コロナも大変ですが、プロ野球もねえ。ファイターズの中田さん、先週でしたか暴力事件で無期限謹慎。そしたらジャイアンツに電撃移籍。そしてもう試合に出場ですよ。まあビックリ。どついたらジャイアンツに移籍できるんですね。きれいごとを言ってますが、ジャイアンツのなりふり構わない戦力補強。どんな人でも力があればいいの感覚はいかがなもんでしょうかねえ。まあ、今に始まったことではないですがね。こんな球団、魅力あるとは思えませんねえ。あー、嫌だ嫌だ。
とかなんとか言いながら、前回に続いてハイドンであります。思い起こせば、15年ほど前にハイドンをよく聴いた時期がありました。そのころハイドンのCDをけっこう買いました。その中心はやはり交響曲で、ロンドン交響曲やその前のパリ交響曲もいくつか買いました。前回ロンドン交響曲からでしたから、今回はパリ交響曲から。パリ交響曲の演奏、いくつかありますが、ちょうど15年前に岡山の中古やさんで買った、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室管による演奏であります。1975,77,81年の録音。
パリ交響曲は、1785年から1786年にかけ作曲された6曲の交響曲。これらはパリで新たに創設されたオーケストラ団体、コンセール・ド・ラ・オランピックのために作曲されたもの、ロンドン交響曲と並んでの名曲。どの曲も聴きやすい。この中から、今回は交響曲第85番変ロ長調『王妃』です。この標題は1788年には付けられており、なんでも、マリー・アントワネットが好んだということからだそうですねえ。まあ、それほどの意味があるわけでもなではないですが…。
この曲、今やモダン楽器の演奏は、流行らないんでしょうねえ。古楽器の演奏を、と思うのですが、なかなか。ザンデルリンクの演奏を聴きたいなと思っているのですが、買いそびれてしまいました。古楽器のものもアーノンクールやクイケンのものを持ってはいますが、私的にはどうしてもモダン楽器の方に行ってしまうのですねえ。ファイの演奏なんておそらく評価されているんでしょうね、
それで、マリナーの演奏ですが、私が聴いた演奏でもっとも多いのはモーツァルトの機会音楽や歌劇かな、と思います。このハイドンの演奏も、それらの一連の演奏とよく似ていますね。マリナーの演奏って、早い時期に話題になったヴィヴァルディの四季では、いろいろとやってるな、という印象がありましたが、モーツァルトやハイドンなどの演奏は、至極まっとうで堅実なもの。イギリスの正
とかなんとか言いながら、前回に続いてハイドンであります。思い起こせば、15年ほど前にハイドンをよく聴いた時期がありました。そのころハイドンのCDをけっこう買いました。その中心はやはり交響曲で、ロンドン交響曲やその前のパリ交響曲もいくつか買いました。前回ロンドン交響曲からでしたから、今回はパリ交響曲から。パリ交響曲の演奏、いくつかありますが、ちょうど15年前に岡山の中古やさんで買った、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室管による演奏であります。1975,77,81年の録音。
パリ交響曲は、1785年から1786年にかけ作曲された6曲の交響曲。これらはパリで新たに創設されたオーケストラ団体、コンセール・ド・ラ・オランピックのために作曲されたもの、ロンドン交響曲と並んでの名曲。どの曲も聴きやすい。この中から、今回は交響曲第85番変ロ長調『王妃』です。この標題は1788年には付けられており、なんでも、マリー・アントワネットが好んだということからだそうですねえ。まあ、それほどの意味があるわけでもなではないですが…。
この曲、今やモダン楽器の演奏は、流行らないんでしょうねえ。古楽器の演奏を、と思うのですが、なかなか。ザンデルリンクの演奏を聴きたいなと思っているのですが、買いそびれてしまいました。古楽器のものもアーノンクールやクイケンのものを持ってはいますが、私的にはどうしてもモダン楽器の方に行ってしまうのですねえ。ファイの演奏なんておそらく評価されているんでしょうね、
それで、マリナーの演奏ですが、私が聴いた演奏でもっとも多いのはモーツァルトの機会音楽や歌劇かな、と思います。このハイドンの演奏も、それらの一連の演奏とよく似ていますね。マリナーの演奏って、早い時期に話題になったヴィヴァルディの四季では、いろいろとやってるな、という印象がありましたが、モーツァルトやハイドンなどの演奏は、至極まっとうで堅実なもの。イギリスの正
統的な演奏って感じですかねえ。もしかすると、ハイドンは最初に聴いたものなので、刷り込みがあるのかも知れませんが。アカデミー室内管も名手が多いと言われてますが、モーツァルトでも感じることですが、少々堅い。響きに艶が欲しいな、と思います。
第1楽章、弦の合奏が小気味よい。それに木管が絡み、演奏が一層締まる。そして 躍動感とダイナミックな表情、それほどの奇を衒ったものでもないが、気持ちの中に素直に入って来る。それは、曲が進めば一層感じられるもの。第2楽章。主題と5つの変奏曲。主題はフランスの「優しく若いリゼット」という民謡。弦が実に堅実。そしてたいそう腰の据わった変奏曲が展開される。いろんな変奏が加われども、根本の部分は動かないぞ、って感じですかね。第3楽章メヌエット。パリ交響曲のメヌエットはどれもいいなと思うのですが、メヌエット好きからすると、中間部は素敵ですが…、って感じかな。とはいえ、この気品がある上品なメヌエット、透き通った響きでとても秀逸。そして、第4楽章。前回も言いましたが、ハイドンの第4楽章は、さあ終わりだよ感がいっぱい。オケは小編成で、それゆえの機動性が存分に発揮されています。弦のまとまりもとてもいい。みんなで終わりましょう、説得力がありますねえ。実に満足感の高いハイドンであります。
このCDは、中古やさんで見つけたものですが、ハイドンないかなあ、と思って訪れたお店で、ドンピシャのCDでした。こんなときの驚き感、幸せ感と満足感は、筆舌に尽くしがたいものでありますね。中古やさん通いは、これがあるからやめられない(笑)。
(Philips 438 727-2 1993年 輸入盤)
第1楽章、弦の合奏が小気味よい。それに木管が絡み、演奏が一層締まる。そして 躍動感とダイナミックな表情、それほどの奇を衒ったものでもないが、気持ちの中に素直に入って来る。それは、曲が進めば一層感じられるもの。第2楽章。主題と5つの変奏曲。主題はフランスの「優しく若いリゼット」という民謡。弦が実に堅実。そしてたいそう腰の据わった変奏曲が展開される。いろんな変奏が加われども、根本の部分は動かないぞ、って感じですかね。第3楽章メヌエット。パリ交響曲のメヌエットはどれもいいなと思うのですが、メヌエット好きからすると、中間部は素敵ですが…、って感じかな。とはいえ、この気品がある上品なメヌエット、透き通った響きでとても秀逸。そして、第4楽章。前回も言いましたが、ハイドンの第4楽章は、さあ終わりだよ感がいっぱい。オケは小編成で、それゆえの機動性が存分に発揮されています。弦のまとまりもとてもいい。みんなで終わりましょう、説得力がありますねえ。実に満足感の高いハイドンであります。
このCDは、中古やさんで見つけたものですが、ハイドンないかなあ、と思って訪れたお店で、ドンピシャのCDでした。こんなときの驚き感、幸せ感と満足感は、筆舌に尽くしがたいものでありますね。中古やさん通いは、これがあるからやめられない(笑)。
(Philips 438 727-2 1993年 輸入盤)
さて、ハイドンの交響曲ですが、自分も以前、集中的に、ハイドンを集めた時期が、ありました。ただ、やはり後期の曲が主体になり、パリ交響曲までは、手が伸びませんでした。第88番だけは、何種類もありますが、他は。マリナーの演奏も、所有していますが、この指揮者は、どんな曲を演奏しても、嫌な音を出しませんね。そして、低域がしっかりしているので、安定感があります。奇をてらわないので、評論家からは、あまり、高得点をえられませんが、こういう演奏、私は好きですねえ。節度のある演奏ともいえますが、モーツァルトなども良いです。アカデミーの後、大オーケストラの指揮をしていましたが、どうなんでしょうね?
ところで、緊急事態宣言が各地に出されていますが、これで、感染者数を減少させることができると、思っているのでしょうか?連日、感染しても、入院治療ができず、自宅療養?で、苦しんでいる人の映像が流れています。片方で、全く減ることのない、都市部の人流が映し出せれています。今の日本は、カオスですね。
我が町出身のスター、千葉真一が先日、亡くなりました。聞くところによれば、発症の数日前に、六本木の飲み屋に、遅くまでいたそうです。ワクチン接種もしていなかったとか。このデルタ型は、それだけのことで、命を落とすのです。或いは、相当の苦痛を伴うのです。日本は、法治国家ですが、今のコロナ感染者にたいしては、「放置国家」かも、しれませんね?
マリナーの指揮はどの演奏もバランスがいいですね。ドレスデンとのエルガーやチャイコフスキー、ラヴェル、シャブリエなども面白いですよ。
そうそう、ビーチャムのハイドン、ネットで注文しました。届くのが楽しみです。
しかし、10万人もの人間が感染しても入院できないとは、ひどい状況になってきましたね。おっしゃるとう、まさに「放置国家」ですね。
また、ご教示ください。
また、ご教示ください。
また。ご教示ください。