* m's small garden * <milky-mamaの小さな庭>

*** 植物育てが運んでくれる小さな幸せ ***

アンデスの乙女

2007-10-09 10:29:53 | 花木と実のなる木



カッシア
学名:Senna corymbosa(=Cassia corymbosa)
アンデスの乙女(園芸名)


かわいい黄色い花が秋に咲きます。
マメ科の落葉低木。
半耐寒性です。


生まれはブラジル、アルゼンチン。
なぜか「母をたずねて三千里」のマルコの顔が浮かびます。


まだ行ったことのない遠い南アメリカの大陸で
どんなふうにこの花が咲いているのでしょう。







丸く明るいこの顔に魅了され
たぶんネーミングの良さにも魅了され
主人のお気に入りのお嬢さんです。


三回冬を越しました。

一度目とニ度目は地植えでしたが
霜にやられてなんとか生き延びている状態。

かわいそうで昨年は大きな樽鉢にとりあげ
デッキの片隅で越冬させました。

今年はその鉢のままで大きくなりました。






今、2m以上。
そろそろ成木ですね。


枝が四方に広がって育つので
バラのイブ・ピアジェの絡むアーチに誘引しています。




追記……2007.10.25・…………………





満開になっています。
秋の日に黄色の花が輝いています。
                    ・……追記END






昨日、雨に任せて古いビデオを引っ張り出し
うとうとしながら見ていました。
「ターシャ・テューダーの庭」です。


そこにはあたかも人の手が加えられてないかのような
自然な美しい広大な庭が広がっています。

ターシャが言います。
「堅苦しい庭は好きじゃないの。」

私も・・・そう・・・。

「どの花がどの場所を好きか、庭が落ち着くには12年は必要よ」

・・・12年。。。


いい時にこのビデオを見ました。
反省材料や来年に向けての庭造りに心が固まったからです。




バラにばかり心が傾いていましたが
こんな小さな花があって
色々な緑があってこその庭。

庭の中にバラもある・・・。
そこに自然に咲いている。
それが私の目指す庭でした。







いつも咲いていてくれるブッドレアもこんなに綺麗。



さて、南の日当たりが強すぎる辺り
どの花がそういう場所を好むんだったろう?

バラを自然に目立たなく
庭に溶け込ませて咲かせるには・・・どこがいいのかな?






そんなことを考えて
昨夜はずっとそんな夢を断片的に見ていました(笑)。