ケビン・ダン著の本のなかで、同じレシピで水量を変えて温度変化を見た結果が
でているそうです。下のとおりです。
(o co p ca の石けん)
オイルはオリーブ ココナツ パーム ひまし油 で、40度での型入れです。
・苛性ソーダと同量の水の場合型入れ後40分で生地温度が84度でピーク
・ ” と3倍量の水 ” 24分で ” 45度
これから、普通の石鹸(2.5倍の)なら、85度の場合はジェル化するし45度なら
ジェル化はしないが、60度でジェル化が始まるそうです。
しかしすべてがそうではなくて、オイル配合やブレンダー使用でもかわってきます 。
水分が多ければジェル化しにくく、少なければ温度が上がりやすく、ジェル化しやすい
(ジェル化した石けん)
と考えられまた、レシピにあわせた調整が大事とたおさんは書いています。
また次のようにも述べています。
温度は柔軟で、ホットプロセスは高温で鹸化、私たちの作る
コールドプロセスは40度、またホイップソープでは、すべてを冷蔵庫
で冷やして、ホイップ攪拌しますよね。
このようにどんな温度にも対応でき幅が広いと言うことではないではないかとも。
実際、ブレンダー使用攪拌は、鹸化を早め温度もあがりやすくなりますし、
低い温度でも時間さえかければ、けん化反応はゆっくり進むとも。
水分、時間 による温度の関係を考えながら作ってみると石けんってまた、おもしろいですね。
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