じて物を買わせようとする業界団体はどの季節でも健在で、メルマガでは、すでに父の日商戦に突入している模様。
奥さんと子供に結託されて肩身が狭い思いをしているお父さんの話はよく聞きますが、業界団体にはそんなの関係ないらしい。
初夏という季節柄か、甚平のセットとか扇子とか、買わない輩は非国民だと言わんばかりのメルマガが送られてきます。
ワタクシはもともとが非国民だし、贈るべき父は10年以上前に他界したので、メルマガを見てもそのまま削除しますけどね。
母の日と父の日が終わると、今度は帰省土産はいかが？に代わり、その次はハロウィーングッズに代わっていきます。
好景気というわりには消費者心理が冷え込んだままなので、とにかくモノを売りたい人々の気持ちはわからなくはないですが。