7月に入り大分天気が良くなってきました。
そろそろ山はお花の季節を迎えてきます。
そんなお花で気になったのが大雪山は裾合平に咲くチングルマ大群落です。
昨年秋に訪れたときには真っ赤に紅葉していたのですが、ぜひ花が咲く時を見てみたいと思っていました。
7月に入り、ロープウェイ姿見駅周辺の花情報を聞くたびに今年こそは訪れてみようと思いました。
併せてお鉢を回り北鎮岳から比布岳、未だ登ったことのない愛別岳も登りたいと思い計画を立てました。
1日目は、裾合平から中岳温泉を巡り、お鉢の縁まで登ります。
そこからお鉢を時計と反対方向に歩き間宮岳から旭岳の裏側にあるキャンプ指定地で1泊します。
翌日は、キャンプ指定地から間宮岳へ戻り時計回りに歩き北鎮岳を目指します。
ここからは大雪山の北部となる鋸岳、比布岳、愛別岳、安足間岳、当麻岳などを歩き、当麻乗越から裾合平に戻るという計画です。
7月11日(土曜日)
札幌を朝5時半に立ちます。
旭岳温泉に着いたのは8時半ですが、すでに無料の駐車場は満杯です。
やむなくロープウェイの駐車場に止めようとすると駐車料金が1泊では千5百円といわれます。
困ってしまい無料で止められる場所がないか聞きますと5百メートルほど下がったところにも無料駐車場があるといいます。
車を回してのその駐車場に止めます。
急いで準備をして9時のロープウェイで姿見の駅を目指します。
9:15分、姿見の池駅を出発して裾合平を目指して歩きます。
今日はいい天気です。
天気予報では気温が上がると報じられています。
裾合平をのんびりと歩きます。
所々にある沢には残雪が残っています。
エゾイソツツジが咲いていました。
花を探しながら歩いていきますが、チングルマノは見あたりません。
前方には当麻岳の稜線が見えています。
この斜面をGWにはスキーで滑ったのです。
今はすっかり雪がなくなり緑の斜面となっています。
10:20分、当麻乗越との分岐に到着です。
ここまで歩いてきたのですが、今日はどうも調子が今ひとつです。
足が重くてうまく歩けないのです。
顔を上げて前を見るのが苦しいのです。
まだまだ先が長いので騙し騙し歩きます。
熊の岳が間近に見えてくると目的の斜面です。
しかし、秋にはチングルマで一杯だった斜面に花の姿はありません。
赤く枯れたような枝と白い綿帽子のようなものが付いた枯れた植物が見えるだけです。
がっかりして、中岳温泉を目指します。
11:00分、中岳温泉に到着です。
ここには沢山の人が休んでいました。
足湯に浸かっている人もいます。
私は、ただでも暑いので足湯には浸からず体を休めます。
しかし、照りつける太陽だけでも暑いのにさらに地熱ですから身体には堪ったものではありません。
早々に退散して、お鉢を目指して登ります。
この登りが意外ときつかったです。
足が前へ出ていかないのです。
自分に1歩、1歩、と言い聞かせながら登ります。
12:35分、中岳分岐に到着です。
目の前の眺望が一気に開けます。
目の下には雄大なお鉢の底が見えています。
この光景こそが大雪山の雄大さを現していると思います。
イワウメに群落が広がっています。
ここまで来ると黒岳方面から来る人と間宮岳方面から来る人がひっきりなしに通り過ぎます。
さすが、大雪銀座といわれる場所です。
15分ほど休んで間宮岳に向かいます。
ここも人で一杯でした。
白雲岳へ向かう人、旭岳へ向かう人、黒岳へ向かう人、それぞれが3方向へ向かう大雪一番の交通要所です。
私は、旭岳へ向かいます。
熊の岳の中腹にもお花畑があります。
ここにはミヤマキンバイが咲いていました。
13:00分、裏旭岳キャンプ指定地に到着しました。
今日はここでテント泊します。
やれやれ、今日はこれで歩かなくてもいいのでホッとしました。
旭岳の裏側ですが、大きな雪渓が残っています。
このキャンプ指定地周辺にはキバナシャクナゲが咲いていました。
私のテントです。
ここには数カ所、石でしっかり風除けが作られたテンとサイトがあります。
さて、私のほかに1グループがテントを張ってました。
今日はこの2組がこのテントサイトを使うのかなと思っていました。
しかし、夕暮れ時となる7時半近くに声がするので雪渓を見ると父親と子供が降ってきます。
そのほか、暗くなってからも声がするのです。
朝になってみると暗くなってから2グループがこのテントサイトに来ているのです。
登山での鉄則は、早立ち、早到着です。
これが最近守られていないのです。
先週登った羊蹄山でもそうでした。
暗くなっても登っている人が事故を起こしたらどうなるのでしょうか?
当日に救助することは無理です。
こんなことも考えずに登山するのは自殺行為につながると思います。
「自分の命は自分で守る」これは山以外でも考えなければいけないことです。
もっと考えた行動で山を楽しみましょう。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
旭岳ビジターセンターさんノブログを読むと裾合平のチングルマは
雪が融けたばかりなのでこれから新芽を出して成長するとのことです。
したがって、花が咲くのは今月下旬ということです・
この情報を信頼して、今月末にはもう一度裾合平のチングルマを見に
来なければと思いました。
そろそろ山はお花の季節を迎えてきます。
そんなお花で気になったのが大雪山は裾合平に咲くチングルマ大群落です。
昨年秋に訪れたときには真っ赤に紅葉していたのですが、ぜひ花が咲く時を見てみたいと思っていました。
7月に入り、ロープウェイ姿見駅周辺の花情報を聞くたびに今年こそは訪れてみようと思いました。
併せてお鉢を回り北鎮岳から比布岳、未だ登ったことのない愛別岳も登りたいと思い計画を立てました。
1日目は、裾合平から中岳温泉を巡り、お鉢の縁まで登ります。
そこからお鉢を時計と反対方向に歩き間宮岳から旭岳の裏側にあるキャンプ指定地で1泊します。
翌日は、キャンプ指定地から間宮岳へ戻り時計回りに歩き北鎮岳を目指します。
ここからは大雪山の北部となる鋸岳、比布岳、愛別岳、安足間岳、当麻岳などを歩き、当麻乗越から裾合平に戻るという計画です。
7月11日(土曜日)
札幌を朝5時半に立ちます。
旭岳温泉に着いたのは8時半ですが、すでに無料の駐車場は満杯です。
やむなくロープウェイの駐車場に止めようとすると駐車料金が1泊では千5百円といわれます。
困ってしまい無料で止められる場所がないか聞きますと5百メートルほど下がったところにも無料駐車場があるといいます。
車を回してのその駐車場に止めます。
急いで準備をして9時のロープウェイで姿見の駅を目指します。
9:15分、姿見の池駅を出発して裾合平を目指して歩きます。
今日はいい天気です。
天気予報では気温が上がると報じられています。
裾合平をのんびりと歩きます。
所々にある沢には残雪が残っています。
エゾイソツツジが咲いていました。
花を探しながら歩いていきますが、チングルマノは見あたりません。
前方には当麻岳の稜線が見えています。
この斜面をGWにはスキーで滑ったのです。
今はすっかり雪がなくなり緑の斜面となっています。
10:20分、当麻乗越との分岐に到着です。
ここまで歩いてきたのですが、今日はどうも調子が今ひとつです。
足が重くてうまく歩けないのです。
顔を上げて前を見るのが苦しいのです。
まだまだ先が長いので騙し騙し歩きます。
熊の岳が間近に見えてくると目的の斜面です。
しかし、秋にはチングルマで一杯だった斜面に花の姿はありません。
赤く枯れたような枝と白い綿帽子のようなものが付いた枯れた植物が見えるだけです。
がっかりして、中岳温泉を目指します。
11:00分、中岳温泉に到着です。
ここには沢山の人が休んでいました。
足湯に浸かっている人もいます。
私は、ただでも暑いので足湯には浸からず体を休めます。
しかし、照りつける太陽だけでも暑いのにさらに地熱ですから身体には堪ったものではありません。
早々に退散して、お鉢を目指して登ります。
この登りが意外ときつかったです。
足が前へ出ていかないのです。
自分に1歩、1歩、と言い聞かせながら登ります。
12:35分、中岳分岐に到着です。
目の前の眺望が一気に開けます。
目の下には雄大なお鉢の底が見えています。
この光景こそが大雪山の雄大さを現していると思います。
イワウメに群落が広がっています。
ここまで来ると黒岳方面から来る人と間宮岳方面から来る人がひっきりなしに通り過ぎます。
さすが、大雪銀座といわれる場所です。
15分ほど休んで間宮岳に向かいます。
ここも人で一杯でした。
白雲岳へ向かう人、旭岳へ向かう人、黒岳へ向かう人、それぞれが3方向へ向かう大雪一番の交通要所です。
私は、旭岳へ向かいます。
熊の岳の中腹にもお花畑があります。
ここにはミヤマキンバイが咲いていました。
13:00分、裏旭岳キャンプ指定地に到着しました。
今日はここでテント泊します。
やれやれ、今日はこれで歩かなくてもいいのでホッとしました。
旭岳の裏側ですが、大きな雪渓が残っています。
このキャンプ指定地周辺にはキバナシャクナゲが咲いていました。
私のテントです。
ここには数カ所、石でしっかり風除けが作られたテンとサイトがあります。
さて、私のほかに1グループがテントを張ってました。
今日はこの2組がこのテントサイトを使うのかなと思っていました。
しかし、夕暮れ時となる7時半近くに声がするので雪渓を見ると父親と子供が降ってきます。
そのほか、暗くなってからも声がするのです。
朝になってみると暗くなってから2グループがこのテントサイトに来ているのです。
登山での鉄則は、早立ち、早到着です。
これが最近守られていないのです。
先週登った羊蹄山でもそうでした。
暗くなっても登っている人が事故を起こしたらどうなるのでしょうか?
当日に救助することは無理です。
こんなことも考えずに登山するのは自殺行為につながると思います。
「自分の命は自分で守る」これは山以外でも考えなければいけないことです。
もっと考えた行動で山を楽しみましょう。
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旭岳ビジターセンターさんノブログを読むと裾合平のチングルマは
雪が融けたばかりなのでこれから新芽を出して成長するとのことです。
したがって、花が咲くのは今月下旬ということです・
この情報を信頼して、今月末にはもう一度裾合平のチングルマを見に
来なければと思いました。
今年はどこも花が咲くのが早いと聞いていたのでてっきり終わってたのかと。
週末お花がたくさん咲いてるといいなあ。
北海道は、ここ数日を見ても気温差が大きく、これらの条件が高山植物の開花状況に大きく影響しているようです。
台風の進み具合が気になりますが、週末を期待しましょう。