クラブ山行報告
2022年6月5日(日) 天候 晴れのち曇り 参加者 26名
CL 圓戸さん
感想・雑記
今日は、クラブ推薦の山行時標準装備を使用して、岩場を安全に登下降及び3点支持の連習を創造の森で行います。市役所を7:30出発、創造の森P場に到着。現地集合の方と合流して東屋広場へ移動しました。
CL挨拶後、講師のY氏指導のもと基本装備の使い方を学びました。
1,ロープの結び方
①エイトノット②インラインエイトノット③ラビットイヤー④ボーライン
2,ロープの連結
①ダブルフィッシャーマン②シートベント③オーバーハンド
3,カラビナへの連結
①グローブヒッチ(マスト)②ムンターヒッチ(半マスト)③ガルダーヒッチ
4,スリングの結び方
①クレムハイスト②マッシャー
5、ハーネス
①チェストハーネス②シットハーネス
GLの指導のもとグループ毎に、何度も何度も結び方や連結の方法を練習しました。スリングの結び方では使用するロープの形状に合わせたスリングの選び方の大切さとシュリングの効きを確認する事の大切さを知りました。実地では東屋南の岩場にロープを張り、ロープにクレムハイストで自己確保をして岩場を三点支持で登る練習をしました・・・が、初心者ではこの岩場では危険だとの判断で、三点支持での練習場所を移すことになり、全員がリング下の岩場へ移動、そして、昼食としました。
昼食後は、グループ毎に雑木林の中で練習。GLの指導のもと、ロープを固定してクレムハイストを使い登る練習、下りはムンターヒッチとクレムハイストを使い下る練習をしました。
グループでの練習を終えた方から、岩場に張ったロープでの実地です。ハーネスにつないだシュリンゲをロープにクレムハイストで結び三点支持で岩場を登ります。この時クレムハイストの引き上げを忘れないようにします。
下りは、ムンターヒッチとクレムハイストをロープにセットして懸垂下降で降りる練習をしました。今回の岩場での登下降は、午前中に学習したチェストハーネスとシットハーネスを組み合わせたハーネスを使用して行いました。テープシュリンゲ2本を使い体にセットするこの方法は、安全性が増すのではと思いました。
15時を回り、練習を終了。CLから挨拶をいただきました。「標準装備のロープやカラビナ、シュリンゲ等を使い安全な登山を心がけてください」との事でした。
コロナの影響で、山行の中止や例会での学習会が無くなり、暫くロープワークを練習する機会を持つ事ができませんでした。久しぶりの岩場とロープワークでした。
テープシュリンゲ2本でハーネスを作る方法や、クレムハイストやムンターヒッチは、繰り返し練習をして何時でもすぐに出来るようにしていきたいですね。
(記録担当 泉谷さんの報告より)
(写真提供 古谷さん)