Mr.しもの中の人が
お気に入りのプロレスラーを紹介するコーナー。
・・・というよりむしろ最近では
対戦動画を作るレスラーを紹介するコーナーに
変わりつつありますね。
想いのままに書けばいいので
筆も進むかと思いきや
実は意外と時間がかかるコーナーでして
どうにも気が乗らなかったり・・・。
前置きが長くなってしまいましたが
今回は、大森隆男選手について書いていきます。
「ワイルドハート」という
カッコイイキャッチコピーが
付けられているにもかかわらず
ワイルドさが微塵も感じられなかった大森さん。
恵まれた体格に整ったルックス。
スター性はあるにもかかわらず
ファイトスタイルが地味なことと
本人のキャラクターが真面目すぎることで
どうにもパッとしなかった印象です。
そんな不器用な大森さんでしたが
レスラー人生で2度もブレイクのきっかけを
得ることができたのは幸運でした。
1度目は、高山善廣とノーフィアーを結成したとき。
見ている方が恥ずかしくなるような
若干のテレを見せながら放つ決めポーズはさておき
(高山の方はしっくりきてました)
無骨な2人のパワフルなファイトは
当時、全日本プロレスのファンだった私に
大きな衝撃を与えました。
荒削りで垢抜けない印象でしたが
そこが逆に魅力的だったんですよね。
2度目は、レスラー休止を経て
全日本プロレスに参戦してから。
征矢学と結成した「GET WILD」が
バラエティ番組「アメトーーク」などにも取り上げられ
見事にブレイク。
残念ながら、征矢の全日本退団により
現在は見られなくなってしまいましたが
どうやらこの2人の友情は変わらないようです。
アックスボンバー
大森さんといえばこの技、アックスボンバーなのですが
キンプロではカード化されてませんので
タイチ・TAKAバージョンで勘弁してください。
なぜカード化されてないかって
それはもちろんこの技に
RRRクラスの価値があるからです。
大森さんが収録された第3弾のRRRブーストは
シャイニングウィザード、ゴッチ式パイルドライバー、
エベレストジャーマンなど
層々たる大技ばかりでしたので
枠が足りなくなっちゃったんでしょう。
きっとそうに違いない。
前置きが長くなりましたが
大森にとって唯一無二のフィニッシュ技。
アックスギロチン？ダイビングニー？
そんなもん、この技への繋ぎ技ですよ。
「アックスボンバー」と叫びながら撃つのが特徴的で
丸藤やらタイチやらにネタにされてます。
アックスギロチンドライバー
この技の魅力はなんといっても
技をかける際のモーションが
パイルドライバーやパワーボム系の技を
かけられる体勢と同じだということ。
相手がそれらの技を狙ってきた際に
カウンターとしてこの技を決め
形勢を逆転するなんてこともできるのです。
小橋の引退興行のセミで
みのるのゴッチ式との撃ち合いになったときは
見ている私も高揚しました。
どの辺がアックスで、どの辺がギロチンなのかは
考えたら負けだと思います。
vs 秋山
この試合に限ったことではないのですが
同期の秋山との試合は名勝負が多いです。
全日本時代、チャンピオンカーニバルでの
7秒決着も印象的でした。
vs 征矢
ストーリー中でもネタにしたこの試合。
Gジャン(!?)を前で結んでるところが
とてもチャーミングじゃないですか。
試合運びやマイクアピールでも
本来持っている人の良さが出てしまう大森さん。
そこが彼の一番の魅力ではないでしょうか？
「ワイルド」だの「ノーフィアー」だの言ってますが
それが明らかに違うことは
ファンではなくてもすぐにわかりますからね(笑)
悲願のチャンピオン・カーニバル優勝
おめでとうございます。
次はいよいよ、三冠ですね。
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SHIMO」の文字が・・・。