クラブ山行報告
2021年4月11日(日) 天候 晴れ 参加者 25名
CL 森川Nさん
感想・雑記
好天に恵まれ、ゆったりと山を楽しむ山行であった。集合場所に集まった参加者は、コロナ禍における久しぶりのクラブ山行だからか、春の陽気に誘われ、山花への期待からか、皆表情は明るい。そこここで近況を交えた挨拶が交わされる。
関市を出発し、途中〔道の駅織部〕にて織部集合組が合流。参加者25名 配車6台の山行となった。天狗の森登山口に予定よりもやや早く到着。ほぼ同時に他の登山者の車が2台ほど入ってきて、それほど広くない駐車場がいちどに狭くなる。どうやらこの山は人気の山のようだ。山シャク含め“お花山”への期待が一挙に膨らむ。
準備体操後、2グループに分けて登山開始。道はそれほどきつくない。雑木林の登山道をのんびりと登る。どうやらリーダーもゆっくりと歩を進めてくれているようだ。途中、リーダーや知識豊富な参加者から道々の花の解説が入る。【ネコメソウ】【ダンコウバイ】【カタクリ】【ミノコバイモ】そして【山シャク】。【山シャク】はまだ蕾で固いがこの先に咲いているであろう“花”への期待が膨らむ。花あるごとに皆それぞれに立ち止まって写真撮影。おかげでのんびりとした山行がよりゆったりとしたものになる。それがより山を楽しむリズムに代わる。
まるでハイキング。心地良い風景と爽風につつまれ、見知った者と雑談を交わし、時に路傍の花をめでながら山道をたどる。これも『みのハイキングクラブ』の一つの形なのかもしれない。
ゆっくりとしたぺ-スながらも1時間ほどで【ユズリハ】の茂る山道を登り、飯盛山山頂に到着。しばし休憩の後 西津汲を目指し山頂を下る。と そこにはヒトリシズカの群生、待望の【山シャクの花】。皆一様に花をめで、写真撮影。待望の花だけにより一層熱が入る。
が、ここは今回の山行で一番の難所危険個所。急登で不安定な岩場。慎重に足場を確認・確保し、誤って引き起こすかもしれない落石にも注意し、確実に歩を進める。皆真剣だ。往路復路とも事故もなく、皆この箇所を通過した。
【シャクヤク】の茂る山道を通り、1時間ほどで西津汲山頂。リュックを山頂にデポし、少し下ったところにある山シャクの群生を探索。どれもまだ蕾は固い。あと、2・3週間ほどか?。残念。先ほどの花を蕾に重ね、心でシャッター。パチリ。
見晴らしの良い西津汲山頂でそのまま昼食。多めにとってもらったランチタイムを皆 和気あいあいと楽しむ。
12時頃に下山開始。飯盛山手前の難所も難なくクリアし、皆 足取りは軽く雑談を交わしながらの下山となった。高低差も少なく歩行距離もそれほどなく時間にゆとりをもってゆったりと山を楽しむ。そんな山行がたまにはあってもいいのでは と思う山行であった。
最後に、今回の山行を企画していただいたCL SL 諸役の方々 ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。またいつかこんな山行がしたいものです。
(記録担当 村瀬Yさんの報告より)
コースタイム
関市6:50 ==道の駅「織部の里」 7:45~8:00 (トイレ休憩)==天狗の森登山口8:25~8:45 ・・・飯盛山山頂 9:45 ・・・反射板10:45 ・・・西津汲(外津汲山)山頂10:50 ~12:00(昼食)・・・反射板12:05・・・飯盛山山頂12:40 ・・・天狗の森登山口13:35 ==道の駅「夢さんさん谷汲」14:00 解散
(写真提供 松田Nさん)
(GPS軌跡提供 藤沢さん)