昨夜のテントサイトは雪の上でした。
風こそ当たらないもののやはり雪の上ですので明け方から深々と冷えてきて目が覚めてしまいました。
何とか寝返りを打ちながら朝の4時まで寝袋にしがみついていました。
小鳥の声がしてテントの外が明るくなってきましたので寝袋から出ます。
5月26日
いつものように朝食を済ませザックのパッキングを行います。
今日は、頑張ればペテガリ山荘まで歩けるかなどと皮算用をして盛り上がります。
まずは、いきなりのやぶ漕ぎから1日が始まります。
5:30分、背丈を超える笹との戦いが始まりました。
朝一は疲れが取れていますの元気に笹と格闘できます。
100mほど頑張ると1,469mのコブ山に続く残雪の上に出ます。
ここから一気に1,469mの山頂へ出ます。
目の前にはペテガリ岳東尾根に繋がる稜線が一望できます。
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あと一頑張りで東尾根に到達できます。
それにしても、まだまだ細い稜線が続くようです。
稜線の十勝側に見える残雪が救いですね。
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細い稜線との戦いも3日目ともなれば、いくらか要領よく歩けるようになるもんです。
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少しでも残雪を使って楽に歩こうとします。
時々後ろを振り返ると私たちが歩いてきた稜線が折り重なって延びています。
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8:45分、とうとう東尾根まで登りました。
ここでOn氏は主稜線が繋がりました。
というのは、彼は東尾根を使ってペテガリ岳に登っているからです。
さあ、ここからは登山道が使えると思ったのですが、何と東尾根の登山道はすでに廃道状態で跡形もなく消えているではりませんか。
私達の目論見では、東尾根に辿り着けばぺテガリ岳の山頂までは1時間もあれば行けるだろうと踏んでいました。
その目論見が無残にも消え去ったのです。
しかし、嘆いていても山頂へはいけません。
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山頂までの稜線が長く遠く見えます。
東尾根は細い稜線が続きますが、所々に岩が露出しておりその岩回り込んだり上を歩いたりと思うように歩けないのです。
笹原が広がりその中に登山道と思われる筋がついています。
それを歩いていったのですが、路が途中で消えてしまいます。
やむなくハイ松の急斜面を登ります。
100mほども格闘したでしょうか?
稜線の右手に残雪を発見しました。
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どうやらこの残雪を使って登れば山頂まで行けそうです。
ホッとする間もなく残雪の急な斜面を登ります。
登るにしたがってルベツネ山など北の山並みが見えてきます。
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さあ、あと一登りで山頂です。
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この残雪は嬉しかったです。
ペテガリ岳の山頂に続く、まさに、ビクトリーロードといったとこでしょうか。
残雪の上にあるハイ松を少し漕ぐとそこは山頂でした。
11:25分、ペテガリ岳の山頂に着きました。
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今朝の出発が5:30分でしたので約6時間掛かったことになります。
出発前は4時間もあればこの山頂まで登れると思っていました。
そうすれば、こんやはペテガリ山荘まで降れると思っていました。
しかし、その考えはすぐに捨てました。
ここでしっかり休んで、下山途中にテントの張れる場所があればそこで1泊しようという話になりました。
それなら急ぐ必要はりません。
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ペテガリ岳から北に広がる山並みを楽しみます。
この稜線で途切れているのはエサオマントツタべツ岳山頂付近だけとなりました。
さて、別れがたい山頂を後にして西尾根の登山道を降ります。
急な登山道をどんどん降ります。
何と登山道があるということは楽なんでしょうか。
面白いように高度が落ちていきます。
40分ほどでコルまで一気に下ってしまいした。
その後は登り返しが待っているのですが藪漕ぎの無い登山道は楽なものです。
今夜の宿となるテントが張れそうな場所を探しながら歩き来ます。
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ペテガリ岳の山頂がどんどん遠くなっていきます
1,191mの尾根で登山道の横にテントを張れそうな場所を見つけました。
13:30分、ちょっと早い時間ですが、残雪も近くにあるのでここで1泊することにします。
頑張れば明るいうちにペテガリ山荘まで行けないことはないのですが、食料も燃料も十分にありますので急ぐ必要はありません。
それよりは、疲れた体を休める方がいいのです。
今回は、このように早めに行動を切り上げているのが次の日の元気に繋がっていると思います。
とりあえず、今回の目標である神威岳からペテガリ岳の主稜線が繋がりました。
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キバナシャクナゲが咲いていました。
花を見る余裕も出てきます。
今夜もゆっくり休んで明日の下山に備えます。
風こそ当たらないもののやはり雪の上ですので明け方から深々と冷えてきて目が覚めてしまいました。
何とか寝返りを打ちながら朝の4時まで寝袋にしがみついていました。
小鳥の声がしてテントの外が明るくなってきましたので寝袋から出ます。
5月26日
いつものように朝食を済ませザックのパッキングを行います。
今日は、頑張ればペテガリ山荘まで歩けるかなどと皮算用をして盛り上がります。
まずは、いきなりのやぶ漕ぎから1日が始まります。
5:30分、背丈を超える笹との戦いが始まりました。
朝一は疲れが取れていますの元気に笹と格闘できます。
100mほど頑張ると1,469mのコブ山に続く残雪の上に出ます。
ここから一気に1,469mの山頂へ出ます。
目の前にはペテガリ岳東尾根に繋がる稜線が一望できます。
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あと一頑張りで東尾根に到達できます。
それにしても、まだまだ細い稜線が続くようです。
稜線の十勝側に見える残雪が救いですね。
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細い稜線との戦いも3日目ともなれば、いくらか要領よく歩けるようになるもんです。
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少しでも残雪を使って楽に歩こうとします。
時々後ろを振り返ると私たちが歩いてきた稜線が折り重なって延びています。
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8:45分、とうとう東尾根まで登りました。
ここでOn氏は主稜線が繋がりました。
というのは、彼は東尾根を使ってペテガリ岳に登っているからです。
さあ、ここからは登山道が使えると思ったのですが、何と東尾根の登山道はすでに廃道状態で跡形もなく消えているではりませんか。
私達の目論見では、東尾根に辿り着けばぺテガリ岳の山頂までは1時間もあれば行けるだろうと踏んでいました。
その目論見が無残にも消え去ったのです。
しかし、嘆いていても山頂へはいけません。
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山頂までの稜線が長く遠く見えます。
東尾根は細い稜線が続きますが、所々に岩が露出しておりその岩回り込んだり上を歩いたりと思うように歩けないのです。
笹原が広がりその中に登山道と思われる筋がついています。
それを歩いていったのですが、路が途中で消えてしまいます。
やむなくハイ松の急斜面を登ります。
100mほども格闘したでしょうか?
稜線の右手に残雪を発見しました。
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どうやらこの残雪を使って登れば山頂まで行けそうです。
ホッとする間もなく残雪の急な斜面を登ります。
登るにしたがってルベツネ山など北の山並みが見えてきます。
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さあ、あと一登りで山頂です。
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この残雪は嬉しかったです。
ペテガリ岳の山頂に続く、まさに、ビクトリーロードといったとこでしょうか。
残雪の上にあるハイ松を少し漕ぐとそこは山頂でした。
11:25分、ペテガリ岳の山頂に着きました。
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今朝の出発が5:30分でしたので約6時間掛かったことになります。
出発前は4時間もあればこの山頂まで登れると思っていました。
そうすれば、こんやはペテガリ山荘まで降れると思っていました。
しかし、その考えはすぐに捨てました。
ここでしっかり休んで、下山途中にテントの張れる場所があればそこで1泊しようという話になりました。
それなら急ぐ必要はりません。
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ペテガリ岳から北に広がる山並みを楽しみます。
この稜線で途切れているのはエサオマントツタべツ岳山頂付近だけとなりました。
さて、別れがたい山頂を後にして西尾根の登山道を降ります。
急な登山道をどんどん降ります。
何と登山道があるということは楽なんでしょうか。
面白いように高度が落ちていきます。
40分ほどでコルまで一気に下ってしまいした。
その後は登り返しが待っているのですが藪漕ぎの無い登山道は楽なものです。
今夜の宿となるテントが張れそうな場所を探しながら歩き来ます。
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ペテガリ岳の山頂がどんどん遠くなっていきます
1,191mの尾根で登山道の横にテントを張れそうな場所を見つけました。
13:30分、ちょっと早い時間ですが、残雪も近くにあるのでここで1泊することにします。
頑張れば明るいうちにペテガリ山荘まで行けないことはないのですが、食料も燃料も十分にありますので急ぐ必要はありません。
それよりは、疲れた体を休める方がいいのです。
今回は、このように早めに行動を切り上げているのが次の日の元気に繋がっていると思います。
とりあえず、今回の目標である神威岳からペテガリ岳の主稜線が繋がりました。
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キバナシャクナゲが咲いていました。
花を見る余裕も出てきます。
今夜もゆっくり休んで明日の下山に備えます。
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