三連休でした。ほんとに久々に休日に家にいました。まず、22日の夜は、職場の近所の神社のお祭りに仕事上のことで行きました。いやー、出店も約80、たいした人出でした。23日は前の職場のイベントに行ってきました。雨が心配されましたが、なんとかもって、旧知の方々とお会いできて嬉しかったです。昨日は、明石で勉強会・懇親会。まあ、いろいろあって、今日は家でごろごろの一日でした。外出が多いと、それが普通になって、在宅の休日では物足りなくなったりして…。いっそのこと、来年は神戸マラソンにでも出場しましようか…(笑)。
と、いうわけで、今回も一週間に一度の更新になってしまいました。なかなかですねえ。少し前に買ったウェストミンスターのBOXもの。これに収められているシューベルトの曲を聴いたころから、最近シューベルトの作品をよく聴いています。とっても、ピアノ曲と室内楽曲なんでしすが…。最もシューベルトって、交響曲と室内楽とピアノ曲と歌曲、宗教曲くらいしかないので、そんなもんでしょうが…。歌曲もしっかり聴こう!と思ってはいるのですが、なかなか進みませんねえ。精進しなければいけません。
それで、今回もウェストミンスターのBOXからです。ヴァイオリンと弦楽のためのロンドイ長調D.438です。わずか15分ほどの曲です。1816年、シューベルト19才のころの作品。シューベルトってひとは、協奏曲をなぜかほとんど書いていないのです。特に、ピアノ協奏曲は皆無。ヴァイオリンについては、D.345のヴァイオリンと管弦楽のための小協奏曲ニ長調やD.580のヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ変ロ長調と、この曲がある程度ですね。この分野は苦手だったんですかねえ。この曲も、ヴァイオリン協奏曲に発展させるつもりだったのか、その気はなかったのか、よくわかりません。
このヴァイオリンと弦楽のためのロンド、演奏はウィルヘルム・ヒューブナーとウィーン・コンツェルトハウス四重奏団。1953年ウィーンのコンツェルトハウスのモーツァルトザールでの録音。弦楽合奏ではなく、弦楽四重奏による演奏になっています。コンツェルトハウスSQは、いわずとしれたSQ。ヒューブナーは、VPOの第二ヴァイオリンの首席奏者でVPOの楽団長だった人ですね。
この曲の魅力は、シューベルトらしいメロディの美しさでしょうか。短い曲ですが、実にシューベルトらしい魅力にあふれています。軽快で愛らしいテーマがいくつか登場し、聴いているうちに、これ以上の愉悦感があろうか、という具合。モーツァルトのディヴェルティメントのような趣がある一方で、旋律の美しさはそれに比肩するものでしょうか。そんな佳曲を、ヒューブナーとコンツェルトハウスSAが、極上の甘さで演奏してくれます。やはり、VPOの方々は、シューベルトの音楽には、とびきりの愛着があるのでしょうねえ。思い入れたっぷりの弦ほ響きは、シューベルトは、こんな小曲でもほんとにいい曲を書いたんだなあ、と思い込ませてくれるのです。
このCDにはこの曲の後に、二曲の弦楽三重奏曲が収められています。第1番変ロ長調D.471はアレグロのみで未完の曲ですが、D.471とよりは多少鋭角的な曲ですが、同様の魅力にあふれた演奏であります。このCD、1953年録音のモノラルですが、まったくそれは気にならない、そんな録音になっています。
しかし、寒くなってきました。職場が北の方にあるので、スタッドレスタイヤが必要になりそうです。困ったものです。
(WESTMINTER DG40020 輸入盤 2012年)
と、いうわけで、今回も一週間に一度の更新になってしまいました。なかなかですねえ。少し前に買ったウェストミンスターのBOXもの。これに収められているシューベルトの曲を聴いたころから、最近シューベルトの作品をよく聴いています。とっても、ピアノ曲と室内楽曲なんでしすが…。最もシューベルトって、交響曲と室内楽とピアノ曲と歌曲、宗教曲くらいしかないので、そんなもんでしょうが…。歌曲もしっかり聴こう!と思ってはいるのですが、なかなか進みませんねえ。精進しなければいけません。
それで、今回もウェストミンスターのBOXからです。ヴァイオリンと弦楽のためのロンドイ長調D.438です。わずか15分ほどの曲です。1816年、シューベルト19才のころの作品。シューベルトってひとは、協奏曲をなぜかほとんど書いていないのです。特に、ピアノ協奏曲は皆無。ヴァイオリンについては、D.345のヴァイオリンと管弦楽のための小協奏曲ニ長調やD.580のヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ変ロ長調と、この曲がある程度ですね。この分野は苦手だったんですかねえ。この曲も、ヴァイオリン協奏曲に発展させるつもりだったのか、その気はなかったのか、よくわかりません。
このヴァイオリンと弦楽のためのロンド、演奏はウィルヘルム・ヒューブナーとウィーン・コンツェルトハウス四重奏団。1953年ウィーンのコンツェルトハウスのモーツァルトザールでの録音。弦楽合奏ではなく、弦楽四重奏による演奏になっています。コンツェルトハウスSQは、いわずとしれたSQ。ヒューブナーは、VPOの第二ヴァイオリンの首席奏者でVPOの楽団長だった人ですね。
この曲の魅力は、シューベルトらしいメロディの美しさでしょうか。短い曲ですが、実にシューベルトらしい魅力にあふれています。軽快で愛らしいテーマがいくつか登場し、聴いているうちに、これ以上の愉悦感があろうか、という具合。モーツァルトのディヴェルティメントのような趣がある一方で、旋律の美しさはそれに比肩するものでしょうか。そんな佳曲を、ヒューブナーとコンツェルトハウスSAが、極上の甘さで演奏してくれます。やはり、VPOの方々は、シューベルトの音楽には、とびきりの愛着があるのでしょうねえ。思い入れたっぷりの弦ほ響きは、シューベルトは、こんな小曲でもほんとにいい曲を書いたんだなあ、と思い込ませてくれるのです。
このCDにはこの曲の後に、二曲の弦楽三重奏曲が収められています。第1番変ロ長調D.471はアレグロのみで未完の曲ですが、D.471とよりは多少鋭角的な曲ですが、同様の魅力にあふれた演奏であります。このCD、1953年録音のモノラルですが、まったくそれは気にならない、そんな録音になっています。
しかし、寒くなってきました。職場が北の方にあるので、スタッドレスタイヤが必要になりそうです。困ったものです。
(WESTMINTER DG40020 輸入盤 2012年)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます