* m's small garden * <milky-mamaの小さな庭>

*** 植物育てが運んでくれる小さな幸せ ***

ポールズ・ヒマラヤンムスク

2015-05-18 12:06:47 | ・ポールズ・ヒマラヤンムスク

春一度だけ思い切り咲くポールズ・ヒマラヤンムスク。
小屋を彩る姿をいつも心待ちにしています。

 五月の中旬、思いっきり咲いてハラハラと散ってゆく
桜のようなバラ。



今日はこの子の話を聞いてね^^

まずはどんなに伸びるか、の話。

 

裏通路の勝手口前から物干しの後ろを通って物置小屋の方へ。
物置小屋の手前に根元があります。
枝先から根元まで約7m(今計ってきました、笑)。

 

根元からまた別の枝が小屋の屋根へと伸び
今年はその先をフェンスへと伸ばしました。



ここがまた根元から6mはあります。
つまり左右に13mは伸びまくってるってことですね^^;

その13mの間、ずっと淡いピンクの小花が房になって咲いてます。
バラらしい爽やかで甘い香りが満ちています。

実は2年前、洗濯物の後ろまで来なくてもいいわ、と
ばっさり太い幹を切り戻しました。

ところが!
反動でものすごくたくさんのシュートを伸ばして嵐のようになっちゃったんです(笑)。
こりゃ下手に切り戻さない方がいいわ・・・と(((。^_^A

大好きな花だから思いっきり咲いて頂きましょう^^

ふわふわの薄い花びら。
光に透けます。。。


次は、この優しい姿のポールズ・ヒマラヤンムスクが
驚くほど強い・・・というお話。

今年、油断してて水が足りなかったらしく珍しくうどん粉病になってしまったんです。
気付いてからはせっせとお水をあげたのですが
ポールズ・ヒマラヤンムスクは粉粉になった蕾も全部綺麗に開いたんですよ。

つくづくすごいな~って感心しました。

それと去年の秋、カミキリ虫被害があちこちで見つかった頃
「それにしてもヒマラヤンムスクは大丈夫だな」
「あれは虫も食わないんだろうか?」なんて暢気に思いながら株元を見たら
なんと・・・いっぱい入られて木屑もいっぱい出て
可哀想な株元になってたんです。

ヒマラヤンムスクは自分でせっせと自分の傷を治していたんですよ。

これは今日撮った画像ですが、去年見つけた時は株の周りに木屑がいっぱいでした。
何匹にもやられたらしく、穴がいっぱいで・・・
気付いてあげるのが遅すぎで、なんて可哀想なことしちゃったんだろうと
心が痛みました。

まだいるかもしれないと、ほじってみると皮がボロボロ剥がれて
念のため殺虫剤を穴に入れておきました。

ヒマラヤンムスクは樹液をいっぱい出して傷を自分でふさいでいました。
その樹液が固まってコブのようになっていたんですよ。
本当にいじらしい。素晴らしい生命力。

こんなことがあって、ますますこの子が可愛く大切に感じました。

花を咲かせながらも長いシュートをぴんぴん出すので
せっせと無駄なシュートは切ることにしています。
思う存分暴れさせたのでは、私の小さな庭では維持できないので^^;

今日はもう風にはらはらと散りだしています。
花びらがひらりと落ちる姿も良くて。。。

小屋の手前ではホタルブクロが色づきだしました。

秋に初めて迎えたブルーバユーも1輪美しく咲き出しています。

木陰ではホスタが大きく葉を広げています。


季節の移ろいを感じます。