宿題となっていた、ロジンをつかっての石けんにトライしました。
なぜか?それはこのロジンの液で洗髪する人々がいると知ったからです。
勿論初めてのことでどうなるやら、不安も募りつつ開始!!レシピはシャンプー用にキャノーラとロジンのK石けんです。
ロジンについてのJIS規格がありましたのでこれを参考にさせていただき、今回鹸化価は真ん中くらいの175で計算しました。
《日本工業規格JIS ロジン》
適用範囲 この規格は,生松やにから製造したロジンについて規定する。
軟化点(環球法) (℃) 75 以上 70 以上
酸価 165 以上 160 以上
けん化価 170~185 165~185
不けん化物 8~ 11 灰分 (%)0.02~ 0.05 溶剤不溶分 (%)0.05 ~ 0.1 以下
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本題に戻り、ロジンとキャノーラを混ぜて温めます。・・・・・いつもの作り方と同じように
だいぶ混ざってきました。ロジンは糸をひくまでにとけました。
更に熱すると、濁りがなくなってきます。きれいなオイルの溶けた状態です(熱いので気を付けましょう)
これにK溶液を溶かし、トレースを出すためしっかり混ぜますが・・・・ここからなかなかトレースらしきものが出ません????果て困った??サラサラです。ブレンダーの音もおかしい???失敗か??理論上はこれでいいはずです!!初めてのトライだし、こんなこともあるわ!!でも捨てるのはもったいなし…とにかくトレースが出るまで頑張ろうか(冷汗)
結構してから、少しずつ手ごたえを感じてきました。・・・・・安堵の汗とともにトレースも
さすがにロジンの色がしっかり出ています。まるで赤パームのようですね。そしてこのまま保温鍋に移しましたとさ。めでたし めでたし!!
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