先日、マリーンズの新人の入団発表がありました。ドラ1の佐々木くんは17番となりましたね。また2位の東洋大の捕手の佐藤くんや国士舘大の外野手の高部くんなども大卒即戦力として期待したいですね。また、イーグルスの美馬投手とホークスから福田外野手も入団。FAで二人獲得とはねえ。鈴木大地の移籍や美馬の人的保証の選手などは残念ですが、仕方ないですねえ。他にも元カープのジャクソン投手が入団し、外国人投手を獲得予定とか。来シーズンの陣容も決まりつつあります。来年は最低でも、CS進出!ということで…。
そんなこんなで、今回はモーツアルト。モーツアルトのピアノ協奏曲、名盤はたくさんありますが、どれが一番か、思案してみるに(もっともこの手のことはコロコロ変わる可能性大)、最近は、内田光子さんとテイトの全集が、うーん一番いいのかなあ、と思うのでありました。全集で出てますが、手元には、半分以上は中古やさんで買ったCDが全部で11枚ほどありますかね。でももう30年も前の録音になるとはねえ。内田さんはクリーブランド管との新しい録音もいくつか出ていますが、この旧盤には捨てがたい魅力がありますねえ。
内田さんの全集に、ピアノ協奏曲以外の曲が1曲あります。それはピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調K.452であります。モーツアルトピアノ協奏曲は全部で21曲(編曲や複数のピアノを除く)。2曲ずつ収めていくと、1曲余ります。そこでこの曲の登場。ケッヘル番号の1違いの17番との一緒に、となったんでしょうか。お陰で、名曲にも関わらず、楽器編成のためか、それほど多くの演奏があるわけはないこの五重奏曲の名演が聴けることなり、まあ嬉しいことです。
そして、この曲の録音は、1990年4月9-10日ロンドンで行われました。このシリーズの最後の特音だそうです。内田さんのピアノに加えて、ニール・ブラック(ob)、シア・キング(cl)、フランク・ロイド(hr)、ロビン・オニール(Fg)のイギリス室管のトップ奏者のみなさんです。この中でシア・キングはハイペリオンからCDが出ておりましたね。このごろはお名前をあまり聞きませんが…。
このイギリス室管って、バレンボイムやペライアも全集でも登場しますが、地味ですがなかなか渋いオケであります。特に、木管(ホルンは金管ですが、これに便宜上加える)がいいですねえ。そのよさは、この曲でも同様であります。この曲、私は大好きです。木管の美しさとピアノがこれほどうまく合わさってより高い次元に昇華されている曲があろうか、ということです。そんな曲をこの4人の木管奏者がすべて見事。どれも控え目なところが見えるのですが、どうしてどうして、4つの楽器の見事さや高揚感はとてもいい。そしてその澄んだ美しさやあふれんばかりの表情が至るところに聴けて、まさに木管楽器の醍醐味であります。それにこれまた陰影に富んだ、味わい深いピアノが加わる。もう極上の演奏が聴けるのでありました。
第1楽章、まずラルゴの序奏。ユニゾンの合奏のあと、伸びやかなピアノ、それを受け継ぐそれぞれおの楽器が実に大らかにスケール大きく歌い上げる。主部に入ると力強さも加わり、次第に速度も加わり、壮大な響きに発展。内田さんのピアノもこの演奏の要として大活躍です。第二楽章の緩徐楽章。旋律の美しさにまず耳がひかれる。私はこんな曲ではホルンにまず耳が行くのですが、ホルンは実に堅実。それにオーボエが派手に歌い上げ、それらをピアノが支えるところも、実にうまくまとまっています。そして第三楽章ロンド。ここでもそれぞれが活発に、生き生きと歌い上げ、その心地よい愉悦感に充ち満ちております。そして管楽器に耳を奪われていたら、ピアノがやはり主役とばかりの存在感。やはり内田さんでまとまっているって感じでしょうか。20分あまりの曲ですが、充実感がいっぱいで、いろんな発見もある演奏であります。
どの球団も来シーズンの陣容が決まりつつあります。少し気になるのが、タイガースの鳥谷さん。来年はどうするんでしょう。マリーンズ入りの噂もありましたがねえ…。
(Philips PHCP-5038 1992年)
そんなこんなで、今回はモーツアルト。モーツアルトのピアノ協奏曲、名盤はたくさんありますが、どれが一番か、思案してみるに(もっともこの手のことはコロコロ変わる可能性大)、最近は、内田光子さんとテイトの全集が、うーん一番いいのかなあ、と思うのでありました。全集で出てますが、手元には、半分以上は中古やさんで買ったCDが全部で11枚ほどありますかね。でももう30年も前の録音になるとはねえ。内田さんはクリーブランド管との新しい録音もいくつか出ていますが、この旧盤には捨てがたい魅力がありますねえ。
内田さんの全集に、ピアノ協奏曲以外の曲が1曲あります。それはピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調K.452であります。モーツアルトピアノ協奏曲は全部で21曲(編曲や複数のピアノを除く)。2曲ずつ収めていくと、1曲余ります。そこでこの曲の登場。ケッヘル番号の1違いの17番との一緒に、となったんでしょうか。お陰で、名曲にも関わらず、楽器編成のためか、それほど多くの演奏があるわけはないこの五重奏曲の名演が聴けることなり、まあ嬉しいことです。
そして、この曲の録音は、1990年4月9-10日ロンドンで行われました。このシリーズの最後の特音だそうです。内田さんのピアノに加えて、ニール・ブラック(ob)、シア・キング(cl)、フランク・ロイド(hr)、ロビン・オニール(Fg)のイギリス室管のトップ奏者のみなさんです。この中でシア・キングはハイペリオンからCDが出ておりましたね。このごろはお名前をあまり聞きませんが…。
このイギリス室管って、バレンボイムやペライアも全集でも登場しますが、地味ですがなかなか渋いオケであります。特に、木管(ホルンは金管ですが、これに便宜上加える)がいいですねえ。そのよさは、この曲でも同様であります。この曲、私は大好きです。木管の美しさとピアノがこれほどうまく合わさってより高い次元に昇華されている曲があろうか、ということです。そんな曲をこの4人の木管奏者がすべて見事。どれも控え目なところが見えるのですが、どうしてどうして、4つの楽器の見事さや高揚感はとてもいい。そしてその澄んだ美しさやあふれんばかりの表情が至るところに聴けて、まさに木管楽器の醍醐味であります。それにこれまた陰影に富んだ、味わい深いピアノが加わる。もう極上の演奏が聴けるのでありました。
第1楽章、まずラルゴの序奏。ユニゾンの合奏のあと、伸びやかなピアノ、それを受け継ぐそれぞれおの楽器が実に大らかにスケール大きく歌い上げる。主部に入ると力強さも加わり、次第に速度も加わり、壮大な響きに発展。内田さんのピアノもこの演奏の要として大活躍です。第二楽章の緩徐楽章。旋律の美しさにまず耳がひかれる。私はこんな曲ではホルンにまず耳が行くのですが、ホルンは実に堅実。それにオーボエが派手に歌い上げ、それらをピアノが支えるところも、実にうまくまとまっています。そして第三楽章ロンド。ここでもそれぞれが活発に、生き生きと歌い上げ、その心地よい愉悦感に充ち満ちております。そして管楽器に耳を奪われていたら、ピアノがやはり主役とばかりの存在感。やはり内田さんでまとまっているって感じでしょうか。20分あまりの曲ですが、充実感がいっぱいで、いろんな発見もある演奏であります。
どの球団も来シーズンの陣容が決まりつつあります。少し気になるのが、タイガースの鳥谷さん。来年はどうするんでしょう。マリーンズ入りの噂もありましたがねえ…。
(Philips PHCP-5038 1992年)
さて、来季のロッテ、期待が持てますね!優勝争いに加わる可能性、大ではないでしょうか?ただ、バレンティンが、SBに入るとのことですから、やはりSBの優勝は、揺るがないでしょうね。
マリーンズですが、なかなかですねえ。あとは外人補強がどうなるかですかね。打では、井上・中村、投では、種市、二木、岩下、頑張って欲しいですねえ。