クラブ山行報告
2021年3月7日(日) 天候 晴れ 参加者 33名(体験山行1名含む)
CL 須田Kさん
感想・雑記
コロナウイルスに感染しないよう緊急事態宣言が出され約2か月の自粛期間が解除になり、待ちに待った岐阜百山の一つ八尾山へのクラブ山行が実施されました。
前日は冷たい雨が降り心配しましたが須田リーダーや参加者の願いが天に届き好天の山行日和となりました。
6時に関市役所に集合した参加者は口々に「おはよう!」「元気だった?」「久しぶり!」等と弾んだ声が飛び交っていました。そして、須田リーダーの挨拶のなかで体験山行の末次美鈴(すえなみみすず)さんが紹介され、本日は33名での山行となりました。
6時5分に8台の車で関市役所を出発。順調に奥美濃路を走り「道の駅和良」と「道の駅美樹の里」にてトイレ休憩をしました。
8時25分に登山口の柿坂峠に着き駐車場に車を停めた直後、なんと大垣山協グループが、14名、車3台で来られました。本当にタッチの差でした。それでも大垣山恊の車も何とか駐車でき、同じ山仲間として一安心しました。
8時40分に須田リーダーから挨拶があり、続いて泉谷山行部長指導のストレッチで身体をほぐして「いざ!出発!」木立の中をどんどん登って行くと前方に青空が見え尾根に出ました。そこは114番鉄塔です。遠くには白山連峰の銀嶺がみえました。
登山道は落ち葉でフカフカの「足にやさしい道」です。大きなブナの木や木肌模様の美しいリョウブの木、でも所々鹿に木肌を食い荒らされた木もありました。馬酔木の木は蕾がほんのり赤みをおび春の来るのを待っていました。もうすぐ咲くであろうタムシバの木は木肌にボツボツがあり、それが特徴だと渡辺明美さんに教えていただきました。
やっと尾根に着いたと思ったら急に下り坂・・・そして又、登り坂、そんなアップダウンを繰り返し進むにつれ山は白山、乗鞍、御嶽山、とパノラマのように広がっていきます。
そして奥茂谷のピークを迎えさらに進むと眼前にドーンと御嶽山が聳えているところが今日の「ビューポイント」の展望地です。あんなに激しく噴火をし、たくさんの尊い命を奪った山とは思えない美しい姿でしたが、一筋の煙が立ちのぼり、噴火の面影を残していました。ここは120番鉄塔、多くの人がここにリュックを置いて八尾山の頂上を目指しました。頂上は狭かったが眺望は素晴らしく良い景色に癒されました。
リュックを置いたところまで戻り御嶽山を眺めながら昼食を摂り一休み!
来る時、かなり急降下した坂を今度は登りましたが覚悟が出来ていたので何とか登り切りました。そして視点が違うと、いままで気付かなかったものが見えした。それはマンサクの花でした。春一番に咲く花マンサクは空に向かって咲いており私たちの目を楽しませてくれました。順調に、そして計画書通りに進み、14時には柿坂峠に着きリーダーさんの用意して下さったコーヒータイムを満喫しました。今日の体験山行の末次さんからは「楽しかったです」とのお言葉を頂き、(きっと入会して下さるだろうな!)と思いました。
諸役の皆様、本日はお世話になり、ありがとうございました。
(記録担当 小瀬Mさんの報告より)
コースタイム
関6:05==道の駅和良7:10==道の駅美樹の里==柿坂峠8:45・・・ピーク奥茂谷9:35・・・展望地10:35・・・八尾山山頂11:10・・・展望地11:40~12:20(昼食)・・・ピーク奥茂谷13:15・・・柿坂峠14:00==関16:40
(写真提供 松田Nさん)
(GPS軌跡提供 多賀さん)