暑くなってきました、島岡美延です。
電車の冷房はまだちょうどよいくらい。
昨夜のニュースに思わず、えっと声をあげました。
最近、闘病中で痩せていた印象はあったけれど、つねに新しい舞台が話題になる演出家の蜷川幸雄さんが亡くなりました。80歳。
先月も彼が演出する「今年12月に埼玉で高齢者1万人による」とてつもない演劇の出演者募集というニュースを聞いて、驚いたばかりでした。
私にとって、蜷川さんといえば、真っ先に思い浮かぶのが、『身毒丸』の舞台。
藤原竜也の鮮烈なデビューを目撃し、白石加代子と渡り合うこの若者は、誰?と強い印象を持ったのでした。
歌舞伎座では、すでに野田秀樹氏演出の歌舞伎上演があって、そのあと、いよいよ登場、となったのが、『NINAGAWA十二夜』。
舞台にたくさんの鏡、尾上菊之助の美しすぎる男女二役を見て、シェイクスピアと歌舞伎って、近いなあと実感。
埼玉の劇場までなかなか行く機会はなかったけれど、彼が蒔いた多くの種は、力強く花を咲かせ続けるでしょう。
電車の冷房はまだちょうどよいくらい。
昨夜のニュースに思わず、えっと声をあげました。
最近、闘病中で痩せていた印象はあったけれど、つねに新しい舞台が話題になる演出家の蜷川幸雄さんが亡くなりました。80歳。
先月も彼が演出する「今年12月に埼玉で高齢者1万人による」とてつもない演劇の出演者募集というニュースを聞いて、驚いたばかりでした。
私にとって、蜷川さんといえば、真っ先に思い浮かぶのが、『身毒丸』の舞台。
藤原竜也の鮮烈なデビューを目撃し、白石加代子と渡り合うこの若者は、誰?と強い印象を持ったのでした。
歌舞伎座では、すでに野田秀樹氏演出の歌舞伎上演があって、そのあと、いよいよ登場、となったのが、『NINAGAWA十二夜』。
舞台にたくさんの鏡、尾上菊之助の美しすぎる男女二役を見て、シェイクスピアと歌舞伎って、近いなあと実感。
埼玉の劇場までなかなか行く機会はなかったけれど、彼が蒔いた多くの種は、力強く花を咲かせ続けるでしょう。