オーストラリアでサッカーW杯出場決定、島岡美延です。プロ野球は今日開幕。フランスではフィギュアスケート世界選手権。一方、同じ時間帯この瞬間、命の危険が続くウクライナ。
生まれた命にはあらゆる可能性があり、才能を伸ばす自由がある地球でなければ。映画『アネット(4月1日公開)』をご紹介します。常に作風を変え続ける唯一無二の独創性、レオス・カラックス監督のダークファンタジー・ロック・オペラ。原案・音楽はスパークス、ほぼ全編(ベッドシーンまで)の台詞が歌、それも事前収録ではなく撮影現場でライブで!
ソプラノ歌手のアン(マリオン・コティヤール)と挑発的スタンダップ・コメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)の美女と野獣のようなセレブ・カップル。不吉でアイロニカルなスパークスの楽曲に導かれ、次第にダークな世界に入り込む。二人の間に生まれたアネット(人形)ももちろん歌う・・・。
このビジュアル、世界観、あなたの目で確かめて。