井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

カラパタールからアイランドピークへ ・ その16

2011-12-21 20:58:44 | エベレスト街道を歩きカラパタールからアイランドピークへ
 11月8日 完全休養日

 今日は完全休養日と決めていました。
ルクラからカトマンズへの飛行機は10日の朝に予約しています。
9日中にルクラへ行けばいいだけですので、ここかルクラで2泊しなければなりません。
どちらで宿泊するかはガイドに任せていました。

 ガイドがここで2泊しても良いかというので了解しました。
そんなわけで、今日は完全休養日としました。
ガイドは川の向こう岸の中腹にあるお寺で行かないかと誘いますが断ります。

 洗濯とシャワーを浴びて身体を綺麗にするつもりです。
なにせ2週間近くシャワーを浴びていないのです。
着たままのシャツやズボンなども洗濯をしたいので、どこにも出掛けずにノンビリすることにしました。

 幸いに朝から上々の天気です。
ロッジに陽の当たる時間を見はらかってまずは洗濯です。
シャツとズボン、下着だけでなく靴も洗います。

 ついでに寝袋も干してやります。
シャワーの調子をみに行ったのですがお湯は無理のようです。
ガイドが頭を洗うためのお湯を持ってきてくれたので、とりあえず頭だけ先に洗います。
イヤー、気持ちが良かったです。
頭が軽くなったような気がしました。

 今日は朝から下の兄妹は学校のようです。
ブルーのワイシャツを着て8時前にお出かけです。
一番下の女の子は5~6歳かと思っていたのですが、小学生だったのですね。
この子達が帰ってきたのは夕方5時を過ぎていました。
随分頑張って勉強したようです。
夕食後もしっかり復習していました。
この子達が大人になった時にこの国はどんな風になっているのでしょうか?
   
    下の二人です。この女の子は本当に可愛い子でした。

   
    そしてお姉さんです。
    この子がガイドの妹の友達です。年を聞くと19歳とのこと。
    母親の片腕としてロッジの食事などを作っています。

 ポーター達は裏の畑で草刈りなどの野良仕事をしている。
朝から夕方までビッシリと働いている。
ネパールは食糧自給率100%と聞いている。
この仕事ぶりを見ているとそれも頷けるものでした。
この間、ガイドはどこへ行ったのか姿が見えない。

 洗濯を終えると何もすることがないので、ロッジの前のベンチで読書です。
あとは、日向ぼっこで時間を潰します。
こんなにノンビリしたのはこのトレッキング中初めてでした。

明日ルクラへ着いたら、このトレッキングも終わりかと思うと寂しくなってきます。