能登半島地震、2024年が始まって3週間、島岡美延です。政治は何をしているのか、問われる日々。派閥解散問題でバタバタしている間も避難所では我慢が強いられ、災害関連死をどう防ぐのか。
命を救うため、ギリギリまで踏ん張っている人たち――。映画『その鼓動に耳をあてよ(27日公開)』をご紹介します。『ヤクザと憲法』『さよならテレビ』など手掛けた東海テレビが、ER(救急救命センター)に密着。
名古屋港から北へ3㌔にある名古屋掖済(エキサイ)会病院。救急車の受け入れ台数は年間1万台と愛知県内随一。24時間365日、「断らない救急」は身寄りのない者、生活困窮者まで誰でも受け入れる。医師は言う、「救急で何でも診るの〈何でも〉には、社会的な問題も含まれる」と。コロナ禍で救急車は連日過去最多を更新。他の病院に断られた患者が押し寄せ、ベッドは埋まる・・・。
大学病院に支えられた医局制度がない救急科を志望する医師は少ない、という現実も。地域医療の近未来のカオス。
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