2月17日
今日はコンサートはお休み。今回はトーキョー・ブックマークで、ホールに比較的近くタクシー移動のしやすい、サンシャイン・プリンスホテルに宿泊しました。
足の衰えた母や、年配の友人が一緒なので、移動にはタクシーが最適です。
今年は年明けが暖かく、梅の花の便りを聞きますので、文京区にある「湯島天満宮」に、梅の花を見にいくことにしました。
天満宮(天神さん)というと、菅原道真が祀られている、学問の神様です。そして神紋は梅の花、なにもかも梅づくしです。
手水も可愛い梅の花。ちょうど「梅まつり」が行われてていて、大都会の小さな神社は、沢山の人で賑わっていました。
本殿としゃがみこんだ牛の像。本家の京都の「北野天満宮」には、沢山のこの牛の像があります。とても優しい表情をしていて、中には赤い目に涙を流しているものもあります。
菅原道真が大宰府に左遷されることになった時、道真公が行きたくない気持ちを察して、しゃがみこんで牛車を引くことを嫌がったという、主人思いのお話しが伝えられていますね。
”梅に鶯”ではなく、メジロです。目の周りが白く、綺麗な鶯色のグリーンの可愛い鳥は、花の蜜を吸ったり、茎を食べて花を落としたりします。
実際の鶯は、間近で見たことがありますが、もう少し大きくで、色も意外と地味です。
本殿裏の、可愛いピンクの八重枝垂れ梅。
盆梅展や、お雛様の折り紙展なども。学問の神様なので、あちこちに大量の合格祈願絵馬が。受験シーズンも真っただ中ですね。
学生さんが多く来るのか、恋みくじもあちこちにあり、引いてみたらなんと大吉でした\(^o^)/。
青空に映えて、とてもお花が綺麗です。
花びらが風にひらひら舞う中、こんな細い看板の上に、じっとしているお猫様が。
今年の干支、お猿さんが猿回しで頑張っていました。
上野が近かったので、東京都美術館で「ボッティチェリ展」をやっていて、行くことに。この日は、たまたま65歳以上が入館料無料で、私以外の二人は無料に!ラッキー(*^^)v。
2014年の「王子ホール」での、ポール・ルイスとのシューベルト三大歌曲チクルスの時も、ボッティチェリ展をやっていて、観に行ってるので懐かしい。
今回は聖画が多く、メディチ家の工房で描かれた、フィリッポ・リッピからサンドロ・ボッティチェリ、そしてフィリッポ・リッピの息子、フィリッピーノ・リッピ(ややこしい)へと続く、美しい聖母子像が沢山観れました。イタリア語で、~inoとつくのは、小さいという意味ですので、フィリッポの息子だからフィリッピーノ、英語で~ジュニアという感じですかね(^-^)。逆に~oneとついたら、大きいものを表します。ヴァイオリンのでっかいものが、ヴィオローネだったり。ソプラノ・リコーダーより小さいものを、ソプラニーノと言いますね。パドモアさんは、テノールでもカウンター・テノールに近い感じのテノールなので、イタリア語では、Tenorino とか言われています。フランス・バロック・オペラなどでは、オート・コントルという、ハイ・テノールの役柄が多いです。ちなみにテノールでも、バリトンに近いような声は、タイユと言われます。パーセルのオードやマスクなどでは、テノールの声でもアルトと書かれたパートを歌っていたりで、バロック時代の声の考え方は、若干今と違っています。今では、レッッジェロ、リリコ、ドラマティコなどと、性質的に呼び分けられますね。かなり脱線してしまいました(^-^;。
今シーズン、苺スイーツ第2弾は美術館カフェで「苺パフェ」でした。本当はホテルで、苺スイーツ・バイキングをやっていて、すごく食べたかったのですが、時間的に無理でした。夕食はホテルの日本料理店で、お手頃ディナーでしたが、これも今日はレディースデイで、フルーツが一品サービスですと、持って来られてラッキーが重なりました(*^^)v。
三寒四温の四温に上手くあたった旅行です。一歩づつ春が近づいています。明日は、春を感じるシューマン歌曲の世界です。文学と音楽が融合した歌曲ですが、とりわけシューマンは、文学的要素の強い音楽です。
~東風(こち)吹かば、匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ~
菅原道真公の有名な和歌ですが、大宰府から見て、京都は東です。京の都の梅の花に、私がいなくても、春が来たらちゃんと咲くことを忘れずに、東の風が吹いたら、私のもとへと香りを届けておくれ、と歌っています。風や小川や花などに、想いを託すというような詩は、西洋の歌にもよく出てきます。とてもロマンティックですね🌼。
そういえば、クシャミが出だして目もかゆい、きっと花粉も飛び出したに違いない(/_;)。PM2.5も飛んでくる…。現代人には、ロマンを感じることが困難になってきているような…。
今日はコンサートはお休み。今回はトーキョー・ブックマークで、ホールに比較的近くタクシー移動のしやすい、サンシャイン・プリンスホテルに宿泊しました。
足の衰えた母や、年配の友人が一緒なので、移動にはタクシーが最適です。
今年は年明けが暖かく、梅の花の便りを聞きますので、文京区にある「湯島天満宮」に、梅の花を見にいくことにしました。
天満宮(天神さん)というと、菅原道真が祀られている、学問の神様です。そして神紋は梅の花、なにもかも梅づくしです。
手水も可愛い梅の花。ちょうど「梅まつり」が行われてていて、大都会の小さな神社は、沢山の人で賑わっていました。
本殿としゃがみこんだ牛の像。本家の京都の「北野天満宮」には、沢山のこの牛の像があります。とても優しい表情をしていて、中には赤い目に涙を流しているものもあります。
菅原道真が大宰府に左遷されることになった時、道真公が行きたくない気持ちを察して、しゃがみこんで牛車を引くことを嫌がったという、主人思いのお話しが伝えられていますね。
”梅に鶯”ではなく、メジロです。目の周りが白く、綺麗な鶯色のグリーンの可愛い鳥は、花の蜜を吸ったり、茎を食べて花を落としたりします。
実際の鶯は、間近で見たことがありますが、もう少し大きくで、色も意外と地味です。
本殿裏の、可愛いピンクの八重枝垂れ梅。
盆梅展や、お雛様の折り紙展なども。学問の神様なので、あちこちに大量の合格祈願絵馬が。受験シーズンも真っただ中ですね。
学生さんが多く来るのか、恋みくじもあちこちにあり、引いてみたらなんと大吉でした\(^o^)/。
青空に映えて、とてもお花が綺麗です。
花びらが風にひらひら舞う中、こんな細い看板の上に、じっとしているお猫様が。
今年の干支、お猿さんが猿回しで頑張っていました。
上野が近かったので、東京都美術館で「ボッティチェリ展」をやっていて、行くことに。この日は、たまたま65歳以上が入館料無料で、私以外の二人は無料に!ラッキー(*^^)v。
2014年の「王子ホール」での、ポール・ルイスとのシューベルト三大歌曲チクルスの時も、ボッティチェリ展をやっていて、観に行ってるので懐かしい。
今回は聖画が多く、メディチ家の工房で描かれた、フィリッポ・リッピからサンドロ・ボッティチェリ、そしてフィリッポ・リッピの息子、フィリッピーノ・リッピ(ややこしい)へと続く、美しい聖母子像が沢山観れました。イタリア語で、~inoとつくのは、小さいという意味ですので、フィリッポの息子だからフィリッピーノ、英語で~ジュニアという感じですかね(^-^)。逆に~oneとついたら、大きいものを表します。ヴァイオリンのでっかいものが、ヴィオローネだったり。ソプラノ・リコーダーより小さいものを、ソプラニーノと言いますね。パドモアさんは、テノールでもカウンター・テノールに近い感じのテノールなので、イタリア語では、Tenorino とか言われています。フランス・バロック・オペラなどでは、オート・コントルという、ハイ・テノールの役柄が多いです。ちなみにテノールでも、バリトンに近いような声は、タイユと言われます。パーセルのオードやマスクなどでは、テノールの声でもアルトと書かれたパートを歌っていたりで、バロック時代の声の考え方は、若干今と違っています。今では、レッッジェロ、リリコ、ドラマティコなどと、性質的に呼び分けられますね。かなり脱線してしまいました(^-^;。
今シーズン、苺スイーツ第2弾は美術館カフェで「苺パフェ」でした。本当はホテルで、苺スイーツ・バイキングをやっていて、すごく食べたかったのですが、時間的に無理でした。夕食はホテルの日本料理店で、お手頃ディナーでしたが、これも今日はレディースデイで、フルーツが一品サービスですと、持って来られてラッキーが重なりました(*^^)v。
三寒四温の四温に上手くあたった旅行です。一歩づつ春が近づいています。明日は、春を感じるシューマン歌曲の世界です。文学と音楽が融合した歌曲ですが、とりわけシューマンは、文学的要素の強い音楽です。
~東風(こち)吹かば、匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ~
菅原道真公の有名な和歌ですが、大宰府から見て、京都は東です。京の都の梅の花に、私がいなくても、春が来たらちゃんと咲くことを忘れずに、東の風が吹いたら、私のもとへと香りを届けておくれ、と歌っています。風や小川や花などに、想いを託すというような詩は、西洋の歌にもよく出てきます。とてもロマンティックですね🌼。
そういえば、クシャミが出だして目もかゆい、きっと花粉も飛び出したに違いない(/_;)。PM2.5も飛んでくる…。現代人には、ロマンを感じることが困難になってきているような…。