マスク着脱より不思議ルールの改定を、島岡美延です。劇場のブラボー禁止、満員の観客に「お帰りの際は他のお客様と距離を」「クラスターが発生した場合にご連絡」って・・・。
それはともかく、東京バレエ団特別公演『上野水香オン・ステージ』Aプロ最終日が素晴らしかった東京文化会館。先日、ローザンヌ国際バレエコンクール50周年記念ガラで踊ったばかりの上野水香。彼女がローザンヌで受賞したのは30年前、東京バレエ団でのキャリアに一区切り。
『白鳥の湖』オデット、ヌレエフ振付『シンデレラ』、そして『ボレロ』。実はゲストのマルセロ・ゴメスが肋骨を痛めてシンデレラの出演のみに。それゆえかBプロの『チーク・トウ・チーク』も。全く雰囲気の違う4作品の踊り分け、圧巻。まだまだ踊り続けてくれることを確信。
東京バレエ団のイリ・キリアン振付『小さな死』。男女のダンサーが最小限の衣装で肉体で魅せます。日々の鍛錬が舞台上に全てさらされるバレエダンサーの美しさ、あらためて感動。
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