雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

一難去る前に。

2010-03-10 21:12:56 | works
一難去る前にまた一難。

昨今のワタクシは、どうやらそんなスパイラルの中にいるようです。一難去る前にまた一難ということは難題が山積していくわけで、自分のデスクと隣の空いているデスクに書類を積み上げたまま、一向に片づいていかないのです。で、問題を解決しようとすると相手にドタキャンされたり。子どもが大事なのは分かりますが、手続きの期限は1ヶ月前と決まっている書類が全く完成せず、今日、ようやくアポを取れて本人が来るというから万難を排して待っていたら、「子どもが風邪を引いて行けなくなりました」とのこと。すみません、この手続きができなくて困るのはあなた自身で、私は痛くも痒くもないんですけど…とメールしそうになり、やっとの思いで踏み留まりました。

子育て中の方々からするとワタクシは鬼のように見えるのかもしれませんが、1ヶ月前のはずがそろそろ2週間前になろうとしていて、しかも、「何でこんなに遅いんですか」と本社に怒られるのはワタクシなのです。今日はどっと疲れたので、早めに寝ようと思います。首は痛いし。

雪が降る。

2010-03-09 21:28:17 | works
明日の上部団体の実査について本社からの指示が二転三転したため、受検する事業所としては何がどうなっているのかさっぱり分からず。本社の担当の若い男子もその検査のことが分からないまま、上部団体から言われたことをざるのように流しているらしいことが判明しました。それを受けるおぢさんも訳が分かっていないので、結局分からないもの同士で話をしていた模様。ワタクシなどは必要になると思われた資料を先に作って本社に提出したのですが、午前中はそれは要らないという回答だったので、ほったらかしていたのです。そしたら、午後になって「その資料は要らないけどそれに近い別の資料を作ってくれ」という訳の分からないオーダーが。さすがにムカついたので、午前中に提出した資料をそちらで加工してくれとおぢさんに伝言して、あとは黙殺することにしました。

分からないもの同士で話をするのは別にどうでもいいのですが、明日の実査最中に本社の連中がはしごを外しかねないという不安は消えません。それやこれやで帰宅が遅くなりました。事務所を出たら雪が降っていました。ちなみに、うちのアパート前はかなりの積雪になっております。明日、交通機関が全面的に動かなければいいなぁなどと、埒も無いことを考えております。

この期に及んで。

2010-03-08 21:11:21 | works
隣のおぢさんマターのちょっと込み入った検査が明後日うちの事業所で実施されます。うちは何も悪いことはしていないのだけど、うちのカイシャ(及び同業他社)が上部団体に目を付けられてしまい、ほぼ全国規模で検査が行われているのです。あちこちで悪いことを考えた人々がいるようで、わが社は完全にそのとばっちりを食う羽目になってしまいました。で、何故かうちの事務所が受検対象になり、先週、死ぬ思いでみんなで手分けして資料を作ったわけです。ワタクシは、個人的に明後日の検査会場に持ち込む書類のことで若干気になる点があったのでおぢさんに問いただしたところ、明らかに間違っていると思われる答えが返ってきました。納得できなかったので、上司から再度おぢさんに確認してもらったところ、当のおぢさんはその書類の意味が全く分かっていなかったことが判明しました。はぁぁですよ。明後日、上部団体の検査官に説明するのはあなただし、質問に答えられなくて困るのもあなたなんですけど…。

この期に及んで、何でこの検査が実施されるのかも、検査対象の書類も全く理解していないってどういうこと?とは思いました。こーゆーおぢさんが窓口であると分かっていながらうちを実査事業所に選んだ本社にも責任はあるし、別に怒られるのはワタクシじゃないし。それにしても、何でみんなを動員して資料を作ったのか、一番理解していないのがそのおぢさんだと判明して、胸中は複雑でした。明後日の実査で検査官を納得させられなければ、所長はもちろんのこと、本社の偉い方々が上部団体に雁首揃えて謝らなければなりません。ってか、下手すると金返せの話もありうるわけです。もちろん、おぢさんには関わりのないことらしいですが、窓口はあなたですから。ご本人は、当日説明する意思はさらさらないらしく、本社やワタクシの上司、それから行きがかり上なぜかワタクシなどが矢面に立つらしい。それならそれで、本社と口裏を合わせておかないとまずいのですが、おぢさんにはそれすら分からないらしい。基本的には何ら疚しいことはないので、質問に対して淡々と事実を述べるのですが、本社サイドの事前説明と違うことを言って、痛くもない腹を探られるのも馬鹿馬鹿しい。本当にどーしよーもない人が窓口になってしまったものです。

文語体と旧仮名遣い。

2010-03-07 12:10:34 | books&magazine
昨日は「春の雨」などとのんきなことを言っていましたが、天気予報を見ると今日は夜に雪が降るとのこと。道理で寒いはずだと思いつつ、家のエアコンは全開にしてあります。ウェザーニュースによると、明日の朝は路面凍結に注意とのこと。今年は本当によく雪が降りますね。ここ何年間か東京にはほとんど雪が降らなかったので、それが当たり前みたいに思いそうになっていましたが。「春の雪」だと三島由紀夫になってしまいます。旧仮名遣いがネックになって、三島由紀夫も何となく敬遠しているのですが。昔、知人と森鴎外の現代語訳があってもおかしくないよねぇと話としたことがありますが、ワタクシの場合は、文語体の小説はおろか、旧仮名遣いの小説でも頭痛がしてきます。例えば、教養の一種として小林秀雄は読んでおいたほうがいいといわれますが、小林秀雄も旧仮名遣いなのでワタクシ的には読むのが辛い。

文語体の本はもはや古典に近いと思うので、古典が嫌いだったワタクシにはアレルギーがあるのです。漱石は何とか読めますが、鴎外になるとお手上げです。何で漱石は読めるのかというと、「吾輩は猫である」「坊ちゃん」などが教科書に載っていたため、若干でも親しみが湧くのかもしれません。鴎外は「舞姫」を読もうとして最初の数ページで挫折して以来、どうにもこうにも読もうという気になれないのが実情です。誰か、鴎外の現代語訳をしようという人が現れるといいなぁと思います。ワタクシとて、一応、明治の文豪の小説がどんなものかという興味だけはあるわけです。あと、これは著作権その他の関係で難しいのは分かるのですが、三島とか小林秀雄を現代の仮名遣いにしていただけないものかと。若者の活字離れが問題視される昨今、名作のほうからの歩み寄りがあってもいいのではないかと思わないでもなく。でも、きっとご本人たちは「それは邪道だ」とお怒りになるんでしょうね。三島の「豊饒の海」4部作、何とか読んでみたいと思ってはいるのですが…。

春の雨。

2010-03-06 14:58:43 | …and so on
今日の東京は雨が降っていますが、冷たい雨ではなく、「春の雨」といった風情の暖かい雨になりました。もっとも、来週は、また真冬並みの気温に逆戻りするらしいと天気予報で聞きました。「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、そうだとするとあと2週間ぐらいで気温の乱高下は治まるものと期待しています。

今週は、何となく神経を使うことが多かったので、今日は都合11時間も寝てしまいました。まだ寝足りない雰囲気があるのですが、いくら何でも寝すぎだよなぁと思い、何とか起きています。土曜日にしては珍しく、本当に何の予定も入っていなかったため、心置きなく爆睡することができました。小心者のワタクシは、何かしらの予定が入っているとそれが気になって何となく熟睡していないようなのです。睡眠時間の量だけは確保しているのですが、質が今ひとつよくないというか。同じ9時間でも「よく寝たなぁ」と思う9時間というのは意外と少ない気がします。それに、この寒暖差でどことなく体調がすぐれないのかもしれません。昨日も、カイロプラクティックで診療台にうつ伏せで寝るという当たり前の基本動作が、久しぶりに辛かった気がします。ただ寝るのではなく、手を上方向に上げているので、肩の調子がよくないときは、意外とこれだけでも辛いのです。ともあれ、今日は何も考えずにひたすらボケーッと過ごします。たまにはいいですよね。


Week End。

2010-03-05 23:32:39 | …and so on
カイロプラクティックの予約が20:30しか取れなかったので、家にたどり着いたのが23:00ちょっと前になってしまいました。

今週は何やかやと疲れる事だらけだったので、せめて週末ぐらいはボケーッとしたいと思っています。とりあえず、3月以降(?)の目標を「自分がいっぱいいっぱいのときは、他人にものを頼まれても断る」に設定しました。実行できるかどうかは別として、それを意識しておくだけでも違うかなぁと

断れない仕事が山積して、昨日ぐらいから不機嫌さが態度に出ておりました。気をつけないといけませんね。

優柔不断(涙)。

2010-03-04 21:02:37 | works
監査部門から内部調査の打ち返しが来ました。

ワタクシが作った基礎資料を基に、本社の担当者男子が監査部門に提出する資料を作成して、昨日の昼過ぎに提出していました。打ち返しが来るのは想定していましたが、まさかこんなに早く来るとは思わなかったので、いささか驚いてしまいました。本社の担当からメールが来て、すぐに幹部が招集されて鳩首会議になりました。打ち返しの要求資料が当事者にしか作れない類のものだったので、結局、担当セクションの偉いヒトが、当事者の中の責任者に経過を説明して、その方止まりの資料を作成してもらうということになりました。

でも、言い方その他の対応を間違えるとどんなハレーションが起きてもおかしくありません。事ここに至ってしまうと、もはや小間使いはあまり必要ないのですが、どんなことになってもいいように、とりあえず今週中締め切りの仕事は隣のおぢさん関連の資料も含めて、何とか今日やっつけてしまいました。ところが、事情を知らない子育て中の同僚から、明日お休みするから自分の分を少し手伝ってもらえないかというお願いが。事情を知らないから仕方ないとは言え、はぁーとため息をつきたくなりました。ワタクシの分が終わったのを見越して頼んでいるのは分かるのですが…。それにしても断れないおのれの優柔不断さを呪いつつ、とぼとぼと帰ってきました。

(いい)上司の条件。

2010-03-03 20:59:22 | works
午後から暖かくなったからというわけでもないでしょうが、上司の上司と上司は事業上の懸案箇所であり、ワタクシの事務所で現在大問題になっている現場を調査に出かけました。そう考えると、偉い人々はあれもこれも懸案事項を抱えて大変だなぁとしみじみ思う昨今ではあります。監査からの内部調査も大事ではあるのだけど、実際の事業で抱えている問題もいろいろある。いちいち頭を悩ませていたら、本当にストレスが溜まってやってられないんだろうなぁと、ミョーなところで同情してしまいました。下っ端は、とりあえず要求された資料を作ればいいけれど、偉くなればなるほど責任を持って判断をしなければなりません。中には、何とか責任を回避しようとする偉い人もいますが、そーゆー人々は大抵部下の評判は悪いと相場は決まっております。

評判のいい上司というのは、滅多なことでは判断がぶれません。部下を信頼して仕事を任せてくれて、最後の責任は取ってくれます。今の上司の上司はかなりそれに近い。ワタクシが今抱えているような類の内部調査のオーダーが来ると、それだけで舞い上がってパニクるエライ人もいると思うのですが、上司の上司は「淡々と資料を出しておけばいいよ」という指示のみで、あとはわりと自由にやらせてくれます。もちろん、上司が事あるごとに報告はしていますが、全然舞い上がる気配はありません。おかげで、ワタクシとしてはそれなりに神経は使うものの、かなり仕事はやり易い。他の人に内容が分からないようにいろいろ調べるのは大変ですが、まあ、淡々とやっていけばいいかと思えるのは心強い。相変わらず空いているデスクまで占領して書類が積み重なっていますが、何とかなるさ…と開き直りつつある今日この頃です。

小間使いの身の上。

2010-03-02 21:44:16 | works
今日の東京は真冬に逆戻りしたような寒さになりました。スプリングコートに取り外しのできるキルティングの裏地をつけたものを羽織っていたのですが、帰宅する時は、それでは全然寒いぐらいでした。先週の暖かさは一体何だったんだろうと思うぐらい、結構な寒暖差になってしまいました。今日のあさいちで昨日からの調査物の資料を本社に届けに行ったのですが、夕方、本社から再び資料要求がありました。小間使いの身の上では、その調査に関する仕事が最優先事項なのですが、最近のワタクシはその他にも抱えている仕事が多い。しかも、どれも結構期限が迫っていて、しかも慎重さを要するものばかりで、個人的にはちょっとしたパニックになっております。自分が謝ってすむものならまだしも、ミスをすると他人様に迷惑がかかってしまいそうな案件が目白押しなのです。

明日も本社かよと思いながら資料を作っていたところ、さすがに上司も見かねたらしく、明日の提出物は上司が本社に持っていってくれることになりました。立っているものは上司でも使う…というか、その資料に関しては小間使いのワタクシの次に下っ端になるのが上司なのでした。上司としても、下手な立ち回り方をすると大事になるということで、一度本社の様子を聞きたいのだろうとも思いました。小間使いは資料を淡々と作ればお役御免ですが、今回の問題に関しては、上になればなるほど慎重に事を運ばなければならないのも事実です。上司が本社に行ってくれている間に、ワタクシは別の案件を片付けなければなりません。隣のおぢさんマターの資料までなかなかたどり着かない。やることはわりと単純作業ではありますが、ボリュームでいうと、それが一番厄介なのです。それも今週中。3月=去る説は本当なのだとため息をつきながら帰ってきました。こーゆー時は悲しいことに風邪も引かないんですよね。

トラブル発生。

2010-03-01 21:42:56 | works
朝の会議中に、上司が本社から電話で呼び出されました。

しばらくして戻ってきて見せてくれたメモには、監査部門からのオーダーが。普通のオーダーではなくトラブル発生を予感させるメモだったので、会議をとっとと切り上げて執務室に戻りました。ワタクシもかなり長い間仕事をしていますが、この種のトラブルに遭遇するのは初めてでした。話として聞いたことはあるけれど、ほぼ100%他人事だと思っていたのです。事務所でも知らされたのは幹部と、該当セクションの偉いヒトと上司とワタクシだけ。要するに、一番下っ端の小間使いがワタクシということです。内々に、でも至急、事実を調べて資料を提出しろとの本社からのお達しです。

隣のおぢさん関連の仕事を始めようとしたところでしたが、しばらくは監査資料のほうが優先になりそうです。今日も明日も本社に資料を持っていきます。ブログをアップできてない時は、それやこれやで疲れ果てて寝ていると思ってくださいませ。