みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

鷲ヶ岳

2015-02-13 | クラブ山行

クラブ報
2015年2月8日(日)   天候 雪     参加者 9名

   

CL 泉谷さん
 高速、順調に走行してスキー場に早く着く。クラブハウスに入って休憩。大島茂提案で待っている間に「ビーコン訓練」しよう。未経験者にクラブ保有分3台を出して装着から使用法をやってもらう。1時間位の待ち時間を有効に使う。集合時間8時が近づく。
 高田部長、渡辺寛治講師の挨拶後。渡辺講師を先頭に出発 スキー場のコース端を歩く速い、速い。クラブの「初めはゆっくり」のペースじゃない歩く歩く休まない他の会は普通なのだろう。県連部隊で何も言えずついて歩くのみ。スキー、スノボーの滑っているコース脇を一時間ぐらい歩いてリフト上部へやっと休憩やれやれ。ここでアイゼン装着新雪の山道に入って行く3班に分かれるわがクラブは一つの班、他の班と違うコースをラッセルの練習、尾根筋の狭いところ立ち木の下をくぐって右や左へ歩く。一時間ぐらい歩いた尾根筋でストップ。本格的訓練が始まる。
 
まず雪の斜面横列に並んで雪の斜面の登下降キックスッテプ訓練。下りはピッケルを山側斜面の踵の横に刺す、右足の踵を雪面に蹴り下ろす、この瞬間左足とピッケルでの2点支持。両足が降りたらピッケルを体の横に刺す、その繰り返し。登りはピッケルを前方に刺す今度は靴のつま先を雪の斜面に蹴りこむ、両足が登ったらまたピッケルを打ち直す。(2点支持)ピッケルか足、どちらかをしっかり固定する事それが基本と教わる。
 その後、急斜面を探して『滑落停止訓練』滑り台を滑り降り反転して腹ばいになってピッケルを胸の下で雪面に突き刺して停止する。みんなが繰り返して練習簡単なようで両足を雪面から上げるのが難しい。やっていると楽しくなって次々と繰り返すやはり回数を重ねるとみんな上手になる。
 渡辺講師滑落中アイゼンを雪面に引っ掛けて後ろにでんぐり返り背面で頭から滑り落ちるなどの停止訓練の最高技術も披露される、これこそ訓練しないと恐怖感の方が強い。すごいの一言。
 一時間余りの訓練後山頂へ出発、谷に降りて尾根へ登って縦走コース。尾根から降りた所で「どうする」12時頃タイムオーバー登頂は断念。ここで雪洞作りと昼食と決定。わがクラブはリーダー「男女二組に分かれよう」と提案。まずは場所選び良い場所が一番。どちらも木の根元を利用する。昼食は交代で済ます雪山行動食でいつでも簡単に食べるのが常識。教科書どうりの行動である。
今日は朝から雪は降り続いている立ったままパンを食べる。良い経験ができる。
 雪洞作りも完成に女子組「間口が広くて、日当たり良好」アパート探しの殺し文句。
男子大島茂指導で入り口は狭く中ほどで左に曲がって穴の奥は広い。最高の雪洞完成。
やはり経験するのが一番。それと道具が一番。当会全員スッコプがあり作業が進む、スコップがなければとても仕事ができない。のこぎり一丁あると良いことも実感する。
 14時になって下山開始。往路をたどって下山する帰りは早い。スキー場に出て各自ワカンを外して駐車場へ。
 高田リーダー、渡辺講師の挨拶のあと解散。早いはずがスキー場から車の列。
やまびこロードを走って白鳥へ。高速は混んではいるが止められることなく帰着する
 
数日前より雪の予報、「なぜ決行するの?」など口から出ていたが山に入ったらもう忘れて皆は楽しんでいる。こんな雪降りの登山そんなに体験できない。
各種訓練を見ていると仲間内では「まあ、マア」が多い。他のクラブと合同が真剣味が違う。他のクラブ若手が張り切っている。行動力、体力が違う。休憩時間のとり方も違う。当クラブの参加者も違和感があっても全体に合わせている。感心、感心。
他登山者との見聞。「知識も装備も教わる事も多い」と実感した山行でした
                                       (記録担当 河合Yさんの報告より)

 

 コースタイム
関 5:00 ==美濃IC(高速)高鷲IC == 鷲ヶ岳スキー場第二P 6:30・・(ビーコン訓練クラブのみ)鷲ヶ岳スキー場第二P発 8:00 ・・ホワイトピア スキー場リフト上部8:50・・上部ピーク 9:40 ~(雪山歩行訓練・滑落停止訓練)11:00 ・・縦走路間の谷間12:00(雪洞構築・昼食)13:50 ・・ホワイトピアリフト上部 ・・鷲ヶ岳スキー場第二P 15:20 ~ 16:00 = = 関 17:30

 

       
                                                                                                          (スライド写真提供 河合Yさん、泉谷さん)

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