本日出前講座開催しました。

本日、名取市増田西公民館にて名取市増田西地区福祉委員会の
皆さん（27名）を対象に出前講座を開催しました。
60代～80代の民生員さん、福祉委員さん、ボランティアさん、
一般市民と様々な方々が参加されました。

テーマは
講話の「聴覚障害の基礎知識」と体験の「ミニ手話」をそれぞれ40分。
初めに私から「聴覚障害の基礎知識」を。

１．聞こえない、聞こえにくいだけの障害ではなく、
①見た目ではわからない障害
②情報障害（情報弱者）
③コミュニケーション障害
があること。

２．伝音性難聴と感音性難聴の聞こえ方の違い

３．様々なコミュニケーション
①手話
②口話・読話
③身振り手振り
④筆談
⑤補聴器等
⑥その他の様々なコミュニケーション

この中で特に反応があったのが
①感音性難聴者に大声で話すのはやめたほうがいい逆に
　聞き取りにくいこと。
②補聴器はすぐに聞こえるものではない、訓練が必要なこと。
③補聴器に慣れたとしても騒がしいところは苦手なこと。
④身振り手振りもコミュニケーションとして有効であること。

その他に
①名取市手話言語条例が施行されたこと
②名取市山田市長が9月1日の東北ろうあ者大会で最後まで
　手話で挨拶し拍手喝采だったこと。
これには会場の皆さん感心されました。


その後、（一社）宮城県聴覚障害者協会から派遣された講師による
ミニ手話。
模造紙で手書きのとても素晴らしいイラスト入りの教材。
手話を覚えやすくしようとする工夫が素晴らしかったです。
会場の皆さん、興味津々。


自己紹介の時は積極的に自分から前に出て手話で自己紹介。
ちょっと手話を覚えた、名取市内の手話サークルに通っていた
こともあって初歩的な手話が上手。

さすが手話言語条例が普及している名取市だなと感心！
手話を一生懸命習得しようとしている姿勢は年齢を感じさない
ほど熱意がありあり。

今回は何事も学ぶという事はいくつになっても関係ないと改めて
思った講座でした。
見習いたいものです。

（松本はEPA+DHAソーセージ（塩分ちょっとカット）をほぼ毎日
1本食べてる。はたして効果はいかに？無駄に終わるのか？）