今朝は雨でした。
気温が上がるという予報を無視してちょっと冷たい雨。
それでもなんとなくふんわりとした春らしい朝でした。
3月も下旬になって、やっと3月らしい庭になってきましたね^^
庭植えのクリスマスローズたちが皆咲き出して
あちこちに何かしらの芽が吹き出して
庭が明るい色になっています。
バラの芽も展開し始めたし、チューリップの青白い葉も綺麗です。
咲かないつもりのチューリップも葉の美しさで庭に貢献してくれてるのかな?
原種チューリップのストレッサ、晴れた日には咲きましたが
今日は花びらを閉じています。
脇にはラッパ水仙が咲きました^^
後ろに見える幹は小さな花の咲くモクレンのものです。
木肌が生き生きして見えますよね。
原種チューリップや水仙や、芽吹いて伸び出したデイリリーの葉や
細く折れている葉はヒガンバナの葉だと思います。
向こうに白く茶色く枯れているのはレウカンサの株。
いつも冬にはこんなふうに枯れてしまいますが
きっともう少しすると新芽が育ってくるはずです。
秋に紫の穂をたくさん咲かせて揺れるレウカンサですよ^^
アネモネも咲き出しています。
何年目かな?このプラスチックの古びた鉢の中でイチゴと同居です。
出窓の下の、寒さから守られた場所のヘレボルスも
元気に咲き出しています。
ここではコボレダネの双葉もたくさん現れています。
なんだかとにかく緑が綺麗。
若い葉の明るい色が本当に楽しい^^
毎年現れてくれるヒヤシンスも、やっと色づいてきました。
これからは庭のあちこちに咲くヒヤシンスが楽しみです。
チューリップの芽生え、この姿は咲いてる時以上にいいかもしれませんよね。
明日は晴れるかな?
今日の雨でクレマチスの新芽も膨らんできたような気がします。
明日の朝が楽しみですね^^
ひらひらダブルさんも、やっと重い腰をあげて
硬かった蕾を広げてきました^^
何枚も重なった・・・こんな姿のヘレボルス、交配して作出した方は嬉しかったでしょうね~
何年前くらいから色々研究されてたのかな?
このダブルさん、咲き出すと一つ一つの色や表情が少しづつ違って
見ていると面白いんですよ。
こんな姿が一番ステキかな~
以前、たまたま
ヘレボルスナーセリーの方と他の園芸家の方が会話する席に 同席したことがあったのですが
その時の会話がすごく頭に残っています。
「クリスマスローズはどうも下ばっかり向いちゃって、あれが上向いたらどうなの?」
という園芸家の質問に
「いやぁ~、あれはうつむいてるから、そこが人の心を惹くんでしょう」
「でも交配してると様々あって、下向きすぎちゃって地面にくっついちゃうのもあるんですよ」
「あれじゃ顔が見えないので、いくらいい花が出ても売り物にならない」
なんて会話が続いていました。
私は聞いてるばかりでしたが、すごく興味深かったです。
それが自分で実生の苗なんか育ててみると
まさにそんな「地面にくっついて咲く」なんてのに当たったりしますね。
「これか~」って思いました(笑)。
やっぱりうつむき加減で、こんなふうに立ちあがってこないと困るわけよね^^
綺麗です。