天邪鬼的見解です。

朝はまだそれほど曇ってはいなかったアパートの周囲も、午後になって結構な曇り空になってきました。
明日からは雨は降るという予報のようで、梅雨の走りかもしれないと思い、少しげんなりしております。
気がつけば5月も半ばを過ぎつつあり、あっという間に梅雨の時期に入っていきそうな気がします。
ワタクシは傘を持ち歩くのもさすのも嫌いだけど、雨に濡れるのはもっと嫌いというどうしようもない性格の持ち主です。
なので、梅雨の時期が迫ってきたというだけでユーウツになっており、梅雨の時期は息を潜めてやり過ごすしかありません。

昼過ぎに駅前のイトーヨーカドーまで買い物に行ったら、駅前がものすごい人だかりになっておりました。
そういえば、今日はうちの地区のお祭りだったなぁと思い出し、人混みが嫌いなワタクシは買い物をしてそそくさと退散。
駅のバスロータリーから、徒歩10分程度の都立公園一帯で、地区に残る伝説にちなんだお祭りをやっているのでした。
結構大規模なお祭りで、伝説のお姫様やその一族は公募で選ばれ、昔の紛争をして都立公園の周囲を練り歩くらしい。
バスロータリーも舞台として使用するため、この日だけはバス停を臨時で移動させるという年に一度のお祭りです。

ここに住むようになって10年以上経ちますが、そういうお祭りの存在は認識しているけれど、観に行こうという気は起きない。
このお祭りが雨で中止になった記憶はないのだけど、たいてい、今日のように湿度の高い曇り空が多い気がします。
歩くだけでじんわり汗をかくような時期なので、人混みの中を歩こうという気力などあるはずもなく。
神事に則ったお祭りというよりは、地域のコミュニティの活性化を目的としているようで、主催も実行委員会形式になっている。
近郷近在の方々が集まれる機会は貴重だとは思いますが、そこに1人で観に行っても、あまり楽しいという気はしないと思われ。
雨が降らないのは皆様の心がけの賜物でしょうけど、装束を着て練り歩くお姫さまは大変だろうというのが天邪鬼的見解です。