卓球の面白さに連日感動、島岡美延です。
スポーツで盛り上がるヨーロッパですが、イギリスでは再びテロ。
危険な思想は、残念ながら、なかなかなくなりません。
ただ、国家が個人の思想に立ち入って、取り締まろうとする社会は、どんな未来を作ろうとするのか。
映画『残像(10日公開)』をご紹介します。
昨年10月に、90歳で急逝した巨匠アンジェイ・ワイダ監督。
死の直前に完成させたのは、戦後の社会主義圧政下で自らの信念を貫き、闘った実在の芸術家の物語。
第二次大戦後、ソ連の影響下におかれたポーランド。
カンディンスキーやシャガールなどとも交流を持ち、創作と美術教育に打ち込んだ前衛画家ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキ。
しかし、芸術を政治利用しようとする政府に、真っ向から反発したため、名声も地位も尊厳も踏みにじられていく。
それでも彼は、芸術に希望を失わなかった。
“芸術と恋愛は、自分の力で勝負しなければならない”。
気高い理念を描いた本作は、ワイダ監督のまさに遺言。
スポーツで盛り上がるヨーロッパですが、イギリスでは再びテロ。
危険な思想は、残念ながら、なかなかなくなりません。
ただ、国家が個人の思想に立ち入って、取り締まろうとする社会は、どんな未来を作ろうとするのか。
映画『残像(10日公開)』をご紹介します。
昨年10月に、90歳で急逝した巨匠アンジェイ・ワイダ監督。
死の直前に完成させたのは、戦後の社会主義圧政下で自らの信念を貫き、闘った実在の芸術家の物語。
第二次大戦後、ソ連の影響下におかれたポーランド。
カンディンスキーやシャガールなどとも交流を持ち、創作と美術教育に打ち込んだ前衛画家ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキ。
しかし、芸術を政治利用しようとする政府に、真っ向から反発したため、名声も地位も尊厳も踏みにじられていく。
それでも彼は、芸術に希望を失わなかった。
“芸術と恋愛は、自分の力で勝負しなければならない”。
気高い理念を描いた本作は、ワイダ監督のまさに遺言。