明けましておめでとうございます |
みのハイク世話人代表 堀越 正栄
世界的なコロナ感染巌冬の時代を乗り越えて、新年度をクラブ会員の皆さんと共に迎えられます事は最高の喜びと感謝致しております。
国内に於いては17万8877人が感染者し、2595人もの死者が出る程の苦難の年を我がクラブは、ひとりも感染者を出す事なく、健全なクラブ活動を運営できました事は、日頃の事務局長をはじめ会員全員が、健康管理と仲間と支え合う心のコミユニケーションの賜物と感謝すると共に安堵致しております。
何時も新年度のスローガンとして、事故の無い山行をと掲げておりますが、大なり小なりの事故は起きてしまいます。「山行は事故がつきもの」ではないのです。事故はあってはならないのです。
当クラブに於いても事故撲滅は永遠のテーマであり、少しでも起こり得る「芽」を日頃の訓練を通して潰して行くことが、事故を少なくする原点なのです。皆さん心を一つにして「事故零運動」に挑戦しましょう。
「山行事故防止の原点は」転ばないこと、躓かない事。有名なキリマンジャロ・ガイドさんが力説されております。一歩一歩の踏み出す時の安全確認がポイントですと・・・。
また「脚下を看よ」と足元に集中確認してから次があると、禅僧の園梧克勤師も述べられております。足元を疎かにして、目が次に移る危険を解いているのです。山行脚下歩行は基礎の基礎である歩行の原点なのだと述べられている様に思うのです。
己自身の問題として、自分の体力・技術・能力などを知り、各自が再考すべき問題として認識しなければなりません。事故はクラブ会員だけの問題ではなく、家族、親友、社会問題にも関わってくるのです。事故に於いては自己責任など執ることは出来ないのです
我がクラブは健康で一期一会を求め仲間と楽しい山行を期待する会なのですから、事故はない方がよいのです。その可能性に挑戦し、今年度も事故撲滅に努力致しましょう。
最後にコロナ感染苦難の時代にあって、この厳冬で得た経験を明日の明るい糧にしなければなりません。
心の詩を贈ります
厳冬
樹木が余分なものを捨てる季節
樹木が孤独に輝く季節
樹木が黙って根を張る季節
そして一年の中で樹木が最も充実する季節
相田みつを・詩集より