いつも一緒に日高へ登っているKo氏から厳冬期の羊蹄山へ登らないかという話が来ました。
私は、厳冬期の羊蹄山には昔何度か登ったことがあります。
その当時(20歳)は地元の倶知安町に住んでいたこともあり、毎日羊蹄山を眺めて暮らしていました。
そして、朝起きて天気が良ければバスに乗り登山口へ向かい、国道から比羅夫コースをスキーで登っていました。
一番上まで登った時で8合目ほどだったでしょうか?
5合目くらいの森林限界にスキーをデポしてそこからはピッケルにアイゼンで登りました。
この当時は単独で登ったいましたのでスキーでのラッセルに疲れ、この辺りまで登るのが限界だったのです。
というわけで、厳冬期の羊蹄山は山頂まで登ったことがありません。
計画では、前日の夕方までに京極町にあるKo氏が所属する山岳会が所有している山荘に前泊して、翌日早朝から登山を開始するというものです。
参加者は、Ko氏と、お友達のKn氏、Ak氏、女性のOsさんに私の5人です。
平均年齢65歳というオールドパワーでの挑戦ということになります。
京極町の山荘は、電気も水もあり薪ストーブの暖かい温もりに満ちた快適な小屋でした。
軽くお酒を飲んだあとは屋根裏部屋で寝ましたが、暖かく快適でした。
2月7日(火)
午前5時35分、山荘を出発します。

あたりはまだ暗く、羊蹄山の姿は暗い空の中にボンヤリと見えるだけです。
今日の天気予報は小雪ですが、風が強いとのことです。
しかし、歩き出しは気温1℃と暖かく、風はまったく吹いていません。
Ak氏を先頭にヘッドランプを灯してスキーで歩きます。
まずは森林限界を目指します。
途中で何度か休みますが気温が高いので着ているものを調節します。

トップを交代しながら快調に登ります。
9時10分、1,450mの森林限界にスキーをデポします。

この辺りでどのくらい風が吹いているか心配だったのですが、時折吹く風も優しくほとんど無風といった状態でしょうか。
ここまで3時間半ほどとまずは快調なペースです。
ここからは、スキーをアイゼンに履き替えて登ります。
視界は20m~30mとあまり良くありません。
でも、風がないので尾根地形を選んで登ります。

ここから先はルートを見失わないようにデポを打ちます。
デポとは木の枝などに赤やオレンジ色の布やテープを目印を残すことです。
木の枝が無くなった先は、竹に赤い布を取り付けたデポ旗を雪面に指していきます。
先頭はAk氏が務めてくれます。
その後にOsさんが続きます。
Ko氏が適切な場所にデポを打ちます。
私は少し遅れているKn氏と一緒に登ります。
山頂部に近づくと傾斜が増すだけでなく風が吹き出し、視界も悪くなってきます。
ここが頑張り所です。
11時50分、とうとう山頂に到着です。
といっても、羊蹄山の場合は、お釜の縁に到着したことで山頂と考えています。
風が強くなってきているので直ぐに下山します。
その前に記念写真を1枚写します。

平均年齢65歳のオールドパワー炸裂です。
帰りはデポ旗を探しての下山となります。
1本目は直ぐに見つかったのですが、2本目が見つかりません。
メンバーの間を横に広げて慎重に降ります。
すると、左手の方にあるデポ旗を見つけました。
ここからは迷うことなくデポ旗に導かれてデポ地点の森林限界目指して一気に降ります。
12時50分、デポ地点に到着です。
ここから、アイゼンをスキーに履き替えて楽しい下降となります。
Ak氏が華麗なシュプールを残して降ります。
その後をOsさんとKn氏が続きます。
しかし、スキーの苦手なKo氏は足の疲れがあるのかあまり上手く滑ることが出来ません。
ボーゲンで滑るのですが、足の踏ん張りが効かないようです。
私は、Ko氏に付き添いながら降ります。
雪は最高の状態に変わってます。
気温が下がったせいなのかフワフワの粉雪なのです。
気持ちよく曲がることが出来ます。
皆さんされぞれにこの粉雪を楽しみ、14時20分、山荘に戻ってきました。
とても楽しい1日でした。
それぞれの顔を見ると満足感に溢れたいい顔をしています。
皆さん、お疲れさまでした!
私は、厳冬期の羊蹄山には昔何度か登ったことがあります。
その当時(20歳)は地元の倶知安町に住んでいたこともあり、毎日羊蹄山を眺めて暮らしていました。
そして、朝起きて天気が良ければバスに乗り登山口へ向かい、国道から比羅夫コースをスキーで登っていました。
一番上まで登った時で8合目ほどだったでしょうか?
5合目くらいの森林限界にスキーをデポしてそこからはピッケルにアイゼンで登りました。
この当時は単独で登ったいましたのでスキーでのラッセルに疲れ、この辺りまで登るのが限界だったのです。
というわけで、厳冬期の羊蹄山は山頂まで登ったことがありません。
計画では、前日の夕方までに京極町にあるKo氏が所属する山岳会が所有している山荘に前泊して、翌日早朝から登山を開始するというものです。
参加者は、Ko氏と、お友達のKn氏、Ak氏、女性のOsさんに私の5人です。
平均年齢65歳というオールドパワーでの挑戦ということになります。
京極町の山荘は、電気も水もあり薪ストーブの暖かい温もりに満ちた快適な小屋でした。
軽くお酒を飲んだあとは屋根裏部屋で寝ましたが、暖かく快適でした。
2月7日(火)
午前5時35分、山荘を出発します。

あたりはまだ暗く、羊蹄山の姿は暗い空の中にボンヤリと見えるだけです。
今日の天気予報は小雪ですが、風が強いとのことです。
しかし、歩き出しは気温1℃と暖かく、風はまったく吹いていません。
Ak氏を先頭にヘッドランプを灯してスキーで歩きます。
まずは森林限界を目指します。
途中で何度か休みますが気温が高いので着ているものを調節します。

トップを交代しながら快調に登ります。
9時10分、1,450mの森林限界にスキーをデポします。

この辺りでどのくらい風が吹いているか心配だったのですが、時折吹く風も優しくほとんど無風といった状態でしょうか。
ここまで3時間半ほどとまずは快調なペースです。
ここからは、スキーをアイゼンに履き替えて登ります。
視界は20m~30mとあまり良くありません。
でも、風がないので尾根地形を選んで登ります。

ここから先はルートを見失わないようにデポを打ちます。
デポとは木の枝などに赤やオレンジ色の布やテープを目印を残すことです。
木の枝が無くなった先は、竹に赤い布を取り付けたデポ旗を雪面に指していきます。
先頭はAk氏が務めてくれます。
その後にOsさんが続きます。
Ko氏が適切な場所にデポを打ちます。
私は少し遅れているKn氏と一緒に登ります。
山頂部に近づくと傾斜が増すだけでなく風が吹き出し、視界も悪くなってきます。
ここが頑張り所です。
11時50分、とうとう山頂に到着です。
といっても、羊蹄山の場合は、お釜の縁に到着したことで山頂と考えています。
風が強くなってきているので直ぐに下山します。
その前に記念写真を1枚写します。

平均年齢65歳のオールドパワー炸裂です。
帰りはデポ旗を探しての下山となります。
1本目は直ぐに見つかったのですが、2本目が見つかりません。
メンバーの間を横に広げて慎重に降ります。
すると、左手の方にあるデポ旗を見つけました。
ここからは迷うことなくデポ旗に導かれてデポ地点の森林限界目指して一気に降ります。
12時50分、デポ地点に到着です。
ここから、アイゼンをスキーに履き替えて楽しい下降となります。
Ak氏が華麗なシュプールを残して降ります。
その後をOsさんとKn氏が続きます。
しかし、スキーの苦手なKo氏は足の疲れがあるのかあまり上手く滑ることが出来ません。
ボーゲンで滑るのですが、足の踏ん張りが効かないようです。
私は、Ko氏に付き添いながら降ります。
雪は最高の状態に変わってます。
気温が下がったせいなのかフワフワの粉雪なのです。
気持ちよく曲がることが出来ます。
皆さんされぞれにこの粉雪を楽しみ、14時20分、山荘に戻ってきました。
とても楽しい1日でした。
それぞれの顔を見ると満足感に溢れたいい顔をしています。
皆さん、お疲れさまでした!