みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

荒島岳(平家岳・美濃平家岳からの転進)

2018-10-07 | クラブ山行

クラブ報告

2018年10月7日(日)    天候 曇り時々雨    参加者 24名    平家岳・美濃平家岳からの転進

CL 渡辺Kさん

 前日台風25号が日本海を通り過ぎた影響が残り、外で猛烈な雨音がして目を覚めてしまい時計を見たら午前二時半、本当に山行に行くのかと不安を感じながら少し予定より早くに起床し集合場所の関市役所に向かう。雨はあがり予想通りみのハイクのメンバーが次々と集合され、いざ平家岳へ出発。
 ところが、国道158号から九頭竜ダムにかかる通称「夢の架け橋」を渡ったところで道路にゲート通行止めの表示があり、登山口への通行はできません。CL・SLさん他の緊急会議が行われ、山行を【荒島岳】に変更し車を進めました。
 6
時30分中出登山口に到着、窓の外は雨・・・気分はブルー。2回目の緊急会議が行われ、登る人14人と帰る人(観光)10人に分かれることとなりました。
 トイレ・準備を終え7時10分カッパ(4人は傘さして)をまとい出発。40分ほど林道を歩き本格的な登山道に入る蒸し暑い、雨はあがり霧の中を歩くと標高700mを超えるあたりからブナの原生林が続き、紫色のトリカブト・黄色のアキノキリンソウが迎えてくれた。休憩を挟みながら進み9時40分標高1,186m小荒島岳山頂の到着。なぜか平家岳の横断幕を広げて笑顔で写真。しばらくなだらかな登山道を行き10時勝原コースとの分岐でもあるシャクナゲ平を通過、30分ほど行くと雨はどしゃ降りとなり、杖代わりで持ってきた傘が有り難い。少し始まりかけた紅葉を見ながら、もちが壁(ゲゲゲの鬼太郎に出できそうな名前)とよばれる急登を必死に超えると10時30分標高1,420mの中荒島岳に到着。両側が笹原になっている気持ちの良い登山道をしばらく進み、11時10分標高1,523.5m【日本100名山荒島岳】山頂に到着しました。
 雨はあがりましたが、周囲にはガスが立ち込め真っ白、360度の大パノラマを設置されていた方位盤で妄想しました。山頂に祀られている荒島大権現をお参りし登山の安全をお願いしました。ここでもなぜか平家岳の横断幕を広げ笑顔で写真。他の登山客が不思議な顔をしていたのは言うまでもないが、我々は気にしない呆れたものだ。頂上で1時間程昼食をとり休憩、少し晴れ間が見え日頃の何とやら皆満足の表情、来て良かったねの声。Kさんが東京から来た本当の山ガールに声をかけ、みのハイクの昔の山ガールから注意されていたのが面白かった。
 12時10分下山開始、もちが壁を滑るように降り、シャクナゲ平で一休み。またしても雨が強くなりここでも傘が有り難い。ひたすら歩くこと2時間、3時10分中出登山口に到着、雨はすっかりあがり空は半分青い。
 駐車場で少しコーヒータイムをとり、九頭竜温泉平成の湯で汗を流し、帰路に着きました。突然の行き先の変更と悪天候となりましたが、日本百名山に登れたことは大満足でした。
           (
記録担当 熊崎Yさんの報告より)

コースタイム
関4:10=道の駅九頭竜=中出登山口駐車場6:30・・・中出コース登山口7:10・・・林道終点登山口7:50・・・小荒島岳分岐9:30・・・小荒島岳頂上9:40・・・しゃくなげ平10:00・・・もちが壁10:20・・・荒島岳山頂11:10 (昼食後)12:10下山開始・・・もちが壁12:50・・・しゃくなげ平13:10・・・小荒島岳分岐13:30・・・林道終点登山口14:40・・・中出登山口駐車場15:10==九頭竜温泉「平成の湯」16:10~17:10==関18::30

 

 

 

                                                       (写真提供 佐藤Yさん)


(地図提供 古谷さん)

コメント
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