みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

谷川岳

2014-08-01 | 自主山行

 

2014年7月24日(木)~25日(金)   天候 小雨・曇りと霧・時々晴れ     参加者 10名

 

   24日の午前5時に関市を出発。途中富岡ICで下車し、世界遺産になった富岡製糸場をガイドの案内で見学した後、一路群馬・水上へ。ところが、現地の宿へ着くとなんと雨。

 到着後周辺の散策をと考えていたが、これでは・・としばし戸惑う。でも小雨だし、せめて明朝の登山口確認だけでもと、傘をさして歩き始める。登山口のあるマチガ沢出会で「ここまでか・・」と立ち止まっていると、そこへ巡回中の9人乗り小型8輪バスが来た。身体不自由者や小児用の無料バスだけど悪天で乗客はゼロ。うまく頼み込んで一ノ倉沢出会いまで便乗させてもらった。ガスがたれ込み、展望はいまいちだったけれど、今日は無理と思っていた一ノ倉沢岩壁が垣間見られた。その後、ロープウェイ駅まで戻って降ろしてもらい、遭難者慰霊公園にも立ち寄ってから宿へ帰った。
 翌朝は宿を5時半に出発。谷川岳指導センター手前で車をデポ、一般車通行止めのため歩いて登山口へ。ストレッチをしてから6時半にスタートした。上部一ノ倉岳辺りには陰鬱で暗く重いガスが立ちはだかっている。時々小雨がパラ、パラッときて、雨具を着けたり脱いだりする。超高齢者?もいるためペースはゆったりだ。西黒尾根との合流地点であるラクダ(ガレ沢)のコルまで約3時間半。ロープや鎖、ハシゴも出てくる岩場が結構長い。
 予報によれば、今日は良くなっていくというが、この山はそんなに素直ではない。でも青空がのぞくようになり、少しずつ明るくなっていった。
 コルで西黒尾根に合流すると、ザンゲ岩をめざしての岩場登りだ。近くに見えていて、登っても登っても近づかない。そのザンゲ岩からは一気に山頂トマの耳へ到達した。最高点のオキの耳まではおよそ10分か15分くらいのもので、ピストンした後トマの耳で昼食休憩となった。
 下りはロープウェイ利用なので楽チンかと思えたが、結構距離があり、炎天下2時間半かかって下界の土合口駅に降り立った。自分の足で下から山頂まで登りきった満足感と快い疲れに浸りながら、その後は温泉とおいしい食事、偶然水上町の夏祭りも見物するというゆったりの一時を過ごした後、北陸道経由で深夜の帰関となった。                             禅

                                       (写真提供 KS)

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