3月8日は国際女性デー、島岡美延です。今、女性でいることは幸せですか?
ジェンダーギャップ120位の国で暮らす私たち。映画『ある職場(公開中)』をご紹介します。昨日のラジオに舩橋淳監督と主演の平井早紀さんが登場。実際に起きたセクハラ事件の後日談をフィクションで描きました。ドキュメンタリーだと個人が特定される恐れもあり、断念したそう。
有名ホテル勤務の大庭早紀は密室で上司のセクハラに遭う。事件は世間に知られ、SNS上では誹謗中傷、炎上。同僚が早紀を誘い、海辺の保養所で2泊3日の旅行を企画。彼女を励ますはずが、バッシングはここにいる人物からの可能性が浮かび上がり、互いに疑心暗鬼に・・・。
監督が用意した舞台設定で、俳優が即興に近い演技をする、という方法が取られた本作。平井さんは「(役名が自分と同じで)役なのか、自分自身なのか」と苦しむほどだったよう。
男女格差や様々な差別。この国はそれをなくす気はある? 現状維持を望む人たちが多い?