昨日の肌寒さから、今日はまた暑くなりそうですね、島岡美延です。季節の変わり目、今年は特に体調に気をつけましょう。
昨日、ある傷害罪の控訴審で「逆転無罪」の判決が出ました。先日の厚生労働省の村木元局長の無罪は、検察側の控訴断念で確定する見通し。日本の裁判は有罪率99%といわれる中、取調べ段階の調書の信憑性が、立て続けに裁判で否定されたのです。
看護師が認知症の患者の足の爪を切ってけがをさせた、とされていた事件は、ニュースやワイドショーで「自分の欲求不満を解消するため、患者の爪をはがす」とんでもない看護師、と報じられました。「ひどい女がいるものだ」と話題にした人もあったでしょう。一審が有罪、今回は、あくまで正当な看護行為で傷がついてしまったもので無罪、とされました。
私たちは、報道によって事件や裁判を知り、そこで使われた表現が「事実」であると考えがちで、「推定無罪」の原則はどこへやら。
さて、今日は押尾学被告の判決公判。裁判員たちは、何を「信じるに足る」証拠と考え、どんな結論を出したのか、注目です。
昨日、ある傷害罪の控訴審で「逆転無罪」の判決が出ました。先日の厚生労働省の村木元局長の無罪は、検察側の控訴断念で確定する見通し。日本の裁判は有罪率99%といわれる中、取調べ段階の調書の信憑性が、立て続けに裁判で否定されたのです。
看護師が認知症の患者の足の爪を切ってけがをさせた、とされていた事件は、ニュースやワイドショーで「自分の欲求不満を解消するため、患者の爪をはがす」とんでもない看護師、と報じられました。「ひどい女がいるものだ」と話題にした人もあったでしょう。一審が有罪、今回は、あくまで正当な看護行為で傷がついてしまったもので無罪、とされました。
私たちは、報道によって事件や裁判を知り、そこで使われた表現が「事実」であると考えがちで、「推定無罪」の原則はどこへやら。
さて、今日は押尾学被告の判決公判。裁判員たちは、何を「信じるに足る」証拠と考え、どんな結論を出したのか、注目です。