きのうも超満員だった横浜アリーナ↑
やはり、世界の王者・ブラジルは強い!
きのうは0:3のストレート負け。
完敗である。
各セットとも、タイムアウトの前半までは、互角の戦いをしていても、中盤を過ぎてからはジワジワと差を開かれはじめる。全日本はいいところまで行くけど、どうしても追いつけない。
あと一点が取れない。強敵相手の戦いで単純ミスをすることがどれだけ致命的か、ということを思い知らされた一戦であった。また一点の重みというものを痛感させられた試合でもあった。
カナリア軍団↑北京でも優勝候補NO1だ!
やはり、攻守ともに勝るブラジルには、王者の風格とでもいうべきプライドがあり、追いつかれそうになっても決して動じることなく、余裕さえみられる。
この大会でも全勝を貫き通したその実力はオリンピックでも必ず優勝候補の筆頭にランクされるであろう。
高橋選手の技巧的スパイクは相当相手を苦しめた↑
このブラジルに対し、全日本も健闘はしたと思う。
高橋選手の技巧的アタックにはだいぶ苦しめられていたし、サーブレシーブをキチンとセッターの竹下選手に返せば、いいトスが上がり、全日本の思うような攻撃もでき、日本の得意とする速攻が強敵相手に通用することが分かった。
だから、サーブレシーブが大きな課題として残ったといえる。
事実、11日に勝利した対イタリア戦ではサーブレシーブの成功率が、実に70%以上の高い確立だったのだ。
強烈サーブに、バックアタックに、栗原選手も尻上りに調子を上げてきている。
きのうでオリンピック前の公式戦はすべて終わった。
そして、オリンピックまであと一ヶ月を切った。
休む暇も余りないだろうけれど、本番に備えた最終調整を怠りなく済ませ、心身ともに万全の態勢で北京に乗り込んで欲しい。
全日本女子バレーチームの北京での健闘を祈る。
がんばれ! ニッポン!
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なお、北京オリンピックでの全日本女子の1次リーグでの組み合わせは、以下のとおり。
全日本は、8月9に、アメリカとの初戦を迎える。
また、男子の日程は、以下のとおり。
※男子1次リーグ日程
8/10 イタリア
8/12 ブルガリア
8/14 中国
8/16 べネゼエラ
8/18 アメリカ
男女ともに、まず上位4位以内に入ることが、予選リーグ通過の条件である。
強敵相手に相当の苦戦が予想される。