三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

女子バレー イタリアに完勝

2008年07月12日 | Weblog
    

全く信じられない!
信じられないことが起きた!

きのう、世界ランク2位のイタリアに、実に12年ブリに勝ったのだ!
しかも、ストレート勝ちだ!

    

戦前の予想では、横浜に乗り込んで2連敗しているし(香港、マカオ大会からは9連敗しているし)、おまけに前日のストレート負けの嫌なムードを引きずっているのではないか、しかも、相手は世界ランク2位の強敵である。どうみても全日本に勝ち目はない、苦戦するのではないか、と思われていた方も多かったことだろう。

    
    
    
    

ところが、あに図らんや、今までとは見違えるほど素晴らしい全日本が甦ったのだ。

きのうの全日本は、打つ手打つ手、すべてが面白いように決まった。

    
    
    
    

栗原、木村両選手のバックアタックが、ベテラン高橋選手の技巧的アタックが、それに杉山、荒木両選手の左右、中央からの見事な速攻、ブロード攻撃が面白いように決まった。

それに忘れてならないのは、主将・竹下選手の素晴らしいトス回しと、リベロ・佐野選手の好守もいつもながら素晴らしかったことを。

    

全日本のコンビバレーが始めて開花したような素晴らしい試合展開であった。

今まで9連敗して、応援している人たちに溜まっていたうっぷんを、見事に晴らしてくれた。

    

あの強敵・イタリアが、自分たちの早いバレーというものを全くといっていいほど出来ないきのうの試合であった。

それだけ全日本が、サーブで相手守備を崩し相手攻撃を許さないこと、相手アタックを徹底的にブロックすること、そして一人がおとりに跳んで目もくらむほど早い攻撃を左右・中央から仕掛けること、時にはバックアタックを仕掛け相手の度肝を抜く、ということが、きのうの全日本には見事に出来ていた。

    

    

早い攻撃を仕掛けることで相手のブロックが間に合わず、出てもせいぜい一枚。だからこれなら相手ブロックに引っかからないように強烈アタックを打てる。これらが大きな勝因である。


きのうの試合は、やれば出来る、ということを、世界ランク2位の強敵を相手にして見せてくれた試合であった。

実に素晴らしい試合展開であった。

これならオリンピックでもメダルも夢ではない、と思わせてくれる、今迄で一番素晴らしい試合であった。

    

今日の相手は宿敵・中国である。そして、明日の最終日は、これまた今大会いやオリンピック優勝候補の強敵・ブラジルである。

良いムードとなったところで、これを維持し続け、残り1か月を切ったオリンピックに向け、油断することなく、いいムードでつなげていって貰いたいものだ。

(イタリアはオリンピックで対戦しない相手だから勝たせてくれたのだろうなどという穿った考えはこの際持たない方がいいだろう。勝たせてくれたイタリアに素直に感謝しよう。ますますイタリアが好きになった!)