12月12日
兵庫県芸術文化センター、小ホール「古楽の愉しみ」シリーズで、クリスティアン・ベザイデンホウトのフォルテピアノを、生で聴きました。
パドモアさんの、リート・パートナーなので、2枚の歌曲のCDは持っていましたが、ソロ・コンサートへ行くのは、初めてです。
兵庫県芸は、とても早くに完売でした。
初日のようで、あと名古屋、東京、北海道に回られるようです。
オール・モーツァルト・プログラムです。
木目調の可愛いピアノです。
最近はモダン・ピアノばかり聴いていたので、最初に音が鳴った時には小さくて、ちっちゃい子が弾く玩具のグランドピアノのような音だと思いましたが、それはもう一瞬で無くなり、クリスさんの豊かな音楽性に引き込まれ、ダイナミクスが凄いと思い始めました。
高音は少し煌びやかで、低音がくぐもってはいますが、迫力があります。そして右膝で押す、音を響かせるペダルと、左膝で押す弱音ペダルによって、多種多様な音色を紡ぎ出していくのです。あくまでも、モダンピアノに比べると控えめで、チェンバロよりも繊細です。
CDでは音をスピーカーで大きく聴くので、生の音は全く違う印象です。これは断然生がいいです。生でないと、本当の響き、良さが解らないでしょう!
生演奏を体感しておいて、CDでイマジネーションを高めながら聴くというのが、お勧めの聴き方かもしれません。
古典調律とプログラムに書いてありますが、あまり音律については、私自身よく説明することは出来ません。
プログラムの第Ⅰ部が調号がないのと、フラット系の曲で、第Ⅱ部がシャープ系の曲で、調律も曲に合わせておられたのではないでしょうか。
とてもポピュラーなソナタの中に、殆ど初めて聴くような曲もありましたが、短調の響きはとても哀愁を帯びた音で、劇的でもあります。
有名なソナタを聴けば解りますが、とても粋に装飾変装(ディミニューション)をつけられていて、それは繰り返し部分だけではなく、自由に楽しく、美しく戯れる、モーツァルトの”Fantastic !”なピアノの世界でした。
ティル・フェルナーの最新モーツァルト演奏も聴いて、モダン・ピアノではありますが、かなりフォルテピアノの音色に近く、表現の仕方もとても近いものを感じました。モーツァルトを聴くと、脳にα波がよく出ると言われますが、この間から私の脳の中には、α波が出っ放しかもしれません(^-^;。
ニューヨークのリンカーン・センター・ホールでは、ポール・ルイスの代役で、シューベルト・チクルスを、マーク・パドモアと行って、とても評判が良かったそうです。マークは凄い人だと言っていました(*^-^*)v。フォルテピアノだと、確かに声も大きく張らなくてもいいだろうし、詩を語ることがマイ・ブームになっているパドモアさんにとっては、またいいパートナーですね!フォルテピアノでシューベルト、聴いてみたいですね!
私、笹山晶子とクリスティアン・ベザイデンホウト。
初めてお会いしましたが、パドモアさんのファンだというと、とても話しが弾み、とってもフレンドリーな方でした。
兵庫県芸術文化センター、小ホール「古楽の愉しみ」シリーズで、クリスティアン・ベザイデンホウトのフォルテピアノを、生で聴きました。
パドモアさんの、リート・パートナーなので、2枚の歌曲のCDは持っていましたが、ソロ・コンサートへ行くのは、初めてです。
兵庫県芸は、とても早くに完売でした。
初日のようで、あと名古屋、東京、北海道に回られるようです。
オール・モーツァルト・プログラムです。
木目調の可愛いピアノです。
最近はモダン・ピアノばかり聴いていたので、最初に音が鳴った時には小さくて、ちっちゃい子が弾く玩具のグランドピアノのような音だと思いましたが、それはもう一瞬で無くなり、クリスさんの豊かな音楽性に引き込まれ、ダイナミクスが凄いと思い始めました。
高音は少し煌びやかで、低音がくぐもってはいますが、迫力があります。そして右膝で押す、音を響かせるペダルと、左膝で押す弱音ペダルによって、多種多様な音色を紡ぎ出していくのです。あくまでも、モダンピアノに比べると控えめで、チェンバロよりも繊細です。
CDでは音をスピーカーで大きく聴くので、生の音は全く違う印象です。これは断然生がいいです。生でないと、本当の響き、良さが解らないでしょう!
生演奏を体感しておいて、CDでイマジネーションを高めながら聴くというのが、お勧めの聴き方かもしれません。
古典調律とプログラムに書いてありますが、あまり音律については、私自身よく説明することは出来ません。
プログラムの第Ⅰ部が調号がないのと、フラット系の曲で、第Ⅱ部がシャープ系の曲で、調律も曲に合わせておられたのではないでしょうか。
とてもポピュラーなソナタの中に、殆ど初めて聴くような曲もありましたが、短調の響きはとても哀愁を帯びた音で、劇的でもあります。
有名なソナタを聴けば解りますが、とても粋に装飾変装(ディミニューション)をつけられていて、それは繰り返し部分だけではなく、自由に楽しく、美しく戯れる、モーツァルトの”Fantastic !”なピアノの世界でした。
ティル・フェルナーの最新モーツァルト演奏も聴いて、モダン・ピアノではありますが、かなりフォルテピアノの音色に近く、表現の仕方もとても近いものを感じました。モーツァルトを聴くと、脳にα波がよく出ると言われますが、この間から私の脳の中には、α波が出っ放しかもしれません(^-^;。
ニューヨークのリンカーン・センター・ホールでは、ポール・ルイスの代役で、シューベルト・チクルスを、マーク・パドモアと行って、とても評判が良かったそうです。マークは凄い人だと言っていました(*^-^*)v。フォルテピアノだと、確かに声も大きく張らなくてもいいだろうし、詩を語ることがマイ・ブームになっているパドモアさんにとっては、またいいパートナーですね!フォルテピアノでシューベルト、聴いてみたいですね!
私、笹山晶子とクリスティアン・ベザイデンホウト。
初めてお会いしましたが、パドモアさんのファンだというと、とても話しが弾み、とってもフレンドリーな方でした。
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