手作り石けん教室 私だけの石けん

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

K 石鹸

2012年01月06日 | 石けんのつぼ

 前回のK石鹸について、苛性Kの求め方です。

まず鹸化価をしらべます。解かり易くいえば

まず鹸化価=オイル1000gを石鹸にするのに必要な”苛性K”の量です。 

で今回は、キャノーラ(187 ) 、ひまし油(182 ) 、 パーム核(203 )  としてあります。

例えばキャノーラ油1000gを石鹸にするのに必要な苛性Kの量は187g・・・ということです。

ただし今回はオイルの量は下のようになっています。

キャノーラ(200g ) 、ひまし油(50g ) 、 パーム核(100g )です。なので、

キャノーラの場合先ほどのキャノーラ油1000gを鹸化するのに必要な 苛性K の量は187g。

そして1gを鹸化するのに必要な 苛性K の量は 187÷1000g=0.187となります。そこから

キャノーラ(200g )に必要な苛性K の量は 200×0.187=37.4g   同じく

ひまし油(50g )  //                 50×0.182=9.1g 

パーム核(100g )  //                100×0.203=20.3gとなり

これらすべてをたしてーーーーーーーーーーーーーーーーーー66.8gとなりますが、ここからが注意して

あくまでもこれらは、100%の苛性Kの場合の話です。残念なことに私の持っているものは85%ですのでさらに計算が必要になってきます。

100%の場合66,8g必要なわけなので、85%のときは100/85となります。なので、

66.8×100÷85=78.588ですが、K石鹸の場合は、さらにこれに 1~2gを加えて計算します。

今回は78.58→79+1→80g(苛性K)

 水分量は温める間に蒸発することも考えてオイルの50%

アルコールを使う場合はオイルの30%今回は無水エタノールが80g くらいしかなかったので、残りは

消毒用アルコールを使いました。アルコールは結構重たい気がします。gで計ってください。

またアルコールを使わないときは鹸化が遅いので、水分量を80~75%にしています。

*** なおこれは、その時々のオイルによって、鹸化価が違ってきますので、ご注意ください。 ***

正確を要するなら販売店に聞いてみましょう。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする