10月30日 ペリチェ(4,213m)→ロブジェ(4,930m)→ゴレクシェプ(5,140m)
昨夜は寒かった。
けっこう遅くまでガイドと宿の女性とのマシンガントークが続いていた。
宿の選択はガイドが決めている。
どうやって決めているか見ていると、まず知り合いがやっている宿を優先しているようだ。
これは、知り合いの宿だとお客を紹介すると自分の宿代が無料になることがあるからだと思う。
アンナプルナサーキットを歩いた時にガイドから聞いた話では、エベレスト街道はガイドやポーターも宿代や食事代を払うようになってきたと言っていたが、知り合いとなれば別のことだと思う。
そうでなければ、あまりお客のいない宿に泊めることはないように思う。
さて、食堂へ行ったが、まだ食事が出来るには時間が掛かるようなので外へ写真を写しに行く。
外の水たまりが凍っていた。
どおりで寒いはずだ。

川下は、アマダブラムが朝日に輝いている。
そして上流を見ると広い川原の向こうに今日歩くコースが見えている。

左手にはタゥテセが光り輝いている。

どこを見ても神々しい光景が広がっている。
川原は一面真っ白になっている。
これは花崗岩の白い色によるものです。
この辺りは花崗岩が多いせいか、一面白い色をしています。
寒くなったので食堂へ戻ります。

左端の女性がガイドのパサンとマシンガントークをしていた女性です。
右の2人はポーターさんです。
7時頃になるとヘリコプターが飛んできて私達の宿に直ぐ川上にあるヘリポートに止まります。
どうやら高山病で下に降ろす人を運ぶようです。
20分ほどするとまた飛んできます。
こんな事を3~4回繰り返しています。
ペリチェは、4,243mあります。
高山病の症状は、寝ていると呼吸が浅くなるので強く出てきます。
それで、朝一に下山させることになるのでしょう。
7:15分、私達はロブチェに向かって出発します。
谷間のため朝日が当たらず寒いのでダウンジャケットを着込んで手袋もして歩きます。
45分ほど歩くと、やっと陽が当たるようになります。
すると暑くなるのでダウンを脱いでフリースに換えます。
コースが右に曲がり登り坂となります。
前方に吊り橋が見えてきます。
この吊り橋を渡ったところがトゥクラでロッジが1軒あります。

トゥクラのロッジとタゥテセです。
このロッジで休憩します。
川下を見るとアマダブラムからタムセルクなどの山が見えています。

トゥクラからゆっくりとした坂道を登ります。
すると前方にモレンの丘が見えてきます。
この丘を登って言う途中で日本人の若い女性が下ってきます。
ガイドを伴っていますが1人のようです。
立ち話をすると、今日のカラパタールは晴天でエベレストがよく見えていたと話してくれます。
そして、明日も大丈夫でしょうと言ってくれます。
日焼けで黒くなった顔が印象的な女性でした。
このモレンの丘には、シェルパの墓が沢山あります。
一番大きな墓の前で、しばし合掌!
パサンは手持ちぶさたに立っています。
この辺のメンタリティーが私には理解の出来ないところです。
パサンにとって先輩達が眠る場なのに、とくに感傷的になるわけでもありません。
シェルパの世界にも現代っ子現象があるのでしょうか?
11:00分、ロブジェに到着です。
ロッジの中で昼食を取り、ノンビリします。
日当たりのいい場所でウトウトして身体を休めます。
1時間ほど休んでいたでしょうか。
パサンが出発するといいます。
どこへ行くか聞くとゴレクシェプまで行くといいます。
あわててザックに荷物を詰めて出発します。
今日はロブジェまでと思っていた私には理解の出来ない行動です。
でも、ガイドが進むというのですから何かあるのでしょう。
しかしここからの登りがきつかった。

左手の山はヌプツェです。
しばらく登ると左手から流れてくる氷河の末端部に出ます。
この末端部を登ったり下ったりを何回も繰り返さなければなりません。
この上り下りですっかり消耗してしまいました。

川下を見るといつの間にか雲海で埋まっていました。
14:40分、やっとゴレクシェプに到着した時は疲労困憊の状況でした。
最初のロッジは満員で断られ、2軒目のロッジはドミトリーしか空いていません。
そのドミトリーでも良いかといわれ、それしかないのでは贅沢はいえません。
2軒目のロッジの食堂で身体を休めます。
幸いに食堂にはストーブが燃えていました。
そのストーブのそばに椅子を持っていってミルクティーを飲みながら身体を休めましたが、3時間ほどこの場所を動くことが出来ませんでした。
夕食に頼んだヌードルもほとんど食べることが出来ずに水分補給をしなければと思って飲んだのはブラックティーだけです。
取り敢えず、体を温めて疲れを取るのが先決です。
明日は、朝一でカラパタールへ登り、ヒルからエベレストベースキャンプへ行ってからロブチェまで降りるとガイドがいいます。
私は、そこまで歩けるか疑問でしたので、全ては明日の朝、目を覚ましてから体調を見て行動予定を考えることにしました。
それにしても疲れた1日でした。
今日は、1日で約千メートルほど登ってきています。
これはオーバーペースです。
ガイドは、何を考えてゴレクシェプまで足を伸ばしたのでしょうか?
昨夜は寒かった。
けっこう遅くまでガイドと宿の女性とのマシンガントークが続いていた。
宿の選択はガイドが決めている。
どうやって決めているか見ていると、まず知り合いがやっている宿を優先しているようだ。
これは、知り合いの宿だとお客を紹介すると自分の宿代が無料になることがあるからだと思う。
アンナプルナサーキットを歩いた時にガイドから聞いた話では、エベレスト街道はガイドやポーターも宿代や食事代を払うようになってきたと言っていたが、知り合いとなれば別のことだと思う。
そうでなければ、あまりお客のいない宿に泊めることはないように思う。
さて、食堂へ行ったが、まだ食事が出来るには時間が掛かるようなので外へ写真を写しに行く。
外の水たまりが凍っていた。
どおりで寒いはずだ。

川下は、アマダブラムが朝日に輝いている。
そして上流を見ると広い川原の向こうに今日歩くコースが見えている。

左手にはタゥテセが光り輝いている。

どこを見ても神々しい光景が広がっている。
川原は一面真っ白になっている。
これは花崗岩の白い色によるものです。
この辺りは花崗岩が多いせいか、一面白い色をしています。
寒くなったので食堂へ戻ります。

左端の女性がガイドのパサンとマシンガントークをしていた女性です。
右の2人はポーターさんです。
7時頃になるとヘリコプターが飛んできて私達の宿に直ぐ川上にあるヘリポートに止まります。
どうやら高山病で下に降ろす人を運ぶようです。
20分ほどするとまた飛んできます。
こんな事を3~4回繰り返しています。
ペリチェは、4,243mあります。
高山病の症状は、寝ていると呼吸が浅くなるので強く出てきます。
それで、朝一に下山させることになるのでしょう。
7:15分、私達はロブチェに向かって出発します。
谷間のため朝日が当たらず寒いのでダウンジャケットを着込んで手袋もして歩きます。
45分ほど歩くと、やっと陽が当たるようになります。
すると暑くなるのでダウンを脱いでフリースに換えます。

コースが右に曲がり登り坂となります。
前方に吊り橋が見えてきます。
この吊り橋を渡ったところがトゥクラでロッジが1軒あります。

トゥクラのロッジとタゥテセです。
このロッジで休憩します。
川下を見るとアマダブラムからタムセルクなどの山が見えています。

トゥクラからゆっくりとした坂道を登ります。
すると前方にモレンの丘が見えてきます。
この丘を登って言う途中で日本人の若い女性が下ってきます。
ガイドを伴っていますが1人のようです。
立ち話をすると、今日のカラパタールは晴天でエベレストがよく見えていたと話してくれます。
そして、明日も大丈夫でしょうと言ってくれます。
日焼けで黒くなった顔が印象的な女性でした。
このモレンの丘には、シェルパの墓が沢山あります。
一番大きな墓の前で、しばし合掌!
パサンは手持ちぶさたに立っています。
この辺のメンタリティーが私には理解の出来ないところです。
パサンにとって先輩達が眠る場なのに、とくに感傷的になるわけでもありません。
シェルパの世界にも現代っ子現象があるのでしょうか?
11:00分、ロブジェに到着です。
ロッジの中で昼食を取り、ノンビリします。
日当たりのいい場所でウトウトして身体を休めます。
1時間ほど休んでいたでしょうか。
パサンが出発するといいます。
どこへ行くか聞くとゴレクシェプまで行くといいます。
あわててザックに荷物を詰めて出発します。
今日はロブジェまでと思っていた私には理解の出来ない行動です。
でも、ガイドが進むというのですから何かあるのでしょう。
しかしここからの登りがきつかった。

左手の山はヌプツェです。
しばらく登ると左手から流れてくる氷河の末端部に出ます。
この末端部を登ったり下ったりを何回も繰り返さなければなりません。
この上り下りですっかり消耗してしまいました。

川下を見るといつの間にか雲海で埋まっていました。
14:40分、やっとゴレクシェプに到着した時は疲労困憊の状況でした。
最初のロッジは満員で断られ、2軒目のロッジはドミトリーしか空いていません。
そのドミトリーでも良いかといわれ、それしかないのでは贅沢はいえません。
2軒目のロッジの食堂で身体を休めます。
幸いに食堂にはストーブが燃えていました。
そのストーブのそばに椅子を持っていってミルクティーを飲みながら身体を休めましたが、3時間ほどこの場所を動くことが出来ませんでした。
夕食に頼んだヌードルもほとんど食べることが出来ずに水分補給をしなければと思って飲んだのはブラックティーだけです。
取り敢えず、体を温めて疲れを取るのが先決です。
明日は、朝一でカラパタールへ登り、ヒルからエベレストベースキャンプへ行ってからロブチェまで降りるとガイドがいいます。
私は、そこまで歩けるか疑問でしたので、全ては明日の朝、目を覚ましてから体調を見て行動予定を考えることにしました。
それにしても疲れた1日でした。
今日は、1日で約千メートルほど登ってきています。
これはオーバーペースです。
ガイドは、何を考えてゴレクシェプまで足を伸ばしたのでしょうか?